

このような方向けの記事です。
『特にやりたいことがないから』という理由で、なんとなく携帯ショップの販売員に就職する方は多いです。
でも携帯ショップで働いてみると、仕事にやりがいを見出せなかったり、何をモチベーションにすればいいか分からなかったり…ということもありますよね。
実際に世の中には、携帯ショップに就職した後ですぐに辞めてしまう人もたくさんいます。
今回紹介する元携帯ショップ店員の竹中隆三さん(23歳男性・仮名)の場合は、どうしても携帯販売の仕事に興味が持てず、新卒で入社して1ヶ月で退職する道を選びました。
この記事では『携帯ショップ店員を辞めた人や携帯ショップ店員の仕事の実態』を解説していきます。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、WEB制作会社に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログの内容を充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、就活や転職のリアルな情報をお伝えできると思います。
ここからは、元携帯ショップ販売員の竹中隆三さんの体験談をもとに『携帯ショップの職場のリアル』を伝えていきますね。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう~。
※『今すぐに携帯ショップから転職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
携帯ショップを新卒が辞めたいと思う理由【底辺?負け組?辛い?】

まずは、今回紹介する『竹中隆三さん(23歳男性・仮名)』の簡単な経歴を紹介します。
竹中隆三さんは偏差値45ほどの大学を卒業後、新卒で営業代行・販売代行の会社に就職しました。
どんな会社かというと、どこかの会社の商品を代行で営業販売したり、どこかの店舗の販売員を代行したりする会社ですね。
竹中隆三さんがこの会社を就職先に選んだ理由は『早く就職活動を終わらせたかったから…』です。
就職活動で1番最初に内定をもらえたのが、この会社だったわけです。
『そんなにテキトーに就職先を決めたらダメでしょ!』
このような声も聞こえてきそうですが、最初に内定をもらった会社に、何となく入社する大卒の方は意外と多い…。
ちなみに、竹中隆三さんはもともと理学療法士を目指していたのですが、どこからも内定をもらえなかったため、就職に焦っていたのかもしれませんね。
そして、最初に内定をもらった営業販売代行の会社に入社して、入社後1ヶ月で『携帯ショップ販売に興味が持てない…』という理由で退職することになりました。
携帯ショップ店員はやめた方がいい!就活はちゃんとやろう
竹中隆三さんは、何も考えずに新卒で入社する会社を決めた自身の過去を振り、『就活はちゃんとやるべきだった…』と語っています。
『大卒の新卒で就職するなら携帯ショップ店員はやめた方がいい!』とも言っていました。
とはいえ、これは携帯ショップの仕事が悪いわけではありません。
携帯ショップの仕事には『コミュニケーション能力が身に付く』や『プライベートの時間を確保しやすい』などのメリットもありますからね。
竹中隆三さんの最大のミスは、就職活動をテキトーにやってしまったこと。
人生の中で『大卒の新卒カード』は1度しか使えません。
『大学生の頃の就活』と『転職するときの就活』を比べるとよくわかりますが、新卒は選べる仕事や会社がめちゃくちゃ多いです。
日本では『大卒の新卒』が重宝される傾向があり、中途採用では絶対に入れないような会社が山ほど新卒採用をやっています。
ぶっちゃけ携帯ショップの仕事は中途採用でも転職しやすいので、あえて大卒の新卒で選ばなくてもいいかな~とは思いますね。
新卒で入社するなら、ビジネスマナー研修や社会人の基礎研修からガッツリやってくれる会社がおすすめです。
中途採用は即戦力での採用も多いので、入社後の研修はそこまで手厚くありません。
人生で一度しか使えない『新卒カード』は、慎重に活用したいですね。
【関連記事】
⇒新卒で入るべき会社と中途で入るべき会社の違い
携帯販売員を底辺だと思った理由は人間関係です

竹中隆三さんが携帯販売員を辞めた理由には、人間関係の問題もあります。
竹中隆三さんは某携帯ショップのサポート販売員として派遣されたのですが、新卒だったため仕事はまだまだ未熟でした。
そのため職場の先輩に仕事を教えてもらえると思っていたのですが、とても質問できるような空気じゃなかったのです…。
現場に配属される前の3月に1週間だけ研修はありましたが、それ以降は自力で仕事をこなさないといけない環境でした。
一般的には『若者が仕事を続ける理由』として、よく次の3点が挙げられます。
- 仕事内容が楽しい
- 給料が高い
- 人間関係が良い
残念ながら竹中隆三さんの場合は、上記の全てが満たされていませんでした…。
ぶっちゃけ職場の人間関係は入社してみないと分かりませんが、仕事を辞めるかどうかの大きな判断材料ですね。

