フリーター 正社員なれない
フリーターから正社員になりたい人「正社員になるために就職活動をしているけど、なかなか就職先が決まらない。どうして自分は正社員になれないんだろう…。就活がうまくいかないときはどうすればいいの?」

このような方に向けて記事を書いています。

結論からいうと、フリーターから正社員になれない人は、下記の6つを改善すべきです。

  • 積極的に就職活動をしていない
  • 社会人マナーが身についていない
  • ビジネススキルが不足している
  • 企業選びの選択肢を限定しすぎている
  • 自分に自信がない
  • 就職活動の対策ができていない

ドフラ
こんにちは。26歳までフリーターだった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や人生に役立つ情報を発信しています。

この記事では、僕が実際に話を聞いた20代フリーターの方の体験談をもとに「フリーターが正社員になれない理由」「フリーターから正社員になれない時の対処法」を解説します。

この記事を読めば、フリーターからの就職に不安を抱えている方でも、今日から前向きに就職活動を進められるようになりますよ。

3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。

『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、下記の記事を読むほうが早いかもです。

フリーターが正社員になれない理由を3分で解説。20代4名の失敗談

ここからは、僕が20代フリーターの方にインタビューした、「フリーターから正社員になれないと感じた瞬間」を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

23歳フリーターが正社員になれないと感じた理由:正社員になるのが怖い…

フリーター 正社員なれない

学習塾アルバイトの丸山隼樹さん(23歳男性・仮名)がフリーターから正社員になれない理由は、『正社員になるのが怖いから』です。の失敗談を紹介します。

丸山隼樹さんは大学時代にホストのアルバイトを始めて、夜型の生活に切り替わってしまったことで、大学に通えなくなり、4年生のときに大学を中退しました。

大学中退後もホストのアルバイトを続けていましたが、ブラックな労働環境に限界を感じて、結局3ヶ月でホストを辞めることに…。

次に始めたのは学習塾のアルバイトで、もともと人に喜んでもらうのが好きな性格だったこともあり、業務内容はとても充実していました。

しかし年齢が23歳になり、『年齢的にそろそろ就職しないとヤバい…』と思い、正社員になることを決意します。

その後、丸山隼樹さんは5社の選考を受けて、2社から内定をもらったにも関わらず、『なぜ自分に内定を出したかわからない』『採用担当が信用できない』という理由から内定を辞退しました。

ただし、この発言の根元にあるのは、『正社員になるのが怖い』という恐怖心です。

つまりこれは、『責任を求められない時給労働者』から『責任を求められる正社員』になることへの恐れです。

人間には『変化を嫌って現状維持を好む』という性質があるので、変化への恐怖を乗り換えられないと、フリーターから正社員にはなれないですね。

20歳フリーターが正社員になれないと感じた理由:仕事の責任が怖い…

フリーター 正社員なれない

焼き肉屋アルバイトの本山翔さん(20歳男性・仮名)がフリーターから正社員になれない理由は、『正社員の仕事の責任が怖いから』です。の失敗談を紹介します。

本山翔さんは情報系の大学に通っていましたが、授業のレベルについていけず、2年生のときに大学を中退しました。

大学を辞めた後は、焼き肉屋のアルバイトを始めて、フリーター生活を続けていました。

しかし、両親から『大学に行かないなら早く就職しろ!』といわれ、仕方なく就職活動を始めたそうです。

求人サイトに登録して求人情報を探してみたり、ハローワークに行って自分に合う求人を調べてみたり…。自分なりに就活を頑張っていました。

でも他人から強制された就職活動だったため、正社員になる覚悟が決まらず、3ヶ月経っても応募した企業はゼロでした…。

本山翔さんのように『なぜ自分は正社員になりたいのか?』が決まっていないと、フリーターを抜け出すのは難しいですね。

24歳フリーターが正社員になれないと感じた理由:楽な生活を手放せない…

フリーター 正社員なれない

アニメグッズ店アルバイトの上田祐樹さん(24歳男性・仮名)がフリーターから正社員になれない理由は、『フリーターの楽な生活を手放せないから』です。の失敗談を紹介します

上田祐樹さんは大学卒業後、一度は正社員に就職した経験があります。

新卒でITエンジニアに就職しましたが、職場のレベルが高すぎて業務についていけず、入社3ヶ月で退職しました。

退職した後は2ヶ月のニート期間を経て、アニメグッズ店でアルバイトを始めて、フリーター生活を続けていました。

しかしその後、上田祐樹さんが働いていた店舗が移転することになり、その移転先が自宅から30分以上も離れるということで、それは無理だと思いアルバイトを辞める決断をします。

