「30歳までにやるべきことが知りたい…」
「このまま20代を終えてもいいのか不安…」
「人生の負け組にはなりたくない…」
このような方に向けて記事を書いています。
20代後半になり、30歳の自分が現実的になってくると、このまま30歳になっても大丈夫か?と心配になりますよね。
結論からいうと、ひとつの指標として「29歳までに年収430万円稼げるようになる」というものがあります。
この年収430万円という数字は、DODAが発表している29歳男性の平均年収です。
とりあえず29歳までに年収430万円稼げるようになっておけば、日本人の平均ラインには乗るので、そのためにやっておくべきことを紹介します。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や人生に役立つ情報を発信しています。
この記事では、底辺から這い上がった僕の経験をもとに、「29歳までにやっておくべき8つのこと」を解説しています。
この記事を読めば、30歳になっても恥ずかしくない状態がわかるので、人生の選択に迷わなくなります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
29歳までにやっておくべき8つのこと【人生が20代で決まるワケ】
29歳までに目指すべき指標を「年収430万円稼げる状態になること」と定義しました。
結論からお伝えすると、29歳までにやっておくべき8つのことはこちらです。
- 正しく努力すれば成果が出ると知る
- 一点集中で爆走できる熱量を蓄える
- 自分の原動力を理解して管理する
- 個人で稼げるスキルを身につける
- 最低限の対人スキルを身につける
- 仕事との向き合い方を決めておく
- 大量の読書の習慣を身につける
- 自分で人生を選択できるようにする
ここからは、それぞれのやるべきことについて詳しく解説していきます。
正しく努力すれば成果が出ることを知っておく
29歳までには「正しく努力すれば成果が出ること」を知っておきましょう。
世の中には、成果を出せる人と成果を出せない人の、2種類の人間が存在します。
この両者の違いは、何だと思いますか?
- 才能があるかないか
- 経験があるかないか
- スキルがあるかないか
- 運が良いか悪いか
- 人脈があるかないか
- お金があるかないか
さまざまな要因が思いつくかと思いますが、どれも核心をついていません。
成果を出せる人と成果を出せない人の決定的な違いは、自分のことを「努力すれば成果を出せる人間」だと思えているかどうかです。
「努力すれば成功できる」というマインドがあるかどうかで、人生の可能性が大きく違ってきます。
僕は26歳のときにフリーターから営業職に転職しましたが、入社後6ヶ月は契約が1件も取れず、もちろん成績は最下位でした。
でも「圧倒的に努力すれば必ず契約は取れる!」と心から信じていたので、平日は毎日深夜0時過ぎまで営業ロープレを先輩に付き合ってもらい、休日は先輩の営業録音を常に聴いていました。
※営業ロープレとは営業の練習のことです。
このおかげで、ようやく入社7ヶ月目で初めての契約が取れて、8ヶ月目以降は毎月コンスタントに契約が取れるようになり、入社2年目には成果が認められて年収500万円になりました。
「スキルもない、経験もない、コネもない、ただのフリーターだった自分でも、努力すれば年収500万円稼げるようになるんだ!」ということを体感したことで、僕は30歳以降もいろいろな挑戦ができています。
ですから、29歳までに「正しく努力すれば成果が出る」という感覚を身に付けておくことは重要なのです。
一点集中で爆走できるエネルギーを蓄えておく
29歳までに「一点集中で爆走できるエネルギーを蓄えておく」というのも大切です。
やりたいことを実現するときや何かの目標を達成するときには、集中力とエネルギーが必要になります。
「選択と集中が大事だ」と言われるとおり、ひとつの目的に集中して、余計なものに気をとられない人だけが、自分の希望を叶えていきます。
多くの人は何となくテレビを観たり、何となくスマホをいじったり、何となく飲み会に行ったり、という感じで無意識に時間を捨ててしまっているのです。
これらの時間を全て目標達成にコミットできれば、目標を達成できる可能性はグッと高まります。
世の中には「2:6:2」という法則があります。
この法則では、上位の2割が優秀な層、真ん中の6割が普通の層、下位の2割が成果を出せない層、というように分類されます。
仕事で成果を出すためには、上位2割の中に入る必要がありますが、この上位層の人たちには、ものすごいエネルギー量があります。
下位になるほどエネルギー量が少なくなり、やりたいことを実現できる可能性も低くなります。
将来何かやりたいことが出てきたときに、「何としてでも成し遂げる!」というエネルギーを蓄えられているかどうかで、人生でやれることの幅が決まります。
ここでいうエネルギーとは、体力的な話ではなく精神的な話なので、20代のうちに精神的なエネルギー量を高められている人は、30代40代になっても高いエネルギー量をキープできるのです。
自分の原動力を理解してコントロールできるようになる
29歳までに「自分の原動力を理解してコントロールできるようになる」というのも大事です。
20代のうちに自分自身のことを理解しておけると、人生をコントロールしやすくなります。
特に「自分は何に対してモチベーションを感じるのか?」という自分の原動力を知っておくことは重要です。
- お金を稼ぐことが原動力なのか?
