
『フリーターは何歳まで名乗れるの?』
『フリーターは何歳まで許されるの?』
『何歳までに正社員になるべき?』
このような疑問に答えます。
結論からいうと、フリーターを名乗れるのは「28歳まで』が限界です。
なぜなら正社員経験のない状態で28歳になると、企業の書類選考がほぼ通らなくなるからです。
なんとなくフリーターを続けていると、なんとなく月日が流れていって、正社員に就職するタイミングを逃してしまいますよね。
『いつかは正社員にならないといけない』と頭ではわかっているけど、なかなか行動できない…。
その気持ちは、痛いほどよくわかります。
しかし、ここが『あなたの人生のターニングポイント』です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、WEB業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
この記事では、元フリーターの僕の実体験も踏まえて、『フリーターは何歳まで名乗れるのか?』から『フリーターから就職で失敗しない方法』までを解説しています。
この記事を読めば、フリーターを続けるリスクを理解できるので、なかなか行動できないフリーターの方でも、少しは前進できると思います。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐにフリーターから正社員に就職したい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
フリーターは何歳まで名乗れる?【28歳が限界な理由】

フリーターの定義って、あいまいですよね。
『フリーターってどんな人?』と聞かれても、明確に答えられない人は多いと思います。
では、何歳までフリーターと名乗れるのでしょうか?
厚生労働省によると、フリーターの定義は以下のように定められています。
【フリーターの定義】
年齢:15歳~34歳まで
状態:現在就業中のアルバイトまたはパート雇用者。男性は継続就業年数1~5年未満、女性は未婚で仕事を主としている。現在無業の場合は家事や通学をしておらず、アルバイトやパートの仕事を希望している。
この定義によると、フリーターと名乗っていいのは『15歳~34歳まで』となります。
とはいえ、フリーターと名乗れるからといって、34歳までフリーターが許されるわけではありません。
世間体を考えると、30代でフリーターを続けている人は、社会的な信用が低いです。
フリーターのデメリットには、クレジットカードの審査が通らない、厚生年金に加入できない、給料が低い、などがあります。
30代のフリーターが痛感する大きなデメリットは、『正社員に就職でできないこと』です。
もちろんフリーターから正社員に就職できないわけではありませんが、30歳を過ぎると書類選考がほとんど通らなくなります。
フリーターの35歳以上の呼び方は?

もともと『フリーター』という言葉は、1980年代に求人誌が『定職に就かない若者=フリーアルバイター』と呼んだことから定着したといわれています。
その後、2002年に厚生労働省がフリーターの定義を定め、フリーターの年齢は『15歳~34歳まで』と定義されました。
では、フリーターの35歳以上の呼び方は、どうすればいいのか?
35歳以上のフリーターは、以下のように呼ばれることが多い。
- 非正規労働者
- アルバイト
- 高年齢フリーター
とはいえ、実際には年齢に関係なく、『フルタイムで仕事をしていない独身者=フリーター』と呼ぶことが多いです。
ここで注意すべきことは、自分が年齢的にフリーターに入るかどうかは重要な問題ではない、ということ。
それよりも大事なことは、正社員になるためには『何歳までに就職しなければいけないか?』です。
フリーターの限界は28歳です【何歳までに行動できるかで人生は決まる!】

『フリーターの限界は何歳まで?』
『いつまでフリーターを続けてもいいの』
このような悩みを抱える、フリーターの方は多いです。
結論からいうと、フリーターの限界は『28歳まで』です。
その理由は、28歳を過ぎると、正社員未経験から応募できる求人数が、一気に少なくなるからです。
企業が未経験者を採用する場合、『できるだけ若い人材を採用したい!』と考えるのが普通ですよね。
採用担当は30歳前後のフリーターに対して、『責任のない立場で長年働いてきた人』や『仕事に対して甘い考えを持っている人』というイメージを持っています。
そのため20代と30代とでは、応募書類の選考通過率が大きく違ってきます。
フリーターの就職が難しいとはいえ、まだ20代前半なら書類選考は通過しやすいです。
20代前半の人材は、『思考が柔軟なので入社後の教育がしやすい点』と『若いから長期間活躍してくれる点』を企業から評価されます。
ですからフリーターから正社員に就職したい方は、できるだけ早く就職活動をスタートするのがおすすめです。
フリーターは何歳までに就職するべき?【28歳を超えると就職できないリスクが高い】

フリーターから正社員になりたいなら、『28歳まで』に行動しないと、就職できなくなるリスクが高いです。
なぜなら28歳を過ぎると、未経験からチャレンジできる求人がほとんどなくなるからです。
『某地方都市の未経験者向けの求人数』を年齢別にみると、次のとおり。
- 20歳:52件
- 21歳:62件
- 22歳:79件
- 23歳:89件
- 24歳:96件
- 25歳:110件
- 26歳:107件
- 27歳:107件
- 28歳:105件
- 29歳:105件
- 30歳:96件
- 31歳:87件
- 32歳:87件
- 33歳:85件
- 34歳:83件
- 35歳:77件
- 36歳:47件
- 37歳:47件
- 38歳:46件
- 39歳:44件
- 40歳:40件
この数字を見れば、28歳前後から求人数が少なくなっていることが、わかると思います。
書類選考が通過しにくい、社会的な信用がない、スキルが身に付いていない、責任感がないと思われる、などの理由から、フリーターは不採用にされることが多い。
しかし、それ以前に『そもそも応募できる求人がない』というのが、フリーターが正社員に就職できない最大の理由なのです。

フリーターが就職で失敗しない方法とは?

フリーターから正社員に就職するなら、28歳までに行動するのがおすすめです。
しかしフリーターが普通に就職活動をしても、なかなか内定をもらえません。
フリーターは正社員経験がないので、アルバイトをするための面接経験はあっても、正社員になるための就職活動の経験がないと思います。
アルバイトと正社員では応募書類や面接の内容が全く違うので、アルバイトの感覚で就職活動をすると、どこからも内定はもらえません。
そのためフリーターから正社員に就職したい人は、自分ひとりで就職活動をしないほうがいいです。
では、フリーターはどうやって就活すればいいのか?
フリーターが就職で失敗しない方法は、『フリーターの就職に特化した転職エージェントを利用する』です。
転職エージェントとは、就職したい人と求人募集したい企業をマッチングする場所です。
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーとの面談があり、あなたの希望条件に合った求人を紹介してくれます。
さらに応募書類の作成から面接対策、入社前後のサポートまでやってもらえるので、フリーターの方でも安心して就職活動を進めていけます。
『フリーターから正社員になりたい!』という方は、とりあえず転職エージェントに相談してみるのがおすすめですよ。

フリーターは何歳まで名乗れる?【まとめ】
この記事の内容をまとめておきます。
- フリーターの定義は15~34歳まで
- フリーターは28歳までに就職するべき
- 28歳以降は未経験からの就職が難しくなる
- フリーターは自分ひとりで就職活動しちゃダメ
- フリーターは転職エージェントを利用すべき
厚生労働省によれば、フリーターの定義は『34歳まで』になっています。
しかし正社員への就職を本気で考えているなら、『28歳まで』が限界です。
20代と30代では、就職のしやすさが天と地ほど違います。
もしあなたが20代なら、できるだけ早く転職エージェントに登録しておくのがおすすめです。
あとは、あなた次第です。
今のうちに行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