上田祐樹さんは『どうせ辞めるなら正社員になろう!』と考え、正社員になるために就職活動を始めました。

でも結果は『面接を10社受けても全部落選する』という散々なものでした…。

落選理由の多くは、『志望動機が不明確だったから』です。

【業界を志望する理由・企業を志望する理由・正社員になる理由】が固まっておらず、面接でうまく話せなかったようです。

ただし、この根元にある問題は『フリーターの楽な生活を手放せなかったから』です。

人間は楽をする方向に流れる生き物なので、フリーターの楽な生活を捨てて、あえて大変な正社員の道を選ぼうとは思わないのです。

つまり、よほど大きな原動力がないと、フリーターから正社員にはなれない、ということですね。

21歳フリーターが正社員になれないと感じた理由:夜型生活を辞められない…

高卒 転職 現実

カラオケ店アルバイトの林田竜一さん(22歳男性・仮名)がフリーターから正社員になれない理由は、『フリーターの夜型生活をやめれないから』です。の失敗談を紹介します

林田竜一さんは理工系の大学に推薦で進学したものの、授業を受けていく中で、『工業高校出身の自分では基礎的な学力が足りなさすぎる…』と痛感し、2年生のときに大学を中退しました。

大学中退後は学生時代から続けていた、カラオケ店でのアルバイトをしながら、フリーター生活を続けていました。

その後、年齢が22歳になり、同級生が新卒で社会人デビューする姿をみて、『自分もこのままじゃダメだ!正社員になろう!』と決めました。

林田竜一さんは工業高校出身だったので、製造業の仕事を中心に探しており、モノづくりに関われる会社への就職を目指していました。

しかし、カラオケ店のアルバイトが夜シフト中心だったので、昼間は寝ていることが多くて、企業との面接日時の調整などがスムーズにいきませんでした。

そのうち『22歳だから就職しないと!』という熱も冷めてしまい、せっかく始めた就活も辞めてしまいました…。

林田竜一さんのように、夜型生活を続けているフリーターは、なかなか正社員になれないですね。

※20代後半のフリーターから就職に成功した人の体験談を下記に記載してありますので、ぜひ就職活動の参考にしてみてください。

正社員になれない若者の割合を見てみよう

フリーター 正社員なれない

まず、正社員になれない若者の割合について、具体的なデータを見てみましょう。

日本では20代の若者の中で、正社員として働いていない人が少なくありません。

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、2023年時点で日本で非正規雇用で働く人は約2,124万人。

非正規雇用で働く若者の人数と割合は、下記のとおり。

  • 15〜24歳:277万人 (50.5%)
  • 25〜34歳:237万人 (22.5%)

ちなみに、日本のフリーターの割合は、約100人に1人しかいないといわれています。

フリーターから正社員になれない人の6つの特徴

僕も26歳までフリーターとして働いていましたが、考え方や行動を変えた結果、なんとか今はWeb制作会社の正社員で働けています。

ここからは、僕自身の経験も交えながら「フリーターから正社員になれない人の特徴」を紹介していきます。

積極的に就職活動をしていない

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正社員になりたいという気持ちがあっても、実際に行動に移さなければ結果は出ません。

具体的には「求人情報を定期的にチェックする、履歴書や職務経歴書を準備する、企業に応募する」など、積極的に動く必要があります。

ただし、就職活動はエネルギーと時間を要する大きなプロジェクトなので、就職する覚悟ができてないと、なかなか行動できません。

たとえば、僕がフリーターをしていた時期には、「いつか正社員になれればいいな〜」と思っていただけで、具体的な行動を起こしていなかった時期がありました。

理由もなくフリーターを続けている人は、「正社員に就職するモチベーションが本当にあるのか?」を自分自身に問いかけてみてください。

社会人マナーが身についていない

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正社員として働くためには、社会人としての基本的なマナーが必要です。

これは、挨拶や礼儀、時間を守ること、コミュニケーション能力など、基本的なことを指します。

僕も最初はこれらのマナーに疎く、面接での印象が悪かったことがあります。

社会人マナーは、自己学習や研修、場合によっては専門の講座を受けることで身につけることができます。

たとえば、ビジネスマナーに関する書籍を読む、インターネットで情報を集める、または友人や家族からアドバイスをもらうことも効果的です。

ビジネススキルが不足している

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フリーターとして働いていると、特定のビジネススキルを身につける機会が少ないことがあります。

