
この記事では、オーストラリアで働きたいという夢を持って大学を中退し、飲食・アパレル・夜の接客とさまざまな仕事を経験してきた22歳女性が、一人暮らしの生活を支えるために「安定した昼の正社員」を目指して転職活動を始めたリアルをお届けします。
「夜の仕事から昼の仕事に切り替えたい」「アルバイト経験しかないが正社員になれるか不安」——そういった方に届けたい体験談です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
| 名前 | Y・Mさん(22歳女性) |
|---|---|
| 学歴 | 大学中退(3年次・「海外で働きたい」という夢で退学) |
| 主な職歴 | スーツ販売(長期)・スポーツバー・バル・ホルモン焼き(飲食3年)・カフェ・夜の接客業 |
| 就活のきっかけ | 夜の接客業の収入がなくなり、一人暮らしの生活費が不安に。「安定した昼の仕事」へ転換を決意 |
| 就活の軸 | 「手取り17万円以上」「9時以降始業」「正社員」「コミュニケーション力が活かせる仕事」 |
| 使用した就職サービス | 転職エージェント(面談済み)・携帯ショップに書類応募済み |
| 将来の目標 | エステサロンを経営したい・自分で会社を持ちたい |
今回インタビューしたのは、大学3年でオーストラリアへの夢を胸に退学し、飲食・アパレル・夜の接客とさまざまな現場を渡り歩いてきた吉田恵巳さん(22歳女性・仮名)です。
収入が不安定になったことを機に「昼の正社員として安定した生活を作りたい」と転職エージェントに相談しに来ました。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。
目次
大学を辞めた理由——オーストラリアで働きたかった

吉田さんが大学を辞めたのは、3年生のときでした。
「海外で働きたいと思った。オーストラリアに行きたかった。」
シンプルで正直な理由です。大学という枠の中にいることより、外の世界に出て経験を積みたいという思いが勝ったのだと思います。
「自立するために家も出た。」
大学の退学と一人暮らしの開始が重なり、自分の力で生活を成り立たせていくことが、そこから始まります。
結果的にオーストラリアには行けていない状況ですが、「いつか海外で働く」という夢は今も持ち続けています。
この夢を持った経験が、「自分で会社を持ちたい・エステサロンを経営したい」という将来ビジョンへとつながっているのだと思います。
スーツ販売・飲食・夜の接客——多様な現場で磨いた対人力

吉田さんの職歴は、接客を中心に多岐にわたります。
高校3年から始めたスーツ販売では、大学時代まで長期間続けました。スーツという「特別な買い物」を求めるお客様への接客は、ニーズを聞き取り、提案して、信頼を作るというプロセスが凝縮された仕事です。
飲食では、スポーツバー・バル・ホルモン焼き・カフェと複数の業態を経験しています。特にホルモン焼きの仕事については、「常連さんが多くてやりやすかった」と話しており、リピーターとの関係構築ができていたことが伝わります。
「コミュニケーション能力は高い。」
これは自己評価ですが、飲食・アパレル・夜の接客と複数の対人業種を経験してきた事実が、その言葉の裏付けになっています。
特に夜の接客業での経験は、40〜50代のサラリーマンや経営者との会話を通じて、「幅広い年代の人と話せる力」を育てました。
収入がなくなった——転職を決意させた現実
吉田さんが転職を決意したのは、収入の変化がきっかけでした。
「スナックの仕事が約2ヶ月前からなくなった。」
夜の接客業は、体調や景気・店の状況に左右されやすい収入形態です。月収25万円近くあった時期もありましたが、それが突然なくなりました。
一人暮らしで生活費を自分で賄っている状況では、この収入の空白は深刻です。
「手取りで17万円以上はほしい。9時以降始業の仕事がいい。」
この具体的な数字と条件が、吉田さんの転職活動の出発点です。「安定した昼の正社員」という目標は、一人暮らしを続けるための現実的な必要条件でもあります。
吉田さんが次の仕事に求めること

一人暮らしの生活費と将来のビジョンを踏まえると、吉田さんが転職先に求める条件が整理できます。
① 手取り17万円以上が確保できること
一人暮らしの生活費を賄うために必要な最低ラインです。正社員として安定した月給が保証されることが、最優先の条件になっています。
② 9時以降スタートの日中の仕事
夜の仕事からの切り替えという背景から、「朝が早くない仕事」という希望があります。携帯ショップや販売系は10〜11時オープンが多く、この条件に合いやすい職種です。
③ コミュニケーション力が活かせる仕事
スーツ販売・飲食・夜の接客と、対人スキルを積み上げてきた経験から、「人と話すことが仕事の中心にある職種」との相性が高いです。
④ 将来の独立・エステサロン経営につながる経験
「自分で会社を持ちたい、エステサロンを経営したい」という長期目標があります。今の就職が夢への終点ではなく、「経営の基礎を学ぶ場」として捉えていることが伝わります。
就職活動のリアルな状況——携帯ショップに書類応募済み・エージェントとこれから絞る段階

吉田さんは現在、自力で携帯キャリアのショップスタッフ職に書類を応募しており、結果待ちの状態です。
携帯ショップは、スーツ販売・飲食で培った接客スキルが直接活きる職種です。幅広い年代の顧客に対して商品を提案・説明するという業務は、吉田さんが得意としてきた「対人スキル」の延長線上にあります。
転職エージェントとの面談は始まったばかりで、これから求人の方向性を絞っていく段階です。
携帯ショップ以外にも、吉田さんの特性に合う職種はいくつか考えられます。
アパレル販売や雑貨・ライフスタイル系ショップは、スーツ販売での経験と将来のエステサロン経営に向けた「美・生活系の知識」を積むという観点からも相性が良い方向性です。
また、美容・エステ業界への就職も選択肢として検討に値します。将来のサロン経営を見据えた場合、業界の内側でどう経営が動いているかを知ることは、直接的な学びになります。
どの方向性を選ぶにしても、「安定した収入を確保しながら、将来の夢への道を少しずつ歩む」という視点が、吉田さんの就活の核心です。

この体験談から見えてくること

吉田さんのストーリーには、接客業からの転換を考えている方や、夜の仕事から昼の仕事に切り替えたい方へのヒントがあります。
夜の接客経験は、昼の仕事でも活きる対人スキルになる
夜の接客業での経験は、幅広い年代・業種の人との会話を通じて「場の空気を読む力・話を引き出す力」を育てます。この対人力は、携帯ショップ・アパレル・営業職など、昼の接客・販売系の仕事でそのまま武器になります。
「大学中退」の理由が前向きであれば、面接で正直に語れる
「海外で働きたかった」という動機は、行動力と好奇心の表れです。退学を後ろ向きに語るのではなく、「その選択から何を学んで、今どう動いているか」をセットで話せれば、面接官の印象は変わります。
将来の夢がある人は、就職の目的が明確になる
エステサロン経営という夢があることで、「今の就職は通過点だ」という整理ができます。「なぜこの仕事に就きたいのか」を問われたとき、夢との接続を語れる人間は、面接での話に芯が通ります。

おわりに
海外で働きたいという夢を持って大学を辞め、さまざまな接客の現場で生き抜いてきた22歳。
収入が突然なくなった現実と向き合いながら、「安定した昼の仕事を手に入れて、いつかエステサロンを経営する」という道筋を描き始めています。
一人暮らしで自分の生活を守りながら、夢への種も手放さない。その両立を目指す吉田さんの次の一步が、長く続けられる場所への入り口になることを願っています。