このような方に向けて記事を書いています。
仕事が簡単そうだと思って清掃員に就職したら、職場のレベルが低すぎてストレスがヤバい…と悩んでいる方は多いです。
結論からいうと、どこに行っても清掃員の正社員はマジできついです…。
清掃員の正社員がきつい理由は、次のとおり。
・仕事が単調でつまらない
・給料が安すぎる
・ゴミの臭いがひどい
・体力的にきつい
・雑に扱われる
・ギャンブル好きが多い
・悪口を言う人間が多い
清掃員の仕事って、なかなか大変ですよね…。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕は累計985名の転職相談に乗ってきた経験がありますが、元清掃員の方の話を聞いていると、本当に大変な労働環境の中で頑張っているんだな…と尊敬します。
でも、身体も精神も崩壊するレベルだと、正直きついですよね。
『せっかく就職したから頑張りたいけど、清掃員がこんなに大変だとは思わなかった…』というのが本音ではないでしょうか?
今回は、僕が実際に元清掃員の方から聞いた話をもとに『清掃員の正社員がマジできつい理由』から『清掃員から転職で失敗しない方法』までを解説していきます。
この記事を読めば、清掃員の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
清掃員の正社員がマジできつい理由【元清掃員の失敗談あり】
今回は元清掃員の『鈴村康太さん(27歳男性・仮名)』の実体験をもとに、清掃員の正社員の実態を紹介していきます。
鈴村康太さんは大学を卒業後、リゾートホテルに新卒で就職し、ホテル内のレストランでウエイターの仕事をしていました。
ホテルのウエイターの仕事自体は面白かったのですが、毎日の残業や休日の少なさに限界を感じて、入社3年で会社を退職。
その後はアルバイトを転々とし、新聞広告で清掃員の求人情報をみつけて、これはラクそうだと思って応募しました。
面接で必要だったのは履歴書だけで、質問されたのは『体力はあるか?』『いつから来れるか?』という最低限のことだけ。
面接時間は15分程度で、あっさりと採用されました。
鈴村康太さんは『なんか新卒のときと全然違うな~』と思いつつ、とりあえず内定が出たので、清掃員として働き始めることを決めました。
実際に清掃員の仕事をやってみると、職場が想像以上に底辺だったのです…。
清掃業が底辺だと思った瞬間とは?
世の中的には『清掃業=底辺』というイメージがあります。
では、なぜ清掃業は底辺だといわれるのでしょうか?
鈴村康太さんいわく『清掃業は働いている人間の質が悪すぎる』とのこと。
鈴村康太さんが働いていた清掃会社には、仕事中にギャンブルの話ばかりする、人の悪口ばかり言っている、下品な話ばかりする…という底辺の人間が集まっていました。
仕事に対するモチベーションは低く、会話も低レベルだったので、職場の誰とも仲良くなれなかったそうです。
『こんな底辺の職場は自分の居場所じゃない…』
清掃員として働いていた頃の鈴村康太さんは、ずっとこう思っていました。
清掃の仕事は恥ずかしい!本当に惨めです…
鈴村康太さんは『清掃員の仕事は恥ずかしい…』と語ります。
清掃員の仕事が恥ずかしいと思う理由は、仕事内容が誰でもできる単純労働で、人の目に触れることが多いからです。
たとえば、鈴村康太さんが担当していた清掃の仕事は、次のとおりです。
・ペットボトル・空き缶・生ゴミを回収してゴミ捨て場まで運ぶ
・玄関ホールや階段の掃き掃除とモップ掛け
・各フロアのエレベーターホールの掃除機掛け
・窓ガラスやドアの雑巾がけ
『なんで20代の自分がこんな仕事をしてるんだろう…』という感じで、仕事中は本当に惨めな気持ちになっていたそうです。
1社目がホテルレストランのウエイターという華やかな仕事だったこともあり、そこからの清掃員はギャップがすごいですね…。
清掃業はやめとけ!僕が清掃業を辞めた理由とは?
