

このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、警備員が馬鹿にされる理由は、世間的に警備員は底辺だと思われているからです。
現在の警備業は、法律で厳しく規制されていますが、以前は不法行為をする警備会社もあり、そのせいでマイナスイメージが広がっているようです。
実際に警備員をやっている人の中には、身体を鍛えたり資格を取得したりして、警備員のスキルを日々磨く意識の高い人もいます。
でも警備員をやったことがない人には、そんなことは伝わらないので、いつまで経っても警備員のイメージは低いままです…。
『そんなのおかしい!』と思うかもしれませんが、世間のイメージを変えるのは無理ゲーです。
『どうしても馬鹿にされるのが耐えれない!』という人は、世間的なイメージの良い仕事に転職するしかないですね。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計329名の会社員の方にインタビューしてきたので、様々な業界で働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
ということで、今回は『警備員が馬鹿にされる理由』を解説します。
それでは、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐに警備員から転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
なぜ警備員は馬鹿にされるのか?【人生終わりとか失礼だろ!】

現在は『警備業法』という法律で、警備業は厳しく規制されています。
しかし警備業ができたばかりの頃は、不法行為をする警備会社も多く、そのネガティブなイメージが残っていて、警備員は底辺の仕事だと思っている人もいるようです。
でも実際は、警備員の仕事も突き詰めると奥が深く、さまざまな現場で経験を積んだり、警備関係の資格を取得したりすることで、キャリアアップしていくことも可能です。
さらに警備員の仕事は、臨機応変な対応を求められる場面もあり、地頭力が必要になることもあります。
『警備員の仕事=立ってるだけ』というイメージを持つ人もいますが、実際は業務量が結構多いです。
ただ警備員をやったことがない人は、そんなことを知らないので、勝手なイメージで『警備員=自分より下の人たち』と決めつけているのです。
悲しいことに、世間的には『警備員=誰でも出来る仕事』という印象が強いので、『警備員をやってる』と言うと馬鹿にされることもある、というのが現実です…。
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警備員が馬鹿にされるのは誰でも採用する警備会社が実在するから
警備会社の中には上場企業もありますし、法令順守で厳しい管理体制を整えている会社もあります。
前職がギャンブル系や夜系の人は採用しない警備会社や、過去に消費者金融から借金をした経験のある人は採用しない警備会社など、厳選した人材しか採用しない会社もあるほどです。
そのいっぽうで、『とにかく誰でもいいから大量に人を採用しよう』と考える警備会社もあります。
このような警備会社は、普通の会社なら採用されない人でも、とりあえず採用して警備員で働かせるので、この影響で警備全体の質が下がっていると言っても過言ではありません。
実際にある警備会社の採用担当から聴いた話だと、『ハローワークから出てくる人に声をかけたり、公園で寝てる人に声をかけたりして、人を採用することもあった…』と言っていました。
これは、かなりヤバいですよね…。
でも警備会社は、常に人手不足の問題を抱えているため、これくらいやらないと人を確保できなかったようです。
警備員の同僚が低レベルで馬鹿にされるのも仕方ないと思った

警備員が馬鹿にされることにムカつく半面、職場にいる同僚の警備員が低レベル過ぎて、馬鹿にされるのも仕方ないか…と思う人も多いです。
たとえば、警備員にはこんな人もいます。
・出勤してきたけど制服を忘れて笑いながら帰って行った人
・仮眠室でエアガンを打ちまくって穴だらけにしたのに自分ではないと言い張る人
・現場でトラブルが起きても絶対に自分から動こうとしない人
・トラックを誘導してるときに壁にぶつかってから停止の指示を出した人
・仕事中にずっとスマホでゲームをやってる人
上記のとおり。
普通の会社だと、秒速でクビになりそうな人もいます…。
そのいっぽうで、警備員の仕事に誇りを持って、本部までキャリアアップしていく人もいます。
このように警備員は、優秀な人とダメな人の差が極端なのです。
でも世の中は、良いイメージより悪いイメージの方が広がりやすいので、『警備員=底辺の仕事』となってしまうのです。
ちなみに、これは心理学で『ネガティブバイアス』といわれ、ポジティブなイメージよりネガティブなイメージの方が注目されやすく、記憶にも残りやすい、という研究結果も出ています。

【まとめ】警備員を辞めないと馬鹿にされ続ける
この記事のまとめです。
- 警備業法で規制される前に不法行為をする警備会社もあった
- 警備員が底辺というイメージは簡単には変わらない
- 誰でも採用する警備会社が実在するから馬鹿にされる
- 警備員の同僚が低レベルで馬鹿にされるのも仕方ないと思う
- 警備員は優秀な人とダメな人が二極化している
- 馬鹿にされるのが嫌なら警備員から転職するしかない
『警備員は大変なのに馬鹿にされるのは納得できない!』という気持ちもわかりますが、世間的に警備員が下に見られるのは仕方のないことです。
馬鹿にされるのが嫌な人は、警備員を見下す人を説得するより、自分が警備員から転職する方が早いですね。
あなたが20代30代なら、警備員から異業種に転職することはできるので、この機会に視野を広げてみてはいかがですか?
