警備員 馬鹿にされる
警備員が馬鹿にされてツラい『警備員をやってると言うと必ず馬鹿にされる。警備員の仕事は大変なのに何でこんなに見下されるの?』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、警備員が馬鹿にされる理由は、世間的に警備員は底辺だと思われているからです。

現在の警備業は、法律で厳しく規制されていますが、以前は不法行為をする警備会社もあり、そのせいでマイナスイメージが広がっているようです。

実際に警備員をやっている人の中には、身体を鍛えたり資格を取得したりして、警備員のスキルを日々磨く意識の高い人もいます。

でも警備員をやったことがない人には、そんなことは伝わらないので、いつまで経っても警備員のイメージは低いままです…。

『そんなのおかしい!』と思うかもしれませんが、世間のイメージを変えるのは無理ゲーです。

『どうしても馬鹿にされるのが耐えれない!』という人は、世間的なイメージの良い仕事に転職するしかないですね。

ドフラ
こんにちは。元倉庫作業員のドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、警備員のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聴いた、元警備員の方の体験談をもとに『警備員が馬鹿にされる理由』から『警備員から転職で失敗しない方法』までを解説していきます。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう~。

すぐに『警備員から転職で失敗しない方法』が知りたい方は、第5章『警備員から異業種に転職する方法【人生終わりと諦めるのは早いです】』に進んでくださいね!

なぜ警備員は馬鹿にされるのか?【人生終わりとか失礼だろ!】

警備員 馬鹿にされる

現在は『警備業法』という法律で、警備業は厳しく規制されています。

しかし警備業ができたばかりの頃は、不法行為をする警備会社も多く、そのネガティブなイメージが残っていて、警備員は底辺の仕事だと思っている人もいるようです。

でも実際は、警備員の仕事も突き詰めると奥が深く、さまざまな現場で経験を積んだり、警備関係の資格を取得したりすることで、キャリアアップしていくことも可能です。

さらに警備員の仕事は、臨機応変な対応を求められる場面もあり、地頭力が必要になることもあります。

『警備員の仕事=立ってるだけ』というイメージを持つ人もいますが、実際は業務量が結構多いです。

ただ警備員をやったことがない人は、そんなことを知らないので、勝手なイメージで『警備員=自分より下の人たち』と決めつけているのです。

悲しいことに、世間的には『警備員=誰でも出来る仕事』という印象が強いので、『警備員をやってる』と言うと馬鹿にされることもある、というのが現実です…。

警備員が馬鹿にされるのは誰でも採用する警備会社が実在するから

警備員 馬鹿にされる

警備会社の中には上場企業もありますし、法令順守で厳しい管理体制を整えている会社もあります。

前職がギャンブル系や夜系の人は採用しない警備会社や、過去に消費者金融から借金をした経験のある人は採用しない警備会社など、厳選した人材しか採用しない会社もあるほどです。

そのいっぽうで、『とにかく誰でもいいから大量に人を採用しよう』と考える警備会社もあります。

このような警備会社は、普通の会社なら採用されない人でも、とりあえず採用して警備員で働かせるので、この影響で警備全体の質が下がっていると言っても過言ではありません。

実際にある警備会社の採用担当から聴いた話だと、『ハローワークから出てくる人に声をかけたり、公園で寝てる人に声をかけたりして、人を採用することもあった…』と言っていました。

これは、かなりヤバいですよね…。

でも警備会社は、常に人手不足の問題を抱えているため、これくらいやらないと人を確保できなかったようです。

警備員は人生終わり?同僚の警備員が低レベルすぎた体験談

警備員 人生終わり

警備員が馬鹿にされることにムカつく半面、職場にいる同僚の警備員が低レベル過ぎて、馬鹿にされるのも仕方ないか…と思う人も多いです。

たとえば、警備員にはこんな人もいます。

  • 出勤してきたけど制服を忘れて笑いながら帰って行った人
  • 仮眠室でエアガンを打ちまくって穴だらけにしたのに自分ではないと言い張る人
  • 現場でトラブルが起きても絶対に自分から動こうとしない人
  • トラックを誘導してるときに壁にぶつかってから停止の指示を出した人
  • 仕事中にずっとスマホでゲームをやってる人

上記のとおり。

普通の会社だと、秒速でクビになりそうな人もいます…。

そのいっぽうで、警備員の仕事に誇りを持って、本部までキャリアアップしていく人もいます。

このように警備員は、優秀な人とダメな人の差が極端なのです。

でも世の中は、良いイメージより悪いイメージの方が広がりやすいので、『警備員=底辺の仕事』となってしまうのです。

ちなみに、これは心理学で『ネガティブバイアス』といわれ、ポジティブなイメージよりネガティブなイメージの方が注目されやすく、記憶にも残りやすい、という研究結果も出ています。

警備員は人生終了じゃない!警備員から転職して人生変わった体験談

警備員 人生終わり

僕が実際に話を聞いた、警備員から異業種に転職した人たちは、警備員から以下の職種に転職していました。

  • 営業職
  • ITエンジニア
  • 事務職
  • ドライバー
  • 工場勤務

元警備員の中山直斗さん(24歳男性・仮名)は、新卒で貴重品輸送の警備員を続けていましたが、不規則なシフトや残業でプライベートを充実させることができなくなり、入社2年目で警備員を辞めました。