ビジネススキルとは、PCスキル、プレゼンテーション能力、問題解決能力などです。

僕も営業職に就く前には、これらのスキルが不足していると感じることがありました。

スキルを向上させるためには、学習と実践が必要です。

オンライン講座や資格取得を通じて、必要なスキルを習得することができます。

また、現場での経験を積むことで、実際にスキルを活かす機会を増やすことも重要です。

企業選びの選択肢を限定しすぎている

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自分に合った企業を見つけるためには、広い視野を持つことが大切です。

多くのフリーターが、業種や職種を限定しすぎることで、就職の機会を逃しています。

僕も最初は特定の業界にこだわりすぎて、他のチャンスを見落としていました。

企業選びの幅を広げるためには、自分の興味やスキルを再評価し、複数の業界や職種を検討することが必要です。

また、インターンシップやボランティア活動を通じて、さまざまな職場を体験することも役立ちます。

自分に自信がない

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自信の欠如は、就職活動において大きな障害となります。

自己評価が低いと、面接での自己PRがうまくいかず、企業に良い印象を与えることができません。

僕も一時期、自分に自信が持てず、面接でうまく話せなかった経験があります。

自信をつけるためには、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。

たとえば、アルバイトでの成果を振り返り、自分が達成したことを再認識すること。

また、友人や家族からフィードバックをもらい、自分の強みを見つけることも効果的です。

就職活動の対策ができていない

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就職活動には戦略と準備が必要です。

たとえば、企業研究を怠ると、面接での質問に答えられず、企業に興味がないと思われてしまうことがあります。

企業のホームページやニュース、口コミサイトを活用して、企業の文化や価値観、求める人材像を理解しましょう。

また、履歴書や職務経歴書の作成も重要なポイントです。定期的に見直し、最新の情報や具体的な成果を記載しておきましょう。

このようにフリーターから正社員になるためには、積極的な行動と準備が不可欠です。

記事を書いている僕もフリーターから就職活動を始めた当初は失敗の連続で、30社応募して内定ゼロだった…という恥ずかしい経験もしています。

しかしその後、自分なりに就職活動との向き合い方を変えて、転職エージェントというプロのサポートも借りて、なんとか26歳でIT企業の正社員になることができました。

僕はもともと年収190万円の倉庫バイトだったので、僕と同じような経歴かもっと良い職歴の方なら、必ず正社員になれますよ。

ただし、フリーターから正社員を目指すなら1歳でも若いほうが採用されやすいので、やむを得ない事情がない場合は、できるだけ早めに就職しておくの安全です。

年齢が上がるほど、特に30代になると、就職の難易度は高くなりますからね。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に就職できましたよ。

フリーターから正社員を目指す人におすすめの就職方法

ここでは、「フリーターから正社員を目指す人におすすめの就職方法」を3つ紹介します。

20代後半でフリーターから正社員になった僕の経験も踏まえつつ、それぞれ紹介していきますね。

就職サイトで求人情報をチェックする

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就職サイトは、最新の求人情報を簡単に検索できる便利なツールです。

自分に合った仕事を見つけるために、複数の就職サイトに登録して、フリーターから正社員を目指せる求人を常にチェックしておきましょう。

就職サイトには企業の詳細情報が掲載されていることも多いので、企業理念や福利厚生、先輩社員のインタビューなども確認しておくのがおすすめです。

※フリーターから正社員を目指せる求人が豊富な就職サイトは下記に記載してありますので、ぜひこの機会に無料登録しておいてくださいね。

ハローワークに通う

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ハローワークは、国が運営する公共職業安定所で、無料で利用できる就職支援機関です。

幅広い求人情報が揃っており、ハローワークの窓口やウェブサイトで、求人情報を検索することができます。

ハローワークでは職業訓練プログラムを提供しており、条件が合えば、これを利用して、新たなスキルを身につけることができます。

転職エージェントを利用する

フリーター 正社員なれない

転職エージェントは、求職者と企業のマッチングをサポートしてくれる専門機関です。

キャリアアドバイザーが就職活動を手厚くサポートしてくれます。

転職エージェントのキャリアアドバイザーから、履歴書の書き方や面接対策など、プロのアドバイスを受けることができます。

転職エージェントを利用することで、一般には公開されていない非公開の求人情報にアクセスすることができるため、選択肢が広がります。

また、キャリアアドバイザーが自分に合った企業を見つけるためのサポートをしてくれるので、ミスマッチを防ぐこともできます。

実際に僕も転職エージェントを利用して、具体的なアドバイスをもらったり、手厚くフォローしてもらったおかげで、フリーターからIT企業の正社員に就職することができました。

ドフラ
フリーターから正社員への就職に失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。