
この記事では、大学を4年で中退し、塾講師・ドラッグストア・飲食・ナイトワークとフリーターとして経験を積んできた23歳男性が、60社以上への応募という圧倒的な行動量で人材業界の正社員内定を勝ち取った就職成功体験談をお届けします。
「大学を中退したら就職できないのでは」「フリーターが長くなって焦っている」——そんな不安を持っている方にこそ読んでほしい、リアルな逆転劇です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
| 名前 | T・Yさん(23歳男性) |
|---|---|
| 学歴 | 大学中退(経営学部・4年次に退学) |
| 主な職歴 | ドラッグストア・飲食・ホスト(1年弱)・個別指導塾講師(担当15名中13名が第一志望合格) |
| 就活の軸 | 「後々困らないスキル・実績が身につく仕事」「人の役に立てる仕事」 |
| 就活の結果 | 書類60社以上応募→人材派遣会社の営業職に正社員内定・入社決定 |
| 使用した就職サービス | 転職エージェント(内定後の比較検討・背中押しとして活用) |
| 就職後の目標 | 「慕われる人間になりたい」「下の子たちに何かを残したい」 |
今回インタビューしたのは、大学を4年次に中退してフリーターとして働き続けながら、個別指導塾で担当した生徒の87%を第一志望合格に導いた実績を持つ滝沢雄也さん(23歳男性・仮名)です。
60社以上への書類応募という圧倒的な行動量の末、人材業界の営業職で正社員内定を獲得。転職エージェントと一緒に判断を整理し、自分の意志で入社を決めました。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。
目次
大学中退・フリーター歴3年——それでも内定は取れた

滝沢さんの経歴を表面だけ見ると、「難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
大学4年次に中退。正社員経験なし。フリーターとして塾・飲食・ドラッグストア・ナイトワークを経験してきた23歳。
でも結果として、60社以上に応募して正社員内定を勝ち取りました。
「大学中退だからダメだ」「フリーターが長くなったから手遅れだ」——そう思い込んでいた方に、まずこの事実を届けたいです。
滝沢さんが内定を取れた理由は、学歴でも年齢でもありませんでした。「とにかく動き続けた」という行動量と、「塾での実績という語れる素材があった」という二点が大きかったと、インタビューを通じて感じました。
塾での経験が、就活の最大の武器になった

滝沢さんの就活で一番効いた経験は、個別指導塾の講師アルバイトでした。
英語・数学・国語・社会と全教科を担当し、中学生から高校生まで指導。担当した生徒のうち15名中13名が第一志望に合格したという結果を残しています。
「授業時間だけでは教えきれない部分を、自分の時間で補いながら向き合っていた。」
87%という合格率は、単なるアルバイトの枠を超えた成果です。
「人に喜んでもらうことが好き。年下を見るのが好き。親御さんとも話をした。」
塾の仕事が楽しかった理由が、この言葉に詰まっています。相手の成長を一緒に喜べる仕事——この経験が、就活の面接でも一番の強みとして機能しました。
「フリーター経験しかない」と感じている方でも、その中に「語れる素材」は必ずあります。滝沢さんの場合、それが塾での合格実績でした。
複数のアルバイトが育てた、同時進行力と先回り力

塾以外にも、滝沢さんは複数のアルバイトを経験してきました。
ドラッグストアの接客、飲食店でのホール業務、ナイトワーク——それぞれ違う現場で、違う種類のコミュニケーション力と対応力を積み上げてきました。
「複数の業務を同時進行で進めるスキルが身についた。」
異なる仕事を掛け持ちしながら、それぞれで一定の成果を出し続けてきた経験は、「マルチタスクができる人材」として評価されます。
また、中学時代のサッカー部でも、「先輩が求める前に動く」という先回りのスタンスを身につけていました。
「自分にできることを一生懸命やろうと思って、先輩のサポートに徹していた。先回りする能力が育った。」
この先回り力は、営業職や人材コーディネーターのような「相手の状況を読んで動く仕事」で直接活きるスキルです。
60社応募という数字の裏にあるもの

滝沢さんが就職活動で書類を送った会社の数は、60社以上。
この数字だけを聞くと、「そんなに落ちたの?」と感じるかもしれません。でも、見方を変えれば「60社動き続けた人間が、最終的に内定を取った」ということです。
10社受けて諦めてしまうより、60社受けてひとつ取る方が人生は変わる。
「年齢的に就職しなければいけないと思って動き始めた。」
動機は切実でシンプルでした。でも、そのシンプルな動機が、60社という行動量を支えました。
就職活動は、動いた量が結果に比例することが多いです。最初から完璧な応募書類を作るより、まず動いてフィードバックを積み重ねていく方が、内定への近道になることは珍しくありません。
内定後に迷い、エージェントに相談した——それが正しい判断だった

正社員内定を得た後、滝沢さんはすぐに承諾しませんでした。
「本当にこの会社でいいのか確認したかった。転職エージェントに相談して、他の求人も見せてもらった。」
比較検討した末に、「自分で考えた結果、この会社でやってみようと思った」という言葉で入社を決めました。
この「内定後に立ち止まって考えた」というプロセスは、弱さではなく賢明さです。
エージェントを「内定をもらうための道具」ではなく、「自分の判断を整理するための相談相手」として活用した——そのスタンスが、納得感のある決断につながりました。
就活は内定をもらったら終わりではなく、「その内定を承諾するかどうか」まで含めて就活です。迷ったときに相談できる場所があることが、最終的な選択の質を上げます。

人材業界の営業職を選んだ理由——「後々困らないスキルが欲しかった」

滝沢さんが最終的に選んだのは、人材派遣会社の営業職という仕事です。
「資格や実績が身につくものがいい。後々困らないスキルを手に入れたかった。」
人材業界の営業職は、企業と求職者の両方と深く関わる仕事です。折衝力・傾聴力・提案力が自然に育つ環境で、業界を問わず評価されるスキルが積み上がります。
塾での「人の成長を支援することへの喜び」も、人材業界で求職者をサポートする仕事と方向性が重なっています。
「下の子たちに何かを残したい。慕われる人間になりたい。」
この将来ビジョンは、人材業界の仕事を通じて着実に育てられていくはずです。

この体験談から学べること

滝沢さんのストーリーには、フリーターから正社員を目指している方に届けたい成功のポイントがいくつかあります。
フリーター期間の経験を「語れる素材」に変える
塾での合格実績、複数バイトの同時進行経験——これらはアルバイトの経験でも、面接で十分に語れる素材になります。「どんな成果を出したか」「何を学んだか」という視点で整理することが、就活の最初のステップです。
行動量が就活の突破口になる
60社という数字は多く見えますが、「動き続けた人間が内定を取った」という事実です。完璧を待つより、まず動いてフィードバックを積み重ねる。このサイクルを回し続けることが、内定への近道になります。
内定後の「立ち止まって考える」は大切なプロセス
内定が出たからといって即決する必要はありません。エージェントに相談して比較検討し、「自分で納得して決める」というプロセスを踏んだ滝沢さんの判断は、長く続けられる就職につながる正しいステップです。

おわりに
大学を中退して、フリーターとして塾・飲食・ドラッグストア・ナイトワークを経験した23歳が、60社以上に応募して正社員内定を手にしました。
「大学中退だから無理」でも「フリーターが長いから遅い」でもなかった。
動き続けた人間に、内定は来ました。
「慕われる人間になりたい」という滝沢さんの夢が、人材営業という仕事を通じて形になっていくことを願っています。