その後、中山直斗さんはコミュニケーション力や忍耐力をアピールして、警備員から上場グループのルート営業に転職することができました。

現在は土日休みで残業がほとんどなく、友人と会う機会も増えて、プライベートにゆとりのある生活ができるようになったそうです。

元警備員の冴木英史さん(26歳男性・仮名)は、新卒で施設警備員を続けていましたが、24時間体制や夜勤で体力的にきつくなり、入社4年目で警備員を辞めました。

その後、冴木英史さんは面接で人柄や誠実さを評価してもらい、警備員から安定企業のルート営業に転職することができました。

現在は土日休みで、残業はあっても月20時間ほどのホワイトな環境で働けており、お客様から直接感謝の言葉をもらえる機会も多くて、仕事にやりがいを感じているそうです。

元警備員の木村康児さん(27歳男性・仮名)は、商業施設やイベント会場の施設警備員を続けていましたが、不規則な生活や収入面を考えると将来が不安になり、入社4年目で警備員を辞めました。

警備員時代にパソコンで書類作成をするのが好きで、エンジニアの知り合いから仕事の話も聞いていて関心もあったため、せっかくなら好きなことを仕事にしようと思い、ITエンジニアへの転職を決意しました。

その後、木村康児さんは未経験からITエンジニアへの転職をサポートしてくれる無料の転職支援サービスを利用して、警備員からITエンジニアに転職することができました。

現在はリモートワークも可能な環境で、スマホアプリや業務アプリの開発を担当しており、毎日楽しみながら学習も仕事もできているそうです。

上記のとおり。

これは数ある人生のサンプルの三つですが、一番伝えたいのは『行動すれば絶対に人生変えれる』ということです。

警備員から異業種に転職する方法【人生終わりと諦めるのは早いです】

警備員 人生終わり

ここまでの内容から、警備員からでも異業種に転職できることを、理解していただけたと思います。

とはいえ、具体的にどうやって転職活動すればいいのかわからない…という方もいますよね?

結論からいうと、警備員が異業種に転職するまでの、具体的なステップは次のとおりです。

①未経験向けの転職エージェントに無料登録する
②担当アドバイザーにカウンセリングしてもらう
③担当アドバイザーにキャリアプランを考えてもらう
④担当アドバイザーに求人を提案してもらう
⑤担当アドバイザーに応募書類の作成を手伝ってもらう
⑥担当アドバイザーに面接対策をやってもらう
⑦企業の面接を受ける
⑧担当アドバイザーに選考結果のフィードバックをもらう
⑨担当アドバイザーに相談しつつ、内定が出た企業の中から転職先を決める

上記のとおり、転職エージェントに登録すれば、自己分析・求人選び・書類作成・面接対策まで全部やってくれるので、めちゃくちゃ楽に転職活動を進めていけます。

ただし、世の中には『経験者の転職に強いエージェント』と『未経験者の転職に強いエージェント』があり、ここを選び間違えると失敗するので、注意が必要です。

警備員から転職に失敗したくない方が登録すべきなのは、『未経験者の転職に強いエージェント』ですね。

実際に記事で紹介した木村康児さんも、警備員を辞めたあとに『未経験者の転職に強いエージェント』を利用して、ITエンジニアへの転職を成功させています。

転職エージェントは、無料で全て利用できるので、あなたにリスクはありません。

とりあえず迷ったら、転職エージェントに登録してみるのが安全ですね。

ドフラ
『木村康児さんが利用した転職エージェント』はこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

まとめ:警備員は人生終わりじゃない!行動すれば人生変わる

この記事のまとめです。

  • 警備業法で規制される前に不法行為をする警備会社もあった
  • 警備員が底辺というイメージは簡単には変わらない
  • 誰でも採用する警備会社が実在するから馬鹿にされる
  • 警備員の同僚が低レベルで馬鹿にされるのも仕方ないと思う
  • 警備員は優秀な人とダメな人が二極化している
  • 馬鹿にされるのが嫌なら警備員から転職するしかない

『警備員は大変なのに馬鹿にされるのは納得できない!』という気持ちもわかりますが、世間的に警備員が下に見られるのは仕方のないことです。

馬鹿にされるのが嫌な人は、警備員を見下す人を説得するより、自分が警備員から転職する方が早いですね。

でも環境を変えるのは勇気がいるので、今のままではマズイと思いながらも、なかなか行動できない気持ちもわかります。

しかしそのまま放置していると、年齢的に警備員から転職するのが難しくなり、『きつい人生から一生抜け出せない…』という末路が待っています。

今すぐに転職して新しい未来を手に入れるか、そのまま警備員のきつい仕事に耐え続けるか…。

人によって価値観はちがうので、どちらを選んでもOKです。

あとは、あなた次第。

今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

ドフラ
警備員から転職で失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。