バイク事故で半年入院後に通信制高校を卒業した21歳高卒フリーター男性がアパレル業界への就職を目指した転職体験談のアイキャッチ画像

この記事では、中学卒業後に美容師を辞め、バイク事故で半年入院・リハビリを経験し、「高校卒業だけはしておかなければ」と通信制高校を卒業した後、名古屋に移住してアパレルの仕事を目指している21歳男性のリアルをお届けします。

「正社員経験がない状態でアパレルに挑戦できるか不安」「遠回りしてきたけど、今から夢に向かって動けるか」——そんな思いを抱えている方に読んでほしい体験談です。

ドフラ
こんにちは。元フリーターのドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

この記事の主人公
名前F・Mさん(21歳男性)
学歴高校卒業(通信制・3年間)
主な職歴美容師アシスタント(1年)→ コンビニアルバイト(2年・高校在学中)
特記事項バイク事故で半年入院・リハビリ経験(義足になる寸前)
就活のきっかけ「27〜28歳で自分の店を開く」という夢に向けてアパレル業界でのキャリアをスタートしたい
就活の軸「アパレル販売・未経験可」「ファストファッションからスタート」「名古屋市内」
使用した就職サービス転職エージェント・各種求人サイト(複数社に応募中)
将来の目標ファストファッション→セレクトショップ→27〜28歳で自分の店を開く

今回インタビューしたのは、中学卒業後に美容師を目指して1年間アシスタントとして働き、バイク事故で半年入院・リハビリを経験した後、通信制高校で3年間かけて卒業し、名古屋に移住してアパレル業界への就職を目指している伏見正人さん(21歳男性・仮名)です。

「27〜28歳までに自分のショップを開きたい」という具体的な夢に向けて、まずはファストファッションの現場から経験を積もうとしています。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。

中学卒業後に美容師の世界へ——16歳の選択とその結末

伏見さんが美容師を目指したのは、中学を卒業してすぐのことでした。

きっかけはシンプルで、「お兄さんが美容学生だったので、自分もやってみたいと思った。」

美容師アシスタントとして1年間働きましたが、続きませんでした。

「美容師をなめていた。甘く考えていた。まだ遊びたいという気持ちが勝っていた。16歳17歳だったので。」

この正直な振り返りは、当時の自分を客観的に見られているということです。甘さを認められる人間は、同じ失敗を繰り返しにくい。

当時お金への関心も薄く、仕事を続けるモチベーションを保てなかった——これは珍しい話ではなく、10代前半のうちに社会に出ることの難しさの表れでもあります。

バイク事故、半年の入院——人生が変わった経験

美容師を辞めた後、伏見さんの人生を大きく変える出来事が起きます。

バイクで事故を起こし、半年間入院することになりました。

「義足になる寸前だったが、必死にリハビリをした。」

一緒に巻き込んだ後輩は、意識不明になるほどの怪我を負いました。友人のバイクを借りていたため、保険の使用をめぐって金銭トラブルになり、大切な人間関係も壊れました。

「後輩の方が先に治っていくのが、もどかしかった。」

この半年間の入院とリハビリの時間が、伏見さんに何かを考えさせました。

「高校を卒業しておかなければ、と思った。」

義足になる寸前という体の危機と、人間関係の喪失という二重のつらさを経験しながら、「前に進まなければ」という気持ちが生まれていきました。

通信制高校で3年間——卒業という決意を形にした

入院・リハビリを経た後、伏見さんは通信制高校に入学します。

通信制の高校というのは、自分でペースを管理しながら学び続ける環境です。フリーランス的な生活を続けながら、コンビニのアルバイトも並行して2年間続けました。

「中学卒業だけではダメかと思って、高校に通った。」

その通り、3年間かけて卒業を果たします。

義足になりかけた体でリハビリをしながら、高校の勉強を続けながら、アルバイトもしながら——この期間に伏見さんが培ったものは、単純な「学歴」ではなく、「やり切る力」です。

「コンビニのアルバイトでは、上司と部下の間に入ってコミュニケーションを円滑にする役割を担っていた」という話も印象的でした。現場の潤滑油として機能できる人間だということが、この一言から伝わります。

