26歳フリーター女性高卒

この記事では、アパレルで売上コンテストに入賞した経験を持ちながら、職場環境の問題で転職を繰り返し「今度こそ長く続けられる場所を選びたい」と動き始めた26歳高卒女性のリアルをお届けします。

「どんな環境なら長続きできるか」を考え始めた人のための体験談です。

ドフラ
こんにちは。元フリーターのドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

【この記事の主人公】
年齢・性別:26歳・女性
学歴:高校卒業
主な職歴:アパレル正社員(4年8ヶ月)→ 製造業・検品(1年3ヶ月)→ 歯科助手(1ヶ月)→ 派遣・テレオペ(休業中)
転職回数:4回
就活のきっかけ:派遣契約の休業により収入が不安定化
就活の軸:「長く続けられる職場環境」「人と関わる仕事」「正社員」
使用した就職サービス:転職エージェント(面談済み)
目指す職種:接客・販売 または 製造系(現在も検討中)

今回インタビューしたのは、高校卒業後すぐに婦人服のアパレル正社員として約5年働き、店舗の売上コンテストで名前が挙がるほどの実績を残した水野綾音さん(26歳女性・仮名)です。

その後、製造業・歯科助手・テレオペレーターと職を変え、現在は派遣契約が休業状態になっています。

転職回数4回という数字の裏に、「仕事は好きだったのに、環境が合わなかった」というパターンが見えてきました。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。

アパレルで「結果を出した」5年間。そして転職を考え始めた理由

水野さんが社会に出たのは、高校を卒業した年の春。最初に選んだのは、婦人服の接客販売でした。

洋服が好きだったから——その理由はシンプルで、迷いはなかったと言います。

入社した会社で約4年8ヶ月、ショップ店員として販売の仕事を続けます。

役職はなかったものの、店舗の売上実績コンテストで名前が挙がるほどの成果を残しました。

ただ、ある時点でこんな気持ちが出てきたそうです。

「自分で考えて動き、結果が出たときの喜びは本物でした。でも、4年8ヶ月が経って『このまま同じことを続けていていいのか』という気持ちが出てきた」

転職の理由が「仕事が嫌になった」ではなく「成長への問いかけ」だったというのは、面接で十分に語れる動機ですよね。

その後は製造業へ。車のセンサーや部品に傷がないかをチェックする検品業務でした。

モノづくりに興味があって選んだ仕事でしたが、約1年3ヶ月で退職することになります。

次に選んだのは歯科助手。医療に興味があり、「人と関わりたい」という思いで入りましたが、わずか1ヶ月で辞める決断をしました。

そして現在は、テレオペレーターとして派遣登録をするも、派遣契約が休業状態になり、実質的に動けない状態が続いています。

「向いている」と感じた仕事も、続かなかった事情

水野さんに「これまでの仕事でどれが一番楽しかったか」と聞いてみると、しばらく考えてからこう答えてくれました。

「アパレルの仕事は、成果が見えやすかったので好きでした。売上で名前が呼ばれたときは、素直に嬉しかった。」

自分で考えて動き、結果が出たときに喜びを感じられる——水野さんの長所がちょうどはまっていた仕事だったようです。

製造業では、仕事の内容そのものには問題はなかったと話します。

「車の部品のチェックは、集中できる作業でした。ずっと同じことをやっていられるタイプなので、パターン化している仕事は苦にならない。」

ただ、仕事の内容と職場の人間関係は別の話です。

製造業を辞めた理由は、適応障害でした。

仕事の内容に問題はなかったのに、職場環境の問題が体に影響を与えるところまで進んでしまったそうです。

歯科助手についても、「医療に携わりたい」という気持ちで入ったものの、作業内容と環境への不安が積み重なり、昼休憩の空気の悪さも感じて1ヶ月で辞める決断をしました。

仕事の選び方は間違っていなかった。

でも、職場との相性や人間関係が毎回どこかで立ちはだかってきた——これが水野さんのキャリアに見えるパターンです。

人間関係で消耗してきた、正直なところ

水野さんの転職歴を振り返ると、仕事内容よりも職場の人間関係や環境面が退職に影響しているケースが目立ちます。

製造業では、適応障害になるほど追い詰められました。

歯科助手では、休憩のときの空気の悪さ、先に辞めた人がいてキャパオーバーになってしまった状況が重なり、精神的に追いつかなくなった。

テレオペレーターの仕事では、研修のみで終わった後に3日で休業。職場の外側にある構造的な問題に巻き込まれてしまった形です。

水野さんは自分の性格についてこう話してくれました。

「圧が強い人や攻撃的な人には、正直対処しきれない。相談できる人が間に入ってくれれば、なんとかやっていけると思うんですが…」

これは弱さではなくて、自分の特性をきちんと理解しているということだと思います。

「自分で考えて動いているとき、業務を改善して結果が出たときに喜びを感じる」と言う人が、なぜ続けられなかったのか——その背景には、環境との相性という問題がありました。

派遣の休業が、正社員を意識するきっかけになった

現在、水野さんは派遣契約こそ残っているものの、仕事は休業中の状態です。

収入が安定しない、いつ再開できるかわからない——その不安が、「やっぱり正社員にならなければ」という気持ちを強くしていきました。

「今まではいろいろ経験してきたけれど、そろそろ安定したいんです。派遣だといつでも切られる側にいるので、それがずっと怖かった。」

転職を4回経験してきた水野さんにとって、「安定」という言葉の重みは人一倍大きいようです。

ただ、正社員一本でいくか、まずはアルバイトという選択肢も残しておくか、気持ちはまだ揺れていると正直に話してくれました。

精神的にもまだ完全に整っているわけではない——だからこそ「失敗できない」という慎重さも出てきている。それでも、動き出そうとしている。その意欲がこの取材から伝わってきました。

水野さんが次の仕事に求めていること

水野さんが転職先を選ぶうえで重視していることを整理すると、3つの軸が見えてきます。

① 正社員で、通勤30分〜1時間以内の職場

現在、最寄り駅から徒歩30分と交通アクセスに時間がかかる環境にいます。車の免許もないため、徒歩・バス・地下鉄で通える範囲という制約があります。それでも、選択肢は十分に存在するはずです。

② 長く続けられる職場環境

転職回数が多くなってしまった経験から、「今度こそ続けたい」という気持ちが強くあります。人と関わる仕事か、モノづくりに関わる仕事かで揺れているものの、「続けられる環境かどうか」を最優先に置いています。

③ 人と関わりながら、自分が成長できる仕事

5年後も同じ仕事を続けながら、力をつけてからはマネジメントにも挑戦してみたい——という未来像を持っています。「人に興味があって、たくさんの人と関わりを持つことが好き」という言葉が、水野さんの仕事観の根っこにあります。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

転職活動のリアル—現在の状況と正直な課題

水野さんの転職活動は、現在まだ動き出したばかりです。

転職エージェントに登録して面談を行いましたが、すぐに求人を提案できる状況ではないという話も、正直に伝えられました。

理由はいくつかあります。

  • 転職回数が4回ある
  • 車の免許を持っていない
  • PCスキルが入力程度である
  • 自宅にパソコンがないため、適職診断テストも受けられない状況がある

上記のとおりです。

これらがハードルになり、「まず条件に合う求人を探して、見つかったら連絡する。見つからない場合もある」というところで、一度話が区切られています。

正直、簡単ではない転職活動です。

でもだからこそ、今の段階で「どういう仕事が自分に合っているか」を丁寧に整理しておくことが大切になります。

焦って決めるより、自分の傾向をもう一段深く理解してから動いた方が、結果的に長続きできる仕事に出会える可能性が高くなりますよね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。

履歴書には残りにくいけれど、たしかにある強み

転職4回・高卒・適応障害の経験——表面だけ見ると、「アピールできることが少ない」と感じてしまうかもしれません。

でも話を丁寧に聞いていくと、面接で十分に語れる素材がいくつも出てきます。

売上という結果を出してきた経験

アパレルで4年以上続け、店舗の売上コンテストで名前が挙がるほどの実績を残している。「人と関わりながら、成果を出せる人間だ」という証拠として、これ以上ないエピソードです。

パターンの中で工夫を積み重ねられる

「パターン化している仕事はずっとできる」と話す水野さんは、単調に見える作業の中でも改善を考え続けるタイプです。同じことをやり続けながら、より良いやり方を探す——これは、ルーティン業務の多い職場や品質・精度が求められる仕事で評価される力です。

人への関心の深さ

「人に興味があって、たくさんの人と関わりを持てること」を自分の長所として挙げています。接客・販売・医療と、職種は変わっても「人と関わりたい」という軸はブレていません。一貫した動機は、面接でも十分に語れる自己PRになります。

この体験談から読み取れること

水野さんのストーリーが伝えているのは、「転職回数が多い=問題がある人」ではないということです。

アパレルで約5年、売上実績を残しながら働いた人が、なぜ転職を繰り返したのか——その答えは、仕事の内容ではなく毎回「職場環境との相性」でした。

仕事の選び方は正しかった。でも、環境が合わなかった。そういう人は少なくないですよね。

そして、その気づきが次の職場選びを変える力になります。

「環境との相性」を見極める軸を持つ

次の職場探しでは、仕事の内容と同じくらい「どんな人間関係の環境か」「困ったときに相談できる人がいるか」を確認することが長続きへの近道になります。

「続けられる環境」を先に絞る

「人と関わる仕事か、ものづくりか」で迷っているなら、まず「どんな職場なら長続きできるか」という環境の条件を先に決めてしまうのが得策です。仕事の内容は入ってから育てられますが、職場環境との相性は入る前に確認しておくことが大切です。

転職エージェントを一社に絞らないこと

今の水野さんの状況では、一社のエージェントに「求人がない」と言われてしまうと動きが止まりがちです。複数のエージェントに登録して、それぞれの得意な業種・職種を活かしながら並行して動くことをお勧めします。

ドフラ
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。

おわりに

高卒・転職4回・26歳。この数字だけを見ると、「難しいんじゃないか」と感じる方もいるかもしれません。

でも水野さんには、「アパレルで結果を出してきた」という確かな経験があります。

そして今、「仕事の内容ではなく、環境との相性を優先する」という気づきを持って動き出そうとしています。

転職を繰り返したことは、失敗ではありません。

自分に合う環境を探してきた時間です。

その経験が、次の一歩を正しい方向に向けてくれるはずですよ。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。