- 成長することが原動力なのか?
- 新しい体験をすることが原動力なのか?
- 人と関わることが原動力なのか?
- 人の役に立つことが原動力なのか?
- 自己実現できることが原動力なのか?
人によって原動力は異なるので、これに正解も不正解もありません。
大切なのは「自分が何によって行動する人間なのか?」を理解しておくことです。
自分の原動力がわかっていると、何か目標ができたときに、自分のモチベーションをコントロールできるので、目標を達成しやすくなります。
自分のモチベーションを高めるポイントは「目標を達成した後の自分の状態を何度もイメージすること」です。
たとえば、こんな感じですね。
- 目標を達成すれば報酬が20万円もらえる
- 目標を達成すれば自己成長につながる
- 目標に挑戦する中で新しい経験が積める
- チームで目標を達成することが楽しい
- 目標を達成すれば誰かの役に立てたと実感できる
- 目標の達成が自己実現につながる
このように20代のうちに、自分の原動力を知って、自分自身をコントロールできるようになっておくと、30代40代でやれることが増えます。
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個人で稼げるスキルを身に付けておく
29歳までに、個人で稼げるスキルを身に付けておくと、それ以降の仕事の選択肢がかなり広がります。
個人で稼げるスキルとは、具体的にいうと「誰かに商品を提案して、それを買ってもらうスキル」です。
世界的な大ベストセラーの「金持ち父さん貧乏父さん」の中でも、セールスのスキルの重要性が書かれていますよね。
1番簡単に、このスキルが身につく職種は「営業職」です。
営業スキルを一度身に付けてしまえば、仮に業種や会社が変わるなどしても、それなりにやっていけます。
僕は26歳のときに初めて営業職を経験しましたが、最初に販売していたのはホームページでした。
「中小企業にホームページを提案して買ってもらう」という仕事を約3年続けた後は、WEBコンサルティング、経営者向けセミナーの運営、採用コンサルティング、キャリアアドバイザーなど、さまざまな職種を経験しています。
すべての職種で仕事のベースにしていたのは、1社目の営業経験です。
つまり、営業職で成果を出した経験が一度でもあると、どんな仕事をやるときにも応用ができるということです。
今は何が起こるかわからない時代なので、会社に依存して生きていくのはリスクが高すぎます。
いつ何が起きても対応できるように、自分のスキルに依存した生き方を選んでおいたほうが安心です。
あなたも20代のうちに「個人で稼げるスキル」を身に付けておきましょう。
最低限の対人スキルを身に付けておく
29歳までには、最低限の対人スキルを身にtけておくべきです。
対人スキルが身についていないと、人生で損することが多くなります。
たとえば、恋愛、友達、家族、学校、仕事など、人生のあらゆる場面で対人スキルが必要になります。
特に仕事においては、対人スキルの高い人間にたくさんのチャンスがまわってきますし、良い仕事に転職できるチャンスも多くなります。
「社内で誰を昇格させるか?」という話になった場合、間違いなく対人スキルのある人が選ばれます。
なぜならチームリーダーを務める人物には、対人スキルがあることが必須条件だからです。
さらに転職市場においても、対人スキルの高い人が、優先的に選考を通過する傾向があります。
営業職はもちろん、ITエンジニア、施工管理、商品企画、マーケティング、人事など、あらゆる仕事において対人スキルは必要です。
そのため対人スキルがない人は、転職市場においても不利になってしまうのです。
人それぞれ事情はあるかと思いますが、人生で得するか損するかで考えると、30歳以降で対人スキルの低い人は、かなり損をすることになります。
ですから20代のうちに、最低限の対人スキルは身に付けておいたほうがいいです。
仕事との向き合い方を決めておく
29歳までに、仕事との向き合い方を決めておきましょう。
あなたは、1日の中で仕事に費やしている時間が、どれだけあるか知っていますか?
