このような方に向けて、記事を書いています。
『夢を追いかけてフリーターになった人』や『特にやりたい仕事がなくてフリーターになった人』など、さまざまな理由でフリーターになる方がいます。
でも25歳前後になると、30歳の自分をリアルに想像するようになり、『このままフリーターを続けていたらマズイかも…』ってなりますよね。
では実際のところ、フリーターを続けると、どうなるのでしょうか?
結論をいうと、フリーターを続けると、幸せになれない可能性が高いです。
なぜなら、20代後半までフリーターを続けてしまうと、正社員への就職が絶望的になり、そのうちバイト先に居場所もなくなるからです。
実際に、29歳までフリーターを続けていた方の中には、最終的に肉体労働の日雇い労働者まで転落した人もいます…。
フリーターは気楽かもしれませんが、5年後10年後の未来を考えると、人生が底辺になるリスクが高いです。
『人生に失敗したくない!』という方は、今すぐに正社員に就職しておくのがおすすめです。
20代のうちに正社員を経験すれば、なんとか人生はやり直せますからね。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、『フリーターは何歳まで夢を追いかけていいのか?』から『フリーターが最高の人生を手に入れる方法』までを解説します。
この記事を読めば、未来に不安しかないフリーターの方が、人生で失敗しないために今すぐやるべきことがわかります。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、こちらの記事をご覧ください。
目次
フリーターの夢は何歳までが限界?【プライド高い人は危険です】
『フリーターは幸せになれないの?』
このような疑問に答えます。
フリーターは時間の自由があって、仕事に責任を求められなくて、嫌なことがあったらすぐに辞めれて…。本当に気楽ですよね?
『このままフリーターを続けたい!』という気持ちは、痛いほどよくわかります。
でも、あなたの未来の幸せを考えると、フリーターのままでいるのは危険です。
なぜならフリーターには、以下のデメリットがあるからです。
- 給料が安い
- 社会的な信用が低い
- 何もスキルが身につかない
- 正社員に就職できないリスクが高い
- そのうちバイト先に居場所がなくなる
- 日雇い労働者まで転落するリスクもある
もちろん『幸せ』の価値観は、人それぞれです。
しかし多くの場合、人が幸せになるためには『お金、信頼、尊敬、恋愛、結婚、家庭、自己実現、自己成長』などのキーワードが必要です。
そうなったときに、フリーターには無理がある…。
一般的には『フリーター=誰でもできる単純労働を低賃金でこなす作業員』だと考えられているので、この状態で幸せを手にするのは厳しいといえます。
※20代後半フリーター3名の就職成功体験談を「20代後半のフリーター男でも正社員になれる理由【3名の体験談】」で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
フリーターはやめとけ!将来仕事を失うリスクが高い
『フリーターはやめとけ!』と主張する、元フリーターの方は多いです。
では、なぜ彼らはフリーターを全否定するのか?
その理由は、フリーターは将来仕事を失うリスクが高いからです。
たとえば、フリーターから正社員になろうと思うと、未経験者でも採用してくれる企業に応募することになりますよね?
でも未経験から採用してもらおうと思うと、『年齢が若いこと』が絶対条件になる。
そして、年齢の目安は『28歳まで』です。
僕は累計57名のフリーターの方に話を聞きましたが、28歳を過ぎたあたりから、書類選考で落とされるケースが増えるようです。
企業の採用担当者も忙しいので、年齢でフィルターをかけて選考しないと、間に合わないというわけですね。
ただし、忘れてはいけないのが、『正社員も転職活動をしている』という現実…。
つまり、フリーターは正社員とも比較されて、企業の選考を勝ち抜かなければいけないのです。
ですからフリーターは今すぐに行動して、1歳でも若い状態で就職活動を始める必要があります。
※バンドの夢に見切りをつけて就職した27歳男性の体験談を「27歳男性の体験談:フリーターから営業職の正社員に就職」で紹介しているので、あわせてご覧ください。
フリーターはプライドが高くなる前に就職活動を始めよう!
フリーターは、プライドが高くなる前に就職活動しないと、手遅れになります。
フリーターを長く続けると、バイト先で自分が1番年上になったり、バイトリーダーを任されたりするので、『自分は仕事ができる人』だと勘違いしてしまうことがあります。
これは、『社会人気取りのフリーター』という状態。
こうなると、企業の面接では、印象が悪くなります。
プライドが高いフリーターは、正社員の経験がないのに、アルバイトで経験してきたことを武勇伝のように偉そうに語ってしまうのです…。
『自分は職場で1番仕事ができた』
『自分は職場で最も信頼されていた』
『自分は職場のスタッフをまとめていた』
上記のように自慢するのですが、所詮はアルバイトです。
そもそもアルバイトは『いつ辞めるかわからない』と思われているので、正社員のように重要な業務は任されず、誰でも簡単にできる作業しか与えられません。
ですから、どれだけ『自分は仕事ができる人間だ!』と主張しても、フリーター時代の仕事は、企業からあまり評価されないのが現実…。
企業が求職者に求めるものは、フリーター時代の武勇伝ではなく、『年齢の若さ』や『正社員になりたい熱意』です。
『やる気に満ちあふれている若手人材』を採用したい企業にとって、『プライドだけが高いフリーター』は全く魅力がないのです。
『いつかは正社員で働きたい!』という方は、手遅れになる前に行動しておいてくださいね。
20代のうちに行動できるフリーターだけが最高の人生を手にする!
『フリーターはいつまで許されるの?』
この疑問に答えます。
結論をいうと、特別な理由がないなら、フリーターは今すぐに辞めるべきです。
たとえば、ミュージシャンを目指している人や俳優を目指している人など、何か特別な理由があるなら、フリーターを選ぶのもアリだと思います。
でも、なんとなくフリーターを続けている人は、正社員になろうと思ったときに、めちゃくちゃ困ります。
なぜならフリーターから正社員に就職するときに、選考を受ける企業から『なぜ今までフリーターを続けていたのですか?』と質問されるからです。
夢や目標を追いかけていた人は、そのままの事実を面接で伝えれば、採用担当も納得してくれます。
しかし、『なんとなくフリーターを続けていました…』とか『正社員になるのが嫌でフリーターを選びました…』という理由では、ちょっと印象が悪いですよね?
これが、まだ20代前半なら『まぁ若いから仕方ないかぁ〜』と納得してもらえることもありますが、30歳前後になると『この人はいい加減な人間だから信用できない!』と思われて不採用になります…。
『いつかは最高の人生を手に入れたい!』という方は、最低でも20代のうちに行動して、フリーターから正社員になっておきましょう。
大事なことを先延ばしにすると、5年後10年後のあなたが、後悔することになりますよ?
※「就職したいけど特にやりたい仕事がない」という方は、こちらの「仕事で何がしたいか分からない20代の超簡単な対処法【僕の実話です】」を参考にしてみてくださいね。
フリーターの気持ちがわかる転職エージェントを利用するのがおすすめ!
フリーターの方が、幸せな人生を手に入れるためには、どうすればいいのか?
それは、フリーターの気持ちがわかる、転職エージェントを利用することです。
フリーターの人が、自分ひとりで就職活動をする場合、就職サイトに登録したり、転職エージェントを利用したり、企業に直接応募したりすると思います。
企業の選考は『書類選考→面接→内定』という流れで進んでいくので、履歴書の最終職歴が『アルバイト』だと、職歴フィルターで落選する可能性が高いです。
企業の採用担当は、効率よく選考をしたいと考えていますので、フリーターはそもそも面接しないという会社も多いのです。
そのため、フリーターの方は、就職サイトから応募したり、企業に直接応募したりすると、書類選考で落とされやすいです。
フリーターの方が就職する場合は、フリーターの気持ちがわかる転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントの中には、経験者に有利な求人を中心に扱っているところや、ハイクラス人材をターゲットにしているところも多いです。
このような転職エージェントを利用すると、よほど優秀なフリーターの方じゃないと、手厚いフォローが受けれない可能性があります。
なぜなら転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を企業に入社させないと、利益が発生しない仕組みになっているからです。
経験者を欲しがっている企業に対して、フリーターの人を紹介しても内定がもらえないので、正社員経験のある求職者を優先的にフォローするということですね。
ですからフリーターの方は、未経験OKの求人をメインに扱っていて、フリーターに対するサポートが手厚い、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
これを間違えて、『正社員向け』や『ハイクラス向け』を利用してしまうと、『自分が応募できる求人が全くない→半年経っても就職できない』という最悪の事態になります。
ちなみに、これは僕の失敗談です…。(僕は間違えてハイクラス向けを利用して、半年経っても内定ゼロでした…涙)
せっかく記事を読んでくれたあなたに、僕のような失敗をしてほしくないので、以下のおすすめの転職エージェントを利用してくださいね。
フリーターが幸せになれない理由【まとめ】
この記事のまとめです。
- フリーターは幸せになれない
- フリーターは将来仕事を失うリスクが高い
- フリーターは28歳を過ぎると就職が難しい
- 転職市場では正社員も転職活動をしている
- 特に理由がない人は今すぐ正社員になろう
- プライドが高くなる前に就職活動を始めよう
- 20代のうちに行動しないと就職が手遅れになる
- フリーターの気持ちがわかる転職エージェントを利用しよう
フリーターは自由で気楽なので、『このままフリーターを続けたい!』という気持ちもわかります。
でも、この記事を読んでくれたあなたは、心のどこかで『フリーターのままではマズイかも…』と思っていたはずです。
ほとんどのフリーターは『給料の安さ』や『将来への不安』によって、遅かれ早かれ、正社員への就職を考えることになります。
ただし、これに気づく年齢が何歳かで、未来の可能性が違ってきます。
25歳前後で就職活動すれば、選べる仕事の種類は多いですが、30歳前後で就職活動すると、選べる仕事はかなり少ない…。
『未経験から正社員に就職する』という点では、年齢が若いほうが圧倒的に有利なのです。
せっかく記事を読んでくれたあなたは、『あのとき行動しておけばよかった…』と後悔しないためにも、ぜひこの機会に行動しておいてくださいね。