
この記事では、工場・接客・警備・派遣・単発・牛乳配達と2年間バイトを転々としながら、声優活動への夢とIT系への興味を同時に持つ20歳男性が、「フリーターが2年も続いた、そろそろ就職しなければ」と転職エージェントに相談しに来たリアルをお届けします。
「フリーター期間が長くなってきて焦っている」「やりたいことがあるけど、まず正社員になるべきか悩んでいる」——そんな方に届けたい体験談です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
| 名前 | H・Yさん(20歳男性) |
|---|---|
| 学歴 | 高校卒業 |
| 主な職歴 | 工場(1ヶ月)→ 牛丼屋接客(4ヶ月)→ イベント警備(2ヶ月)→ 派遣(1ヶ月)→ 単発バイト(3ヶ月)→ 牛乳配達(現在・2ヶ月目) |
| 就活のきっかけ | フリーター生活が2年続き「そろそろ就職しなければ」という気持ちに。IT系・プログラミング・クリエイター職に興味 |
| 就活の軸 | 「IT系・プログラミング・アプリ開発」「26歳までに月給30万円」「声優活動も続けられる環境」 |
| 使用した就職サービス | 転職エージェント・ハローワーク・転職サイト(面談済み・求人選定中) |
| 目指す職種 | ITエンジニア(研修あり)・ルート配送(並行して検討中) |
今回インタビューしたのは、高校卒業後から2年間、工場・接客・警備・派遣・単発と様々なアルバイトを経験しながら、声優活動への夢とIT系への興味を持ち続けている橋爪雄太さん(20歳男性・仮名)です。
「フリーターが2年も続いてしまった。そろそろちゃんと就職しなければ」という言葉が、今回の就活のスタートになっています。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。
目次
2年間で6種類のバイトを経験——「何か物足りない」の積み重ね

橋爪さんの高校卒業後の2年間は、さまざまなバイトを転々とする時間でした。
工場でおしんこを作るライン作業(1ヶ月)、牛丼屋での接客(4ヶ月)、イベント警備(2ヶ月)、スポーツウェアの派遣ライン作業(1ヶ月)、単発バイト(3ヶ月)、そして現在の牛乳配達(2ヶ月目)——それぞれの現場に入っては、何かが合わずに終わるというパターンが続いてきました。
工場は流れ作業についていけなかった。牛丼屋はシフトを大幅に削られた。警備は立ち仕事で疲弊した。派遣は職場環境が合わなかった。
現在の牛乳配達についても、「何か物足りないという感じ」という言葉が出てきました。
これは「続かない人間」というのではなく、「自分に合う環境に出会えていない」という状況です。6種類もの仕事を経験した結果として、「自分には何が向いているか・向いていないか」がはっきりしてきたことは、次の就活の精度を上げる財産でもあります。
声優とIT——二つの方向性を持ちながら正社員を目指す

橋爪さんには、就職活動の軸として二つの方向性があります。
一つは声優活動への夢です。
「バイトをしながら声優の活動もしてみたい。」
ボイストレーニングにお金を投資し、マイクやパソコンも購入しようとしている。趣味の領域を超えて、本気で向き合いたいという気持ちがあります。
もう一つはIT系・プログラミング・アプリ開発への興味です。
「プログラミング系の仕事をしてみたい。アプリケーションに興味がある。クリエイターとかの仕事がいいかな。」
「社会を変えたい、よりよい未来にしたい」という大きな言葉も出てきました。漠然としているかもしれませんが、「今の状況に満足していない・もっと意味のある仕事がしたい」という意欲の表れです。
二つの夢を持ちながら、まず正社員として生活基盤を作る——その判断が、転職エージェントへの相談につながりました。
ロードバイクが教えてくれる、橋爪さんの集中力

