「自己分析がなかなかうまくできない…」
「簡単に自己分析をする方法ってないの?」
この悩みを解決します。
結論からいうと、自己分析ができない人は過去の自分を振り返るだけでいいです。
自己分析をしたほうがいいのはわかるけど、自己分析をするのはちょっと大変そうなイメージがありますよね。
でも、過去の自分を振り返るだけでいいいなら、簡単にできると思いませんか?
この記事では、「過去の自分を振り返ることで自己分析をする方法」について解説しています。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
自己分析できない人は過去の自分を振り返るだけでいい理由
人生100年時代といわれている現在、自分の人生に迷っている人はたくさんいらっしゃいます。
転職を希望する方から、このような相談を受けることが増えてきています。
「自己分析をして自分の人生に迷わないようにしたいのですが、いい方法はありますか?」
「自己分析をして人生の軸を見つけたいのですが、オススメの方法はありますか?」
自己分析が大事だということを、理解している方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、自己分析のやり方がわからないという方や、うまく自己分析ができないという方が多いです。
自己分析ができないという方は、過去の自分を振り返るだけでいいです。
自己分析と聞くと、ちょっと大変そうなイメージがあって二の足を踏んでしまう方もいらっしゃると思いますが、過去の自分を振り返るだけでいいなら、カンタンにできそうですよね。
ここからは過去の自分を振り返るために、何をすればいいかを説明していきます。
自分を振り返るための質問を紹介します
自己分析ができない人は、過去の自分を振り返るだけいいです。
その理由は、過去の自分を振り返ると、自分のことがわかってくるからです。
自己分析とは「自分を知ること」なのです。
過去の自分を振り返るための質問がこちらです。各質問の答えをノートに書き出してみてください。
- 将来の夢は何でしたか?
- 理想の職業は何でしたか?
- 理想の年収はいくらでしたか?
- 理想の人はどんな人でしたか?
- どんなことが好きでしたか?
- どんなことが嫌いでしたか?
- 自分の尊敬できるところはどこでしたか?
- 自分のコンプレックスは何でしたか?
- 1番大切にしていたものは何でしたか?
- 雑に扱ってしまっていたものは何でしたか?
- どんな食生活をしたいと思っていましたか?
- どんな場所に住みたいと思っていましたか?
- 絶対に譲れないものは何でしたか?
質問の答えは書き出せましたか?
書き出せたら、質問の答えを客観的に眺めてみましょう。
過去の自分が抱いていた将来の夢、好きなものや嫌いなもの、理想の年収や生活などを分析していると、自分がどんな人間かわかってきます。
過去の自分が抱いていた感覚は、いまの自分も抱きやすい感覚です。
ですから、自己分析できない方には、過去の自分を振り返るのが効果的なのです。
自分を振り返ることができたら自己分析に進もう
自分を振り返る質問に答えたら、その流れで自己分析に進みましょう。
自己分析をするのは、素晴らしいことです。
しかし自己分析の仕方を間違えると、時間が無駄になってしまいます。
自己分析を始める前に、考えなければいけないことがあります。
それは「何のために自己分析をするのか」です。
- 就職活動のため?
- 今後の進路を決めるため?
- 人生の目的を知るため?
- 年収を上げるため?
- 新しいスキルや経験を身につけるため?
- 自分の市場価値を高めるため?
まずは、自己分析の目的を決めましょう。
自己分析の目的に正解はないので、どんな目的でも構いません。
たとえば、「年収1,000万円稼げるようになるため」「自分がやりたい仕事に就くため」「会社を起業するため」「いま働いている業界でスキルアップするため」など。
自分がこれだと思う目的があればいいので、その目的に沿って自己分析をしていきましょう。
目的がある人とない人とでは、自己分析の結果に大きな差が生まれます。
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自己分析で得たいものを明確にする
自己分析の目的が決まったら、次は「自己分析の後で得たいもの」を明確にしましょう。
目的を決めるのと同じくらい、何が得たいかを決めることは大切です。
大切な時間をつかうのですから、得られるリターンは最大化したいですよね。
- 人生の目的を明確にするため
- 迷わない人生を手に入れるため
- 充実した日々を過ごすため
- 幸せな生活を手に入れるため
- 会社を経営する自信をつけるため
自己分析で手に入れたいものには正解がないので、あなた自身が手に入れたいと思ったものであれば、何でも構いません。
自己分析の中で、いくつもの質問に答えていると、何のためにやっているのか、わからなくなる瞬間がきます。
その時のために「自己分析をする目的」と「自己分析で得たいもの」をどこかにメモしておくと、自己分析に迷いがなくなります。
目的や得たいものが明確になっていると、何をするときも圧倒的に質が深まります。
人生を変えたいなら過去の自分から脱却しよう
過去の自分が抱いていた感覚は、未来の自分にも影響を与えることがほとんどです。
過去の自分が幸せな人生を生きてきたと感じるなら、この先もあなたは幸せな人生を歩めます。逆に過去の自分が不幸な人生を生きてきたと感じるなら、この先もあなたの人生は不幸が続きます。
それはなぜか?