鈴村康太さんは『若い人が清掃業を選ぶのは本当にもったいない!』と言います。
清掃員の仕事を何年続けても、掃き掃除やモップ掛けが上手くなるだけ。
これって誰でもできますよね。
実際に清掃員には、パートの主婦の方がめちゃくちゃ多いですから…。
仕事人生において、20代30代は仕事の基礎体力を身に付ける重要な時期なので、この貴重な時間を清掃員で消耗するのやめた方がいいです。
鈴村康太さんが清掃業を辞めた理由は、次のとおりです。
・職場の人間が底辺すぎた
・何もスキルが身に付かなかった
・清掃の仕事が恥ずかしかった
・体力的にきつかった
・給料がめちゃくちゃ安かった
・将来のキャリアが不安になった
外から見てると『清掃員はラクそうでいいな~』と思うかもしれませんが、実際にやってみると結構きついですね…。
※元清掃員の錦戸浩二さん(28歳男性・仮名)が、『清掃員はみじめだと思った体験談』は以下の記事をどうぞ。
清掃業は給料が安い!年収280万円の底辺労働者でした
清掃業は給料がめちゃくちゃ安いです。
鈴村康太さんの場合は、1日8時間労働が基本で、残業を月20時間と土曜出勤を月2回やって、月給20万円ほどです…。
賞与などを合わせても、年収280万円くらい。
清掃員は仕事内容が単調のため、将来的な昇給も期待できません。
20代前半の実家暮らしならやっていけますが、一人暮らしになると年収280万円は無理ゲーですね…。
正社員で働くなら、最低でも年収300万円はほしいですね。
ちなみにDODAが公開する『20代の平均年収』によると、20代の平均年収は348万円です。
・20代の平均年収:348万円
・20代男性の平均年収:371万円
・20代女性の平均年収:321万円
上記のとおり。
ちなみに29歳の平均年収は『404万円』となっているので、もし29歳まで清掃員を続けていたら、年収は平均より120万円ほど安くなってしまいます。
清掃員から転職する前にやっておくべきこと
今の段階で、『清掃員の正社員はきつい…』『清掃員はみじめすぎる…』と思っている方は、そもそも清掃員の仕事に向いてない可能性が高いです。
そして、自分に向いてない仕事を選んでしまう最大の原因は、自分の強みや弱みを理解できていないからです。
つまり、自己分析が足りていない、ということ。
とはいえ、今まで自己分析をやったことがない人が、自分の強みや弱みを分析するのは大変だと思います。
そんな方のために、世の中には自己分析ツールが多く存在します。
その中でも、特におすすめなのが、無料で適職診断テストが受けれる『転職アプリ』ですね。
すべて無料で利用できますし、面談や履歴書などの手間もないので、あなたにリスクはありません。
自分に向いてる仕事を順番に教えてくれたり、適性の低い職種も表示してくれるので、自分に合わない仕事を選ぶリスクも回避できます。
また、自分の個性や特徴を数値化してくれるので、客観的なデータをもとに自己分析も可能ですよ。
清掃員から転職を考えている方は、ぜひ無料の適職診断テストを試してみてくださいね。
清掃員から転職で失敗しない方法とは?
清掃員の正社員から転職したい方は、絶対に自分ひとりで転職活動しないでください。
それはなぜか?
転職経験の少ない方が、自分ひとりで転職しようとすると、失敗するリスクが高いからです。
僕は初めて転職するときに、最初は自分ひとりで転職活動をしていたのですが、半年経っても、1社も内定がもらえませんでした…。
僕が転職活動に失敗した理由は、次のとおり。
- ハイクラス求人に応募していた
- 履歴書や職務経歴書の内容がスカスカだった
- 企業ごとの面接対策ができていなかった
上記のとおり、僕は転職活動をかなり甘く考えていました。
僕は運よく、友人に転職エージェントを紹介してもらい、担当アドバイザーのサポートのおかげで、無事にフリーターからIT業界の正社員に転職できました。
もちろん清掃員の正社員の方が、フリーターだった僕と同レベルだとは思いませんが、失敗するリスクは低い方がいいですよね。
転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたのリスクはゼロです。
とりあえず登録しておいて、損はしないと思いますよ。
清掃員の正社員がきつい理由【まとめ】
最後に、清掃員の正社員がきつい理由をまとめておきます。
- 仕事が単調でつまらない
- 給料が安すぎる
- ゴミの臭いがひどい
- 体力的にきつい
- 雑に扱われる
- ギャンブル好きが多い
- 悪口を言う人間が多い
今回の内容は、僕が元清掃員の方から実際に聞いた話がもとになっています。
『精神的にも肉体的にも、清掃員の正社員がきつくなってきた…』という方は、できるだけ若いうちに転職しておくのが安全です。
年齢を重ねるほど、未経験からの転職が難しくなるので、やり直せるうちに行動しておきたいところです。
この記事で紹介した元清掃員の鈴村康太さん(仮名)は、27歳で清掃員からIT企業の営業職に転職して、『過酷な労働環境・年収250万円』という人生から『ホワイトな労働環境・年収450万円』という人生に移動することができました。
この生き方は、たくさんある中の一つのサンプルにすぎませんが、一番伝えたいのは『20代なら絶対に人生やり直せる』ということです。
まずは小さな一歩でもいいので、あなたにできることから始めてみませんか?
『自分の人生このままじゃいけない…』と思った方は、今日というより今から始めてみましょう。