この疑問に答えます。
『店長や店員さんを見てると楽しそうだった!』『仕事が簡単そうだから自分にもできると思った!』という理由で、ドラッグストアに就職する人は多いです。
しかし実際に働いてみると、残業が多い、休みが取れない、立ちっぱなしがしんどい、ノルマがきつい…などの理由で、ドラッグストアからの転職を考える人もいるようです。
この記事では『ドラッグストアから異業種に転職した22歳男性の体験談』を紹介しますので、ドラッグストアから転職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、ドラッグストアから転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、元ドラッグストア社員の下田悠馬さん(22歳男性・仮名)の体験談をもとに『ドラッグストアの正社員がきついといわれる理由』から『ドラッグストアから転職で失敗しない方法』までを解説しています。
この記事を読めば、ドラッグストアの正社員の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
それでは、さっそく見ていきましょう~。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
ドラッグストアの正社員から転職。元登録販売者(22歳男)の体験談
ドラッグストアの正社員に就職した人の中には、20代でドラッグストアから転職する人も多いです。
ちなみに、20代がドラッグストアから転職する理由は、次のとおり。
- 休みが少ない
- 土日祝は休めない
- 残業が多い
- 休みの日でも連絡がくる
- 売上ノルマがきつい
- 体力的にきつい
- クレーム対応が大変
- 転勤が多くてしんどい
- 店長より上の役職の席が空いてない
- バイトと変わらない仕事内容で将来性を感じない
今回紹介する元ドラッグストア社員の下田悠馬さん(22歳男性・仮名)の話によると、ドラッグストアの正社員がきついと感じた理由はこんな感じだったようです。
- 希望の休日が1日もとれず、友達や恋人と過ごす時間がなかった。
- 売上目標が高すぎて自腹で商品を購入することも多かった。
- 転勤が多くてその度に人間関係を築くのがストレスだった
- 人手不足でサービス残業が当たり前の雰囲気がきつかった
- 休みの日でも連絡がくるのでオンとオフの切り替えができなかった
- 仕事がハード過ぎて40代50代の自分が働く未来を想像できなかった
ドラッグストアの正社員として働く人の中には、入社前のイメージと入社後の現実にギャップを感じている人も