過去の自分の延長線上に、今の自分がいるからです。
さらに今の自分の延長に、未来の自分がいます。
人生について、どのように感じるかの積み重ねが、自分の人生を形成していくのです。
人間は簡単には変わりません。
今の自分を変えるには大きなパワーが必要です。考え方や行動、環境を変えるには大きなストレスがかかるので、現状を維持しようとする人がほとんどです。
人間には「ストレスのかかることを避ける性質」があります。
ですから人間は、過去の自分が継続していることを、なかなか変えられないのです。
過去の自分がお金に困ってきたのなら、あなたは急にお金持ちになることはありませんし、過去の自分が恋人に恵まれなかったのなら、あなたは急にステキな人にめぐり合うこともありません。
新しいことを始めたり、新しい場所に行ったり、今とはちがう自分になることに対して、大きなストレスを感じるように脳が設計されているのです。
転職するときに同僚が止めてきたり、起業するときに家族に反対されたりするのもこの仕組みです。
同僚も家族も、あなたには、自分が知っているあなたでいてほしいのです。
過去の自分を変えようとする、あなたの変化が怖いのです。
あなたのことを思っての行動ではなく、自分のためにあなたを留まらせようと必死で説得するのです。
ですから、あなた自身も、人生を変えたければ大きなストレスに打ち勝ち、過去の自分から脱却しなければいけません。
自己分析できない人は自分を振り返ることから始めましょう
何かを幸せだと感じたり、何かを不幸だと感じたりするのは、ものごとに対してあなたがどう考えるか次第です。
どんなに貧しい生活をしていても、その中で素晴らしいことを見つけられる人はいますし、楽園みたいな場所で生活をしていても不満をためて毎日イライラしている人もいます。
これはものごとを見る角度や、ものごとに対する考え方がちがうだけなのです。
考え方を少し変えるだけで、今見えている景色は全て見違えるほどに変化し、あなたが住む世界は変わります。
新しい考え方を取り入れる前に、まずは過去の自分と今の自分を分析してください。
自分自身のことを知らなければ、何が新しい考え方かもわかりません。
過去の自分が、どんな時にどんな感情を抱いてきたかを、さらに深く分析するために、自分に次の質問を投げかけて、答えをノートに書き出してみてください。
- どんな時に楽しいと思ってきましたか?
- どんな時に心のそこからワクワクしましたか?
- どんな時に悲しいと思ってきましたか?
- 過去に1番充実していた時はいつ何をしていた時ですか?
- 時間を忘れて熱中してしまうことは何ですか?
質問の答えが書き出せたら、それらを徹底的に分析して、まずは自分のことを理解してあげてください。
過去の自分を振り返ることで、これまで自分がどのように生きてきたかの流れがわかります。
これがわかると、これからの人生を、自分が望むように歩くためのヒントが見つかるはずです。
自分の1番の理解者は「自分」です。
過去の自分を理解することで、これからは自分とうまく付き合っていけるはずです。
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まとめ
今回のまとめです。
- 自己分析できない人は過去の自分を振り返るだけでいい
- 自分を振り返るために自問自答をくり返す
- 自分を振り返ることができたら自己分析に進む
- 自己分析で得たいものを明確にする
- 人生を変えたいなら過去の自分から脱却する
- 自己分析できない人は自分を振り返ることから始める
今回は「自己分析ができない人は過去の自分を振り返るだけでいい理由」について解説しました。
自己分析はハードルが高くて、なかなかチャレンジできないという方でも、過去の自分を知るだけでいいならカンタンにできそうですよね。
過去の自分の考え方や行動が、今の自分をつくっているので、過去の自分を知ることは、結果的に自己分析をしているということになるということです。
まずは、自分に質問することから、始めてみてください。