
この記事では、単位を取れずに大学を中退し、「これからどうしたらいいかわからない」という状態でアルバイトを続けてきた20歳男性が、転職エージェントの研修で自分の意識の低さに気づき、積極的に変わって正社員内定を勝ち取った就職成功体験談をお届けします。
「大学を中退してフリーターのまま時間が経っている」「就活に踏み出したいが何から始めればいいかわからない」——そういった方に届けたい、リアルな変化の記録です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
| 名前 | K・Sさん(就職時20歳・現在22歳・男性) |
|---|---|
| 学歴 | 大学中退(単位取得できず退学) |
| フリーター期間 | 大学中退後、アルバイトを続けながら「これからどうするか」を悩んでいた期間 |
| 就活のきっかけ | 周囲への焦りと「状況を変えなければ」という気持ちから就職エージェントに登録 |
| 就活での転機 | 研修での講師からの厳しい一言で意識が変わり、積極的な姿勢に変化 |
| 就職先 | 清掃用品レンタル会社の営業職(法人・個人向け)・正社員 |
| 入社の決め手 | 社長の人柄・「ついていきたい」と思えたこと |
| 就職後の変化 | 車を購入・趣味の幅が広がる・彼女との結婚も視野に |
今回インタビューしたのは、大学を中退してからアルバイトを続けながら「自分がこれからどうしたらいいのかわからない」という状態で過ごしてきた北原奏太さん(就職時20歳・男性・仮名)です。
転職エージェントの研修で意識が変わり、清掃用品レンタル会社の営業職として正社員就職を果たしました。就職から2年以上経った今も、充実した社会人生活を送っています。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。
目次
大学を辞めてからの「どうしようもない時間」

北原さんが大学を中退したのは、単位が取得できなくなったことがきっかけでした。
「大学を辞めてからは、ずっとアルバイトを続けていた。自分がこれからどうしたらいいのか、どうやって人生を決めていくかを悩んでいた。」
方向性が見えない中でアルバイトだけの日々が続く——これは、フリーターを続けている多くの方が経験している感覚ではないでしょうか。
特に誰かから責められるわけではありませんでした。
でも、北原さんの頭の中では「周りから自分のことをどう思われているんだろう」という気持ちが徐々に積み重なっていました。
「周りから特に何かを言われることはなかったけど、勝手に気にしてしまっていた。焦りもあった。」
この「勝手に気にしてしまう」という感覚、わかる方も多いですよね。
誰かに責められなくても、自分の状況に対して焦りや不安を感じてしまう。
その気持ちが、北原さんを転職エージェントへ向かわせます。
転職エージェントとの出会い——「これは自分の状況にぴったりだ」

就職への一歩を踏み出したのは、インターネットで就職に関する情報を調べていたときでした。
「フリーターを続けていた自分の境遇に、すごくマッチしていると思える転職エージェントを見つけた。これは自分の今の状況を変えるなら行くしかない!と思って、すぐに登録した。」
「すぐに登録した」という行動の速さが、北原さんの変化の始まりでした。
悩んでいた時間は長くても、「これだ」と思ったときに迷わず動ける。
そのスピードが就活の最初の成功だったと思います。
エージェントに登録すると、オンラインでの研修が始まりました。
数十名が参加する研修で、北原さんにとって大きな転機が訪れます。
フリーター向けの就職講座での「ハッとした瞬間」——意識が変わった一言

転職エージェントの研修は、北原さんにとって想定外の経験になりました。
研修の中で「誰か発言してください」という場面が来たとき、北原さんは最初、手を挙げませんでした。
「最初は意識が低くて、遠慮してしまって、ほかの人が発言してくれるだろうって思っていた。」
その姿勢を見た研修の講師から、厳しい言葉が飛んできます。
「そんなんじゃ就活はうまくいかないし、どこの企業も採用してくれないよ!」
結構強めに、はっきりと言われました。
「その言葉で、ハッと気づかされた。ここで厳しい言葉を言ってもらえたおかげで、自分の就職に対する意識も変わった。」
研修の後半には、北原さんは自分から積極的に発言できるようになっていました。
「受け身でいる自分」から「自分から動く自分」への切り替え——この変化が、就活の結果を変えました。
厳しい言葉をもらえる環境にいたことが、北原さんにとってはプラスに働いたのですよね。
フリーター期間中は、この種のフィードバックをもらえる場がなかったはずです。
社長の人柄に惹かれた——入社を決めた理由

研修後の就活で、北原さんは清掃用品のレンタル会社の営業職に内定を獲得しました。
家庭や事業所で使うマット・掃除用品をレンタルする会社で、法人・個人の両方のお客様を担当する営業の仕事です。
入社を決めた理由は、シンプルでした。
「社長の人柄が印象的だった。この人についていきたいと思った。」
給与・条件・業種より先に「人」を見て決めた——この判断は、入社後の職場への馴染み方に直結します。「ついていきたい」と思える上司がいる職場に入ることが、仕事を続けるうえでの大きな支えになりますよね。

