こんにちは、キャリアアドバイザーのドフラです。

「事務職の将来性ってどうなのかな?」

「事務希望だけど、就職できるかな?」

「事務の仕事がなくなるってホント?」

このような疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

結論から言うと、事務職には将来性がありません。

その理由は、求人倍率が0.24倍と非常に低く、今後もAIやロボットの普及によって、さらに就職先がなくなるからです。

✔記事の信頼性

この記事を書いている僕は、転職エージェントのキャリアアドバイザーをしています。毎月20ほどの転職相談者の面談をしていますので、求職者のリアルを伝えられると思います。


今回の内容は、事務職への転職を考えている方に役に立つと思います。3分で読める内容なので、それではいきましょう。

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事務職は将来性がない!?【仕事がなくなる危険性が高い理由】

事務職 将来性

事務職は、将来なくなる仕事といわれています。

その理由は、AIやロボットが普及して、企業のIT化やAI化が進むことによって、あらゆる仕事が無人化するからです。

研究結果によると、日本の労働人口の50%が、人工知能やロボットに置き換わる、という予想もされています。

これによると、将来なくなる可能性が高い職種は以下のとおりです。

将来なくなる可能性が高い職種
  • 一般事務職
  • 医療事務職
  • 学校事務職
  • 教育・研修事務職
  • 経理事務職
  • 郵便事務職
  • 人事系事務職
  • 受付係
  • 銀行窓口係
  • 警備員
  • スーパー店員
  • タクシー運転手
  • 宅配便配達員
  • 新聞配達員
  • ビル清掃員
  • 診療情報管理士

事務職を中心に、受付や窓口業務、警備員、レジ、ドライバ―などの単純作業の職種が多いですね。

この中でも、特に事務職が目立って多いです。

事務職の基本的な仕事は、電話を受けたり、請求書などの書類を発行したり、郵便局に行ったり、というような単純作業のくり返しです。

そのため、AIやロボットに置き換えやすいのです。

実際に事務職の求人倍率は、ほかの職種に比べると、かなり低いです。

事務職の仕事がなくなる!?【求人倍率は0.24倍という厳しさ】

世の中にある多くの企業が、人手不足の問題を抱えています。

職種全体の求人倍率は2.87倍となっており、約3社で1人の人材を取り合っている状況です。

リーマンショックの後は、求人倍率が0.42倍だったので、その時と比べると、今は求職者にとって売り手市場です。

しかし、事務職の求人倍率に関しては、0.24倍という数値になっています。

職種全体の求人倍率が2.87倍なので、事務職は職種全体と比べると、約12倍就職するのが難しいということです。

これは、約4人の求職者で1社の会社を取り合っている、という状況ですね。

事務職の求人倍率だけが、これだけ低くなっている理由は、非正規社員の増加、無期雇用派遣の登場、産休。育休制度の充実による退職率の低下、IT化による事務作業の減少、などがあります。

事務職の方にとって、この中でも特にIT化が深刻な問題です。

AIやロボットが、広く企業に導入されるようになれば、今よりも求人倍率は下がる可能性が高いです。

そうなれば、事務職の仕事は、世の中からほとんどなくなり、多くの事務職の方が路頭に迷ってしまいます。

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事務職がなくなる可能性の低い会社とは?

事務職 将来性

事務職に将来性がないと言われても、どうしても事務職がやりたい、という方もいると思います。

そのような方には、以下の方法がおすすめです。

どうしても事務職がやりたい方向け
  • IT化が進まなさそうな老舗企業の事務職になる
  • 派遣会社の正社員になって事務職として働く
  • 事務職をやりながらRPAを使える人になる
  • カスタマーサクセスののポジションを目指す

企業がAIやロボットを導入には、それなりに大きな投資が必要になります。

そのため、一気にAIやロボットが全企業に普及するとは考えにくく、IT化がなかなか進まない老舗企業も出てくるはずです。

また、自社で正社員として事務職を雇うのは嫌だけど、事務作業はやらないといけないから外注したい、という企業も出てきます。

そういう企業のために、常駐派遣という形で、事務職を派遣する派遣会社が存在するので、その派遣会社の正社員となり、常駐派遣の事務職として働くという選択肢もあります。

しかし、将来的には、事務職の仕事はなくなるので、10年後、20年後も同じように働ける可能性は低いです。

そのため、将来のことを考えて、事務職をやりながら、RPAを使えるように勉強したり、カスタマーサクセスなどのポジションにチャレンジしたり、というスキルアップを目指すという選択肢もあります。

事務職希望の9割は書類選考で落選します

僕は、転職アドバイザーの仕事をしており、毎月20~30名ぐらいの求職者の方と面談をしています。

皆さんと面談していて思うのは、事務希望の女性がめちゃくちゃ多い、ということです。

先ほど述べたように、事務職の求人倍率は0.24倍と非常に低く、これは約4人の求職者で1社の会社を取り合っている状況です。

つまり、事務職の求人が非常に少なく、あったとしても、自分以外の3名と戦わなければいけない、ということです。

しかし、事務希望の方の9割以上が、特にスキルや経験がない、という方です。

そのため、未経験から事務職に挑戦したい、という方が、事務職の求人に応募しても、書類選考でほぼ落選します。

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事務職はつまらない!?【人間関係の悩みが耐えない職種】

事務職 将来性

事務職を希望する方の志望理由は「楽そうだから」が圧倒的に多いです。

残業がない、定時に帰れる、土日休み、仕事が簡単そう、社内で座っているだけでいい、などの楽そうなイメージを持っている方が多いです。

確かに、ほかの職種と比べると、仕事自体の負担は少ないかもしれません。

しかし、事務職の方には、人間関係の問題が多発しているようです。

僕が、これまでに面談した事務職の方の離職理由は、すべて人間関係の問題でした。

事務職の職場には、だいたい50代以上のおつぼね的な女性事務職がいて、その人の風当たりが強いようです。無視されたり、教えてくれなかったり、恥をかかされたり、という陰湿なイジメみたいなことをされて、退職を決意する方が多い印象です。

事務職は楽そうにみえますが、このような人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクもある、ということを覚悟したほうがいいですね。皆さんの話を聴いていると、本当に陰湿だなと思います。

事務職はつまらない&将来性がない仕事

ここまで、事務職の仕事には将来性がない、という話をしてきました。

しかし、事務職のデメリットで、見落とされがちなのが「仕事がつまらないこと」です。

基本的に事務職は「言われたことをやる仕事」です。

会社の指示通りに請求書を発行する、営業の指示通りに書類をつくる、お客様からの電話をマニュアル通りに対応する、来客されたお客様にお茶を出す、などですね。

そのため、自分で考えて行動したい人や、もともと偏差値の高い人などは、力を持て余すことが多く、仕事にやりがいを感じられません。

さらに、物事を深く考えるタイプの人は、単純作業に向いていないことが多く、意外と事務作業でミスを連発します。

僕が、面談をした事務職の方に、偏差値がそこそこ高い大学で生物系の研究をしていたのに、安定を求めて事務職に就職した結果、事務の仕事が向いておらず、単純な入力ミスを連発して、おつぼね的な女性にいびられて、退職に追い込まれた方がいました。

このように、人から指示されたことだけを単純にやり続ける、という作業に向いていない方が、事務職を選ぶと悲劇になります。

事務職の仕事は、誰からも褒められませんし、ミスしなくて当たり前の仕事です。

そのため、やりがいがなくて、つまらない仕事だということを、覚悟しておかないといけませんね。

事務職の給料の相場は?

事務職 将来性

事務職は、売上に直結する仕事ではないので、基本的に給料は低めです。

DODAの調査結果によると、事務職の平均年収は以下のとおりです。

事務職の平均年収
  • 医療事務:275万円
  • 一般事務:309万円
  • 営業事務:315万円
  • 秘書・受付:335万円
  • 貿易事務:344万円

医療事務の仕事内容は、受付業務、診療報酬請求業務などです。

一般事務の仕事内容は、パソコンでのデータ入力、ファイリングなどです。

営業事務の仕事内容は、パソコンでの表計算や営業資料の作成、営業業務の補助などです。

秘書・受付の仕事内容は、受付業務、スケジュール調整などです。

貿易事務の仕事内容は、パソコンを使った英文や日本語のメール作成、資料の作成、輸出入に関する経理作業などです。

いずれの事務職も定時に帰れて、休日出勤もほとんどありません。

仕事内容も単純作業なので、業務のストレスがほとんどない分、給料も低くなるということですね。

世の中は、企業に対して「利益」という価値を提供できないと、なかなか給料は上がりません。

事務職には、将来性がない、仕事がなくなるリスクがある、給料が低い、人間関係のトラブルが多い、仕事がつまらない、書類選考で9割落選する、などのデメリットがあります。

これらのデメリットを踏まえても、事務職として働きたいという方は、どうぞ事務職として頑張ってください。

しかし、ここまでの内容をご覧いただき、将来に不安を感じた方は、事務職以外の転職先も選択肢に入れてくださいね。

まとめ

今回のまとめです。

  • 事務職には将来性がない
  • 事務職の仕事はなくなる可能性が高い
  • 事務希望の9割が書類選考で落選する
  • 事務職は人間関係のトラブルが多発している
  • 事務職はつまらない
  • 事務職の給料は低い

「事務職は楽そう」という理由で、事務職を希望する方が多いですが、ぜひ今回の内容を転職活動の参考にしていただきたいです。

あなたが本来持っている特性や能力を、最大限に発揮できる就職先を見つけてくださいね。

定時に帰れる、休日出勤がない、仕事が楽そう、などの理由だけで、職業を選ぶのは危険です。

自分ひとりでの転職活動に不安があるなら、転職エージェントを頼ってみてくださいね。きっと、あなたの可能性を広げてくれますよ。

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