ファッションへの情熱——27〜28歳で自分の店を開く

伏見さんがアパレルの仕事を目指すようになったのは、ファッションへの純粋な興味からでした。

「知り合いがネットで個人で服を作っていて、その人に服を作ってもらったときに、自分も作りたいと思った。」

この体験が、「いつか自分でショップを開きたい」という夢の原点になっています。

キャリアの設計も具体的です。

まずファストファッションのショップで2〜3年働きながら販売の基礎を身につける。次にセレクトショップやハイブランドにステップアップして、服への目利き力と接客の質を高める。そして27〜28歳までに自分の店を開く——という段階的なビジョンを持っています。

「将来的には自分でやっていけたらと思っている。」

この言葉の裏には、具体的な逆算があります。夢があいまいな人と、ここまで段階を設計している人では、就活への向き合い方が変わりますよね。

伏見さんが持っている、アパレルで活きる強み

正社員経験もアパレル経験もない状態ですが、伏見さんには面接で十分に語れる素地があります。

人の話を聞く力・コミュニケーションの仲介力

「人の話をちゃんと聞く、自分だけの話をしない」「上司と部下の間に入ってコミュニケーションを円滑にしていた」という特性は、チームで動くアパレルの現場では高く評価されます。お客様の話を聞きながら提案する接客スタイルとも相性がいいです。

ひとつの物事に集中できる力

「仕事が真面目、ひとつの物事に取り組む集中力がある」という自己認識は、販売の仕事で「お客様に丁寧に向き合う」という姿勢につながります。

遠回りを経てきた経験の重さ

事故・入院・リハビリ・高校卒業——これだけの経験を経て21歳でアパレルに踏み出している。「なぜアパレルなのか」「なぜ今動くのか」を語るとき、このバックグラウンドが話に深みを与えます。

就職活動のリアルな状況——複数の方向性で動いている

伏見さんは現在、アパレル系を中心に複数の求人に応募しながら、転職エージェントとも相談している段階です。

ファストファッション・セレクトショップ系(直接応募)。

ZARAやユナイテッドアローズなど、海外ファストファッションや国内セレクトショップへの応募を進めています。大須のショップにも直接面接に行きました。「まずアパレル経験を身につける」という軸が明確なため、ブランドへのこだわりより「入れる職場」を探す現実的な動きができています。

ソファ・インテリア専門店のスタッフ職(正社員)。

専門店でのショールームスタッフとして接客・販売を担当する仕事です。アパレルとは異なりますが、「人に提案する仕事」という点で共通しており、接客の基礎を身につける職場として検討されています。社長直轄のポジションも提案されており、直接経営者から仕事を学べる環境です。

古美術品・骨董品の買取・販売(正社員)。

商品の専門知識を深めながら、接客・査定・提案を担当する仕事です。目利き力を育てるという点で、「いずれセレクトショップやハイブランドで働きたい」という伏見さんの中期目標と通じる面があります。

ハイブランド・セレクトショップ系(正社員)。

BALENCIAGAなどのブランドで、店長候補として採用する求人も提案されています。未経験からの挑戦にはハードルがありますが、「将来の自分の店」を見据えた伏見さんには、最終ゴールとしてイメージできる職場です。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

この体験談から見えてくること

伏見さんのストーリーには、遠回りしながらも夢に向かって動き出した21歳から学べるポイントがあります。

「遠回り」の経験は、語れる強みになる

事故・入院・リハビリという経験は、履歴書には書けないかもしれません。でも、「その経験を経て何を考え、どう行動を変えたか」を語れるなら、面接でのエピソードとして十分な深みを持ちます。

夢への逆算が具体的なほど、就活の軸がブレない

「27〜28歳で自分の店を開く」という目標から逆算して「まずファストファッションで2〜3年経験を積む」という行動計画を持っている人間の就活は、「とりあえず仕事を探している人」とは選考での印象が違います。

アパレル未経験でも、接客経験を活かせる職種から入れる

コンビニアルバイト2年間の接客経験は、アパレル選考でも評価される素地になります。「人の話を聞く力」「コミュニケーションの仲介力」という強みをセットで語ることで、未経験でも「この人なら売り場に立てる」という印象を与えられます。

ドフラ
21歳フリーターの就職成功体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

おわりに

義足になる寸前の事故を経て、リハビリをしながら高校を卒業して、名古屋に移住してきた21歳。

ここまでの道のりは、一本道ではありませんでした。

でも、「27〜28歳で自分のショップを開く」という夢への逆算が、伏見さんの今日の一歩を動かしています。

その夢の出発点として、アパレルの現場に立つ日が近づいていることを願っています。