① ホスト5年・主任経験の23歳男性がタトゥーの壁を越えて昼職正社員を目指した就活体験談のアイキャッチ画像

この記事では、専門学校時代にホストを始め、5〜6年間で主任まで昇格し月収3桁を稼いでいた23歳男性が、「将来性を考えて昼職に移りたい」と動き出したものの、タトゥーという壁に何度もはね返されながら就職活動を続けているリアルをお届けします。

「夜職からの転職を考えているが、どうすれば昼職に就けるかわからない」「タトゥーがあることで就活が難しくなっている」——そんな状況にいる方にこそ読んでほしい体験談です。

ドフラ
こんにちは。元フリーターのドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

この記事の主人公
名前S・Yさん(23歳男性)
学歴高校卒業(スポーツ専門学校卒)
主な職歴ホスト(5〜6年・主任まで昇格)→ 引越しアルバイト(3月〜)
就活のきっかけホストの将来性への不安。年齢的にも昼職で安定したいと考え始めた
就活の軸「昼職・正社員」「市内」「タトゥーOKな職場」
使用した就職サービス転職エージェント(面談済み・求人選定中)
目指す職種接客・販売・物流など(タトゥー可であることが前提条件)

今回インタビューしたのは、スポーツ専門学校在学中にホストを始め、5〜6年間で主任まで昇格して月収3桁を稼いでいた佐々木裕樹さん(23歳男性・仮名)です。

「このまま続けても将来性がない」と感じ始めた23歳が、昼職への転換を決意。ただ、首から耳の側面にかけての10cmのタトゥーが就活のハードルになり、「タトゥーがOKかどうか」を確認する作業から就活が始まっています。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。

ホストを始めたのは、専門学校時代のお金が必要だったから

佐々木さんがホストの仕事を始めたのは、スポーツ系の専門学校に通っていた頃でした。

「お金が必要で、軽い気持ちで始めた」という言葉どおり、最初から夜の仕事でキャリアを積もうと思っていたわけではありませんでした。

でも、一度入ったその世界で、佐々木さんは結果を出し続けます。

5〜6年間ホストとして働き、主任まで昇格。月収は3桁——100万円以上を稼ぐ月もあったということです。

接客でお客様を惹きつける力、スタッフをまとめるマネジメントスキル、目標数字に向かって動く意欲——ホストという仕事の中で、これだけの実力と経験を積み上げてきました。

それでも、23歳というタイミングで「昼職に変えよう」と決めた。その判断の根っこには、「この仕事をいつまでも続けていけるわけではない」という冷静な自己分析がありました。

「タトゥーはOKですか」が就活の出発点になった

昼職への転換を決めてから、佐々木さんはすぐに壁にぶつかります。

首から耳の側面にかけて、10cmのタトゥーが入っている。隠せない場所にある、隠しにくいサイズ——これが就活の最初のハードルになりました。

「タトゥーで断られることが多くて、唯一入れたのが引越しのアルバイトだけでした。」

タトゥーに対する企業の対応は、業種・職種によって大きく異なります。接客系・オフィス系は原則NGとしている会社が多く、物流・建設・現場系は比較的柔軟な会社が多い傾向があります。

佐々木さんの就職活動は、「仕事内容で選ぶ」より「タトゥーを受け入れてもらえる会社を探す」という作業から始まっているのが実情です。

これはある意味、他の就活生とはまったく異なるフィルタリングが必要な就活です。

唯一入れた引越し会社でのアルバイトを3月から始め、仕事の感覚を取り戻しながら正社員就職の道を探している段階です。

幼稚園からのサッカーが育てた、集団の中での動き方

佐々木さんのバックグラウンドで印象的なのは、幼稚園から続けてきたサッカーです。

ずっとディフェンダーを担当してきたと話します。

ディフェンダーというポジションは、目立つプレーより「チームのために削る仕事」をするポジションです。攻撃陣が点を取るために、自分が裏でリスクを取る。その役割を何年も続けてきた。

「集団で行動するのは得意。」

この言葉は、サッカーで培ったチームプレイの感覚と直結していると思います。ホストで主任まで昇格できたのも、個人の接客力だけでなく、スタッフをまとめるマネジメント力があったからでしょう。

「割となんでもやれる」という言葉も、どんな役割でもチームのために動いてきた経験から来ているのかもしれません。

ホストの経験は、昼職でどう活きるか

「ホスト経験は昼職の面接でどうアピールすればいいか」というのは、夜職からの転職を考えている方が共通して持つ疑問ですよね。

佐々木さんの場合、5〜6年のホスト経験は以下のような形で昼職のアピールに転換できます。

主任として部下をまとめたマネジメント経験

ホストのチームをまとめ、後輩の育成・業務管理を担当してきた経験は、チームリーダー経験として語ることができます。「何人のスタッフを管理していたか」「どんな成果が出たか」を具体的に話せれば、面接官に伝わりやすくなります。

高い接客・コミュニケーション力

ホストとして5〜6年、お客様と向き合い続けてきた接客力は、業種が変わっても活きるスキルです。「相手の気持ちを読んで、場の雰囲気をつくれる」という能力は、接客・販売・サービス系の職種で直接評価されます。

目標に向かって数字を追いかける経験

月収3桁を稼いでいたということは、ホストとして相応の売上目標を達成してきたということです。「数字を追いかけてきた経験がある」という点は、営業職や販売職の面接でも武器になります。

佐々木さんが次の仕事に求めること

ホストから昼職への転換を図る佐々木さんが、次の職場選びで重視していることは明確です。

① タトゥーOKであること

就活のすべての前提条件です。まずここをクリアできる会社・職種から探していく必要があります。物流・建設・引越し・製造などの現場系や、一部の飲食・サービス系がタトゥーに比較的寛容な傾向があります。

② 市内で働けること

生活拠点が市内のため、市内で通勤できる職場を希望しています。免許を持っていないため、公共交通機関でのアクセスが前提です。

③ 昼間の仕事で、生活リズムを整えたい

5〜6年の夜型生活から昼型へ。「年齢的にも昼職で落ち着きたい」という言葉に、これからの生活を安定させたいという意思が表れています。

就職活動のリアルな状況——タトゥー可の求人を絞り込む段階

佐々木さんの転職活動は、転職エージェントに登録して面談を終えたばかりの段階です。

現時点では正社員求人への応募はまだ始まっていませんが、エージェントと一緒に「タトゥーOKであること」を前提に求人を絞り込んでいます。

引越しアルバイトを続けながら就活を並行して進めるという形で、今は「仕事の感覚を取り戻しながら、求人を探す」という状態です。

タトゥーがある方の就職活動で有効な方向性として、現場系・物流系・製造系・飲食系が候補として挙がっています。これらの職種は、スキルや体力・チームワークを重視する傾向があり、外見的な制約に対して柔軟な会社が比較的多いです。

また、タトゥーを隠せるユニフォームや作業着がある職場では、業務中は問題にならないケースも多くあります。エージェントを通じて、採用担当者への事前確認ができるのは、一人で応募するよりも大きなメリットになります。

「タトゥーがあっても正社員になれる仕事は必ずある。条件の合う求人と出会えるかどうかが鍵。」

ドフラ
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。

この体験談から見えてくること

佐々木さんのストーリーには、夜職から昼職への転換を考えている方や、タトゥーがあって就活に踏み出せない方に届けたいポイントがあります。

ホストの経験は「隠す」より「言い換える」

面接でホスト経験をどう話すかは、夜職からの転職の最大の課題のひとつです。「ホストをしていた」という事実そのものではなく、「接客で何をしてきたか」「マネジメントで何を学んだか」という形に言い換えることで、面接官に伝わり方が大きく変わります。主任として後輩をまとめてきた経験は、特に語れる素材になります。

タトゥーがある場合、一人で求人サイトを眺めても前に進みにくい

求人サイトにはタトゥーOK・NGの記載がないことがほとんどです。一人で応募し続けると、タトゥーを理由に書類落ちするループから抜け出せません。転職エージェントを使うことで、担当者が採用企業に事前確認してくれる環境が作れます。

「なんでもやれる」という柔軟性は、武器になる

「割となんでもやれる」という言葉は、一見強みに見えにくいかもしれません。でも、現場系の仕事では「与えられた仕事をこなせる」「環境に適応できる」という特性は、即戦力として評価されます。引越しのアルバイトをすぐに始めた行動力も、その特性の表れです。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

おわりに

5〜6年間、主任として夜の世界で結果を出してきた佐々木さんが、23歳で昼職への転換を決めました。

タトゥーという壁があっても、引越しのアルバイトに飛び込み、エージェントに相談して、一歩ずつ前に進んでいます。

夜職から昼職へ。それは環境だけでなく、生き方そのものを変える決断です。

その一歩が、佐々木さんの新しいキャリアのスタートになることを願っています。