橋爪さんの趣味はロードバイクです。学生時代はマウンテンバイクに乗っており、自転車とは長い付き合いがあります。
一人で黙々と走り続けるロードバイクは、集中力と持久力が求められるスポーツです。「どんな人にも優しい」という長所と、長距離を走り続ける趣味は、「コツコツと継続できる素地がある」ということを示しています。
一方で「面倒くさがりなところ、ダルくなるところ」という短所も正直に話してくれました。
この正直さは大切で、「やる気が出るとき・出ないときがある」という特性を自分で認識しているということでもあります。モチベーションが上下しやすいなら、「仕事の意味・やりがいが感じられる職場」かどうかが長続きの鍵になります。
橋爪さんが次の仕事に求めること
2年間のフリーター経験と今後の方向性を踏まえると、橋爪さんが転職先に求めることが整理できます。
① IT系・プログラミング・クリエイター職への挑戦
「アプリに興味がある、クリエイターの仕事がいい」という興味は、今の就活の中心的な軸です。未経験からITエンジニアを目指せる研修制度のある会社なら、スキルゼロからスタートできます。
② 26歳までに月給30万円を目指せるキャリア
「26歳までには月給30万円くらい稼ぎたい」という具体的な数字目標があります。ITエンジニアは経験を積むほど市場価値が上がりやすい職種で、この目標と方向性が合っています。
③ 声優活動との両立が難しくない環境
プライベートの時間が一定程度確保できる職場であることが、声優活動を続けるうえでの前提条件になっています。客先常駐型のITエンジニアは、残業が少ない場合も多く、この点では相性がいい職種です。
就職活動のリアルな状況——7社の求人を検討中
橋爪さんは現在、転職エージェントから7社の求人を紹介されており、応募を検討している段階です。
求人の方向性は大きく2つに分かれています。
ITエンジニア研修職(正社員)——4社。
未経験からプログラミングを学べる研修型の求人が4社提案されています。それぞれ得意とする分野(インフラ系・開発系・テスト系・総合技術系)が異なりますが、いずれも「給与をもらいながら技術を学べる」という形式です。
アプリ開発やクリエイター職への興味を持つ橋爪さんにとって、ITエンジニアはその入口として適した職種です。特にテスト・品質確認系の業務は、細かいチェックを丁寧にこなすことが求められる仕事で、「どんな人にも優しい」という特性と相性がよいかもしれません。
ルート配送・エコ配送系(正社員)——2社。
環境配慮型の配送サービスや飲料メーカーのルート配送ドライバーも候補に挙がっています。現在の牛乳配達の経験に近い職種で、「物足りなさ」を感じている現状からのステップアップとして検討の余地があります。MT免許を持つ橋爪さんにとって、運転を活かせる職種でもあります。
「IT系かドライバー系か」という二択で迷いながら、エージェントと相談しながら絞り込んでいる段階です。

この体験談から見えてくること

橋爪さんのストーリーには、フリーター期間が長引いてしまっている方や、やりたいことが複数あって就活の軸が定まらない方へのヒントがあります。
「フリーターが2年続いた」は、20歳ならまだ十分に取り返せる
20歳で2年間のフリーター期間は、転職市場では決して致命的な状況ではありません。「若さ」と「意欲」が最大の武器になる年齢で、IT系の未経験採用では特にこの武器が活きます。
複数の夢がある人は、「今できることから選ぶ」という順番で考える
声優とIT系という二つの方向性があるとき、「どちらが現実的か」より「どちらが今すぐ動けるか」を考えることが大切です。IT系は研修制度があり今すぐ入れる。声優は並行して続けられる——という整理ができれば、就活の軸が定まりやすくなります。
「物足りない」という感覚は、向いている仕事へのサインになる
牛乳配達に「物足りない」と感じるのは、「もっと意味を感じられる仕事がしたい」という欲求の表れです。このサインを「甘え」とするのではなく、「向いている仕事の方向性を教えてくれているもの」として受け取ることが、就活の軸を定める第一歩になります。

おわりに
工場、接客、警備、派遣、単発、牛乳配達——6種類のバイトを経験して、「自分には何が合うか」を体で学んできた20歳。
声優という夢を持ちながら、ITという新しい可能性にも目を向けている。
「そろそろちゃんとしなければ」という言葉で動き出した一歩が、橋爪さんの26歳の目標への起点になれば嬉しいです。