携帯ショップは負け組なの?やりがいを感じられない人の特徴
世の中には『携帯ショップ=負け組』と思っている方もいるようです。
実際に竹中隆三さんは『携帯ショップの仕事に興味が持てない。自分は負け組だ…』と落ち込む日もあったのだとか。
携帯ショップの仕事に興味が持てない
↓
スマホや料金プランを覚える気になれない
↓
仕事がうまくいかない
↓
相談できる先輩や上司がいない
↓
仕事のストレスが増大
↓
将来続けるのは無理だと思って退職
上記のような負のスパイラルから抜け出せなくなり、竹中隆三さんは携帯ショップを辞めたのです。
竹中隆三さんが、仕事にモチベーションを見い出せなかった原因は、次のとおり。
- ちゃんと就活をしなかった
- 業界に興味を持てなかった
- 商品に興味を持てなかった
- 相談できる仲間がいなかった
- 仕事をする目的がなかった
いろいろな要素が混ざり合った結果、竹中隆三さんは『携帯ショップ=やりがいのない仕事』と判断したのですね。
とはいえ、上記の5つの原因は『入社前の対策』で防げます。
【自己分析・業界研究・職種研究・先輩訪問・職場見学】を就職活動中にしっかりやっておけば、入社後の『こんなはずじゃなかった…』は避けれるのです。
携帯ショップを新卒入社1ヶ月で辞めた男の末路とは?

竹中隆三さんは携帯ショップを入社1ヶ月で辞めたわけですが、その後どうなったのでしょうか?
僕がインタビューした時点では『転職活動中だけど内定は1社も出ていない状態』でした。
どうやら書類選考で、ほとんど落とされるようです。
『新卒で1ヶ月で辞めた』という経歴は、大半の企業が短期離職のリスクが高いと判断しますからね。
それに加えて、竹中隆三さん自身も就職に対して不信感を抱いているので、せっかく面接まで進んでも懸念点が払拭できずに辞退…というケースもあるようです。
竹中隆三さんは次の就職先の希望について、以下のコメントをしてくれました。
『次は海外の人たちとも仕事がしてみたいですね。ただし毎日しんどいのは嫌なので、仕事自体がきつかったり、土日休みが取れなかったり、残業が多かったりするのはNGです。あと「やりがいのある仕事」は絶対条件ですね。』
上記のとおり。1社目の職場で失敗したせいで、希望条件のハードルがめちゃくちゃ高くなっていました。
『最悪アルバイトでも良いと思っています』とも言っていましたね…。
竹中隆三さんが正社員に就職するためには、理想と現実のバランスを調整してくしかありません。
とはいえ、20代なら人生まだやり直せるので、とにかく行動しまくることが大切です。
もしあなたが、今の段階で『携帯ショップ店員はずっと続けられない…』と思うなら、1日も早く転職の準備を始めてくださいね。

まとめ:携帯ショップの経験を活かせるかは本人次第です
この記事のまとめです。
- 適当に就活すると短期離職になる
- 携帯ショップが底辺かは本人次第
- 携帯ショップが負け組かは本人次第
- 携帯ショップが辛いかは人間関係も影響する
- 入社1ヶ月で辞めると転職はかなり難しい
- ちゃんと就活すれば新卒入社で失敗しない
- 携帯販売員はコミュニケーション能力が身に付く
- 現実を受け止めて行動するしかない
今回は、竹中隆三さん(23歳男性・仮名)の体験談をもとに『携帯ショップを新卒が辞めたいと思う理由』を解説しました。
ぶっちゃけ『就活を真剣にやっているかどうか?』が全てですね。
携帯ショップの仕事には『コミュニケーションスキルが身に付く』や『プライベートの時間を確保しやすい』というメリットがあります。
コミュニケーション能力を活かせば、将来キャリアアップを目指して他の仕事に転職できます。
またプライベートの時間を確保できれば人生が充実しますし、オンラインスクールや資格取得でスキルアップもできます。
要するに『どのように仕事を考えるか?』は本人次第ということ。
とはいえ、今の段階で『携帯ショップの仕事はもう限界だ…』と思っているなら、この機会に転職を検討するのもアリですよ。
未経験からの転職は、1歳でも若い方が有利ですからね。
