地下アイドル就職

この記事では、大学在学中からアイドル活動を続け、CA志望の夢も断念、25歳になった今も土日はステージに立ちながら「今年いっぱいで区切りをつけて正社員になる」と動き出した女性のリアルをお届けします。

夢を追い続けてきた20代が、現実と向き合い始めたとき何を考えるのか——同じように「そろそろ動かなければ」と感じている方にこそ読んでほしい体験談です。

ドフラ
こんにちは。元フリーターのドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

この記事の主人公
名前Y・Mさん(25歳女性)
学歴大学卒業(文学部 外国語学科)
主な職歴メイドカフェスタッフ(3年)→ フクロウカフェスタッフ → 地下アイドル活動(2年、現在も継続中)
就活のきっかけアイドル活動を今年いっぱいで終了予定、引っ越しを機に正社員就職を決意
就活の軸「土日休み」「平日19時までに退勤できる」「正社員」
使用した就職サービス転職エージェント(面談済み)
目指す職種黙って取り組める作業系・事務系(クレーム電話対応なし希望)

今回インタビューしたのは、大学1年生からアイドル活動を始め、メイドカフェやフクロウカフェでアルバイトをしながら25歳になった山川萌香さん(25歳女性・仮名)です。

2つのグループを兼任し、30曲のレパートリーを持つ。土日はほぼステージに立ち続けてきた彼女が、「今年いっぱいで区切りをつけて、1回ちゃんと正社員として働いてみる」と動き出しました。

3分で読める内容なので、それでは見ていきましょう〜。

「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。

大学1年から始めたアイドル活動——気づけば4年が経っていた

地下アイドル 就職

山川萌香さん(25歳女性・仮名)がアイドル活動を始めたのは、大学入学直後のことでした。

もともと人前に出ることが苦ではなく、ダンスや歌に関心があった。

そこへ声がかかり、気軽な気持ちで飛び込んだのが最初だったと話します。

大学時代は平日に授業とアルバイトをこなし、土日はアイドル活動と夜勤を掛け持ちするという生活が続きました。

「平日は学校行って、バイトして、土日はアイドルと夜勤とか。今思うと、よくやっていたなと思います」

卒業後はアイドル活動一本に絞ったのが2年前のこと。

現在は2つのグループを兼任し、30曲のレパートリーを持つまでになっています。

ライブ・ラジオ出演・撮影会——活動の幅は広く、土日はほぼ埋まっている状態です。

ただ、その生活に区切りをつける時期が近づいてきていると、山川さん自身が感じ始めていました。

CAになろうとしていた、大学4年のあの頃

山川さんのキャリアの話を聞くと、もうひとつの「夢」が出てきました。

大学4年生のとき、エアラインスクールに通ってCAを目指そうと考えていたそうです。

英語を専攻していたこともあり、「語学を活かした仕事がしたい」という気持ちが膨らんでいました。

ただ、アイドル活動との両立や、就職活動の時期とのタイミングが合わず、CA志望の夢は断念することになります。

「あのとき動いていたら、どうなっていたんだろうとは思います。でも、アイドルのことも後悔はしていない」

どちらの夢も、本気だったからこそ、どちらも手放しきれなかった時間があった。

山川さんのこれまでには、そういう正直さがあります。

「今年いっぱいで区切りをつける」と決めた理由

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山川さんがいま就職活動に動き出したのは、自分の中でひとつの決断をしたからです。

「アイドル活動は今年いっぱいの予定。1回、正社員として働いてみようと思っている。」

ずっと先延ばしにしてきたわけではない。

活動に本気で取り組んできたからこそ、「ここまで」という線引きが自分の中にできてきた。

自身の引っ越しも、そのタイミングと重なっています。

新しい街で、新しいスタートを切る。その気持ちが、就職活動への背中を押しています。

ただ、正直なところ、転職活動は「今は何もやっていない」状態からのスタートです。

まずはエージェントに登録して話を聞いてみるところから動き始めており、これからが本番という段階です。

ドフラ
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。

メイドカフェ3年で身についた、意外な強み

山川さんのアルバイト歴の中で、一番長く続いたのがメイドカフェでの仕事です。

3年間続けたこの経験は、履歴書の上では「飲食・接客」という一言に収まりますが、中身はそれだけではありません。

「好きな仕事は、洗い物とか黙ってできる作業。集中できるから。」

接客の現場にいながら、黙々とこなす作業に安心感を覚えるタイプ——これは、自分の適性への正直な気づきです。

一方で苦手だったのは、電話でのクレーム対応でした。

「電話口でのクレームはやっぱり嫌でしたね。直接の対応は大丈夫なんですが。」

対面のコミュニケーションは得意。でも、電話越しの折衝は消耗する——このセルフ分析は、次の仕事選びに直接活かせる情報です。

求人を選ぶとき、「電話対応が少ない」「内勤メインの業務」という軸で絞っていくことで、長続きできる職場と出会える可能性が上がります。

ステージで培った力は、職場でも通用する

「提供できるスキルが何かあるか」と聞かれると、山川さんは少し考えてからこう答えました。

「人前で話すことは大丈夫です。あと、体力はあると思います。ダンスを月3回はやっていたので。」

4年間のアイドル活動で身についたものは、決して「芸能の経験」だけではありません。

ライブという本番に向けて準備し、ステージでパフォーマンスを届け、ラジオでは言葉でリスナーに伝える——その積み重ねの中に、社会人としても活かせる力が育っています。

人前でも物怖じせず話せる。

これは事務職・接客職・営業補助など、幅広い職種で「入社後に伸びる人材」として評価される素地です。

面接の場でも、この経験は武器になります。「アルバイトしかない」と引け目を感じる必要はありません。

山川さんが次の仕事に求めること

山川さんが転職先を選ぶうえでの条件は、かなりはっきりしています。

① 土日休みであること

現在も土日はアイドル活動があり、就職後も当面は土日が動かせない状況です。活動終了後も、生活リズムとして土日休みを基本にしたいと考えています。

② 平日19時までに退勤できること

平日の夜もたまにイベントが入るため、19時までに仕事が終われる環境が必要です。残業が少ない職場、定時退社が文化として根付いている会社が合っています。

③ 電話クレーム対応が少ない仕事

苦手なことを正直に把握している点は、職場選びの精度を上げます。コールセンターや営業電話がメインの職種は避け、内勤・事務・作業系のポジションを中心に探すのが得策です。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

就職活動のリアルな状況——これから動き出す段階

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山川さんの転職活動は、現時点では「エージェントに登録して面談した」ところまで進んでいます。

具体的な求人への応募はこれからという段階で、まずは自分の条件と希望を整理しながら、エージェントと一緒に求人を絞り込んでいく流れになっています。

土日休み・平日19時退勤・電話クレーム対応が少ない仕事——この3つの軸が固まっているぶん、求人の絞り込みはしやすい状況です。

ぶっちゃけ、アイドル活動と並行しながら就職活動を進めるのは、スケジュール的にも精神的にも簡単ではありません。

ただ、「今年いっぱい」という期限を自分で決めている点は、大きなアドバンテージです。

終わりが見えているからこそ、次のステップに向けてエネルギーを注げる。その切り替えの準備が、いま少しずつ始まっています。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

この体験談から見えてくること

山川さんのストーリーには、夢を追ってきたフリーターが正社員を目指すうえで参考になる視点がいくつかあります。

「今年いっぱい」という期限が、就活のエンジンになる

「いつか就職しよう」という状態が一番動けない状態です。山川さんのように「この期限まで」という区切りを自分で決めると、行動に移しやすくなります。

転職活動は情報収集から始まるので、アイドル活動が続いている間から動き始めておくことで、終了後すぐに選考に進める状態を作っておけます。

苦手を正直に把握している人は、長続きする仕事に出会いやすい

「クレーム電話が苦手」「黙ってできる作業が好き」——この自己分析がはっきりしているほど、求人選びの精度が上がります。

入ってから「思っていたのと違った」という失敗を防ぐためにも、苦手を正直にエージェントに伝えることが大切です。

ステージの経験は、面接での武器になる

4年間アイドルとして活動してきた経験は、履歴書には書きにくいかもしれません。

でも「人前で話せる」「本番に向けて準備できる」「体力がある」という能力は、どの職場でも評価される素地です。

経験の「見せ方」を工夫するだけで、印象は大きく変わりますよね。

おわりに

大学1年からアイドルを始め、CAの夢も抱き、メイドカフェで3年働いてきた25歳。

回り道のように見えるかもしれませんが、どの経験も「やると決めてやってきた」時間です。

その積み重ねが、次の一歩の土台になります。

25歳、まだ十分に間に合います。

「今年いっぱい」という区切りが、山川さんの新しいスタートになることを願っています。