たとえば、午前9時から午後6時までが定時の会社で働いている場合、だいたい30分前には出社して、毎日1~2時間の残業をしている人が多いです。
昼休憩などがあるとはいえ、頭の中から完全に、仕事のことが排除されるわけではないと思います。
そのため通勤時間も含めると、1日12時間ほどを仕事に費やしていることになります。
これは1日の半分の時間を仕事に費やしているので、極端に考えると、人生の半分の時間を仕事に費やしている、ということです。
ですから、何のために仕事をやるのかを、20代のうちに決めておけると、人生の半分の時間を有意義に使えるのです。
「お金を稼ぐため」「自己実現のため」「知的好奇心を満たすため」「世の中の役に立つサービスを広げるため」「社会貢献のため」など。
どのように仕事と向き合うかを決めておけると、自分の人生に意味ができるので、毎日がワクワクと楽しさでいっぱいになりますね。
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大量の読書の習慣を身に付けておく
29歳までに、大量の読書の習慣が身についている人は、30歳以降の人生の選択肢が広くなります。
自分から情報を取りに行く習慣のない人は、世の中のメディアが発信している情報を受動的に取り入れることしかできません。
これだと、発想の幅がなかなか広がりません。
僕は26歳のフリーター時代から本を読むようになり、フリーターから営業に転職する前に約200冊の本を読みました。
当時読んだ本は、主に自己啓発書やビジネス書で、この読書のおかげで自分のマインドが大きく変わりました。
いまでも毎月5~10冊の本を読んでいますが、このおかげで毎月新しい発見があり、自分の思考が成長しているのを実感できています。
読書をすることのメリットは、目の前の仕事に役立つ考え方やノウハウを得られることはもちろん、自分の発想になかった情報をインプットできることです。
「会社に依存せずに自分に依存する働き方が重要だ」「資格よりも個人で稼ぐスキルが大事だ」などの考え方は、完全に読書の影響ですね。
世の中には、知らないと損をする情報がたくさんあるので、常に大量の読書をして、自分の思考をアップデートし続けることが大事です。
読書に慣れていない人は、1冊の本を読むのも大変だと思いますが、20代のうちに読書が快感になるくらいまで、とにかく多くの本を読んでおきましょう。
自分で人生を選択できるようにしておく
29歳までに「自分で人生を選択できるようにしておく」のがベストです。
ただし、これは最高の理想の状態ですね。
どういう状態かというと、仕事をするかしないかを、自分で選べる状態のことです。
ライスワークとライフワークという言葉がありますよね。
ライスワークは食べていくためのお金を稼ぐための仕事で、ライフワークは人生をかけてやりたい仕事のことです。
世の中の多くの人が、ライスワークとして仕事を選んでします。
なぜなら、もし明日から出勤しなくなれば、お金が無くなって飢えてしまうからです。
自分で人生を選択できるようになるためには、働かなくても生きていける程度のお金を確保することが重要です。
しかし、この位置に到達するまでには、長い道のりがあるので、20代のうちは将来のチャンスに備えて、個人のスキルや経験を積んでおくのが大切です。
29歳までに「自分で人生を選択できるようになる」というマインドを持っておくことで、ただの労働者ではない人生を選べるようになります。
何にも縛られず、自分の好きなことだけをやって、自由に生きていける未来をつかむために、まずは20代でやるべきことをやっておきましょう。
まとめ:20代でやっておくべきこと
最後に「29歳までにやっておくべき8つのこと」をまとめておきます。
- 正しく努力すれば成果が出ると知る
- 一点集中で爆走できる熱量を蓄える
- 自分の原動力を理解して管理する
- 個人で稼げるスキルを身につける
- 最低限の対人スキルを身につける
- 仕事との向き合い方を決めておく
- 大量の読書の習慣を身につける
- 自分で人生を選択できるようにする
今回は20代のうちにやっておくべきことを紹介しましたが、そのほとんどが仕事に関係するものでしたね。
人生の中で「仕事」や「お金」は、かなり重要です。
お金を稼ぐためには仕事をしなければいけませんし、どの職種を選ぶかによって「いくら稼げるか?」が決まります。
そもそも業界自体が稼げないのなら、そこでどれだけ仕事を頑張っても、大きなお金は稼げません。
ですから、仕事を選ぶときは、自分個人にスキルや経験が身につきつつ、高水準の給与がもらえる会社を選ぶのがおすすめですね。
あとは、あなた次第です。
今日から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
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