入社後のリアル——仲間の存在が仕事を支えている

就職から2年以上が経った北原さんに、今の仕事の話を聞くと、印象的な言葉が返ってきました。
「会社の仲間たちと楽しくやっている。」
営業の仕事は、成果が出ないときのストレスや、思い通りにいかない場面もあります。そういうときに、チームの仲間たちからアドバイスをもらいながら乗り越えてきたと話してくれました。
「辛いことやうまくいかないこともあるけど、そういうときは仲間同士でアドバイスして支え合って、サポートしてもらえているから、うまくやれていると思う。」
フリーター時代には、「仕事でうまくいかないときに相談できる仲間」がいる環境ではなかったはずです。チームで働くことの心強さを、就職してから実感したと言います。
就職後の生活が変わった——車・趣味・結婚まで視野に

正社員として働き始めてから、北原さんの生活は具体的に変わりました。
「入社して数ヶ月経ってから車を買って、休日の趣味の幅が広がった。」
フリーター時代にはできなかった「大きな買い物」が、安定した収入を得ることでできるようになりました。
さらに、将来の話も出てきます。
「今後は現在付き合っている彼女と結婚も考えているので、そのためにお金を使えるように頑張りたい。」
就職が「現在」だけでなく「将来」への見通しを作ってくれたことが、北原さんの言葉から伝わります。
「就職して、自分の将来が見えるようになった。これから自分がどうしていきたいのかを、より深く考えられるようになった。何もない状況から、前に進める状況にしてもらえた。考え方が大きく変わった。」
この言葉が、就職というステップの本質を表しています。
就職は「仕事に就くこと」ではなく、「将来を考えられる状態になること」なのかもしれません。

就職成功の3つのポイント
北原さんの成功には、再現性のある理由があります。
① 「これだ」と思ったときにすぐ動いた
インターネットで見つけた転職エージェントに「すぐに登録した」というアクションの速さが、最初の一歩でした。悩んでいる時間が長くても、動くときは素早く動く——この決断力が就活のスタートを切りました。
② 研修での厳しい一言を素直に受け取った
「そんなんじゃどこも採用しない」という言葉を、拒絶せずに受け取りました。厳しいフィードバックを前向きに吸収できる柔軟さが、研修後半での積極的な姿勢の変化につながりました。
③ 「社長の人柄」を入社の判断軸にした
条件よりも「この人についていきたい」という感覚を大切にした。この判断が、入社後の仕事への向き合い方と仲間との関係を支えています。
北原さんから後輩フリーターへのメッセージ

インタビューの最後に、同じように悩んでいるフリーターの方へのメッセージを聞かせてもらいました。
「何もしていない状況なら、何かしらアクションを起こす。一歩踏み出して、違う世界に足を踏み入れてもいいと思う。とにかく状況を変えるなら、今やっていることと違うことをやってみてもいいと思う。」
「人生終了だと思っている人がいるんだったら、人生終了ではない。不安や焦りもあると思うけど、そこで動かずにそのままいってしまうと、状況が変わらず時が過ぎるだけ。」
「自分が実際に行動して挑戦してみて、趣味や彼女にお金を使える生活を手に入れられた。何かしらアクションを起こして、自分の将来を考えて行動すれば、明るい未来が見えてくる。」
フリーター期間に感じていた焦りと不安を知っている人間の言葉だからこそ、重みがあります。

この体験談から見えてくること
北原さんのストーリーには、「踏み出せないまま時間が経っている」方に届けたい学びがあります。
「意識が低い自分」に気づけた人間が変われる
研修で「受け身になっている自分」を指摘され、素直に受け取った。自分の状態を客観的に認識して、変わろうとする意志を持てたことが、就活成功の核心でした。
フリーター期間は長くても、動けばリセットできる
大学中退・フリーター・就活経験なし——そういった経歴でも、正社員内定は取れます。過去の経歴より、「今動けるかどうか」の方が結果を左右します。
就職は「仕事」ではなく「将来が見える状態」を手に入れること
北原さんが就職して最初に実感したのは、「将来が見えるようになった」という感覚でした。車を買う・結婚を考える・仕事で成長できる——これらはすべて、「安定した収入という土台があるから考えられること」です。
おわりに
大学中退してフリーターのまま悩んでいた20歳が、転職エージェントの研修で「ハッとした瞬間」を経て、清掃用品会社の営業職として正社員になりました。
2年以上経った今、仕事の仲間に支えられながら働き、車を持ち、彼女との未来を考えている。
「人生終了ではない。動けば明るい未来が見えてくる。」
これが、実際に動いた人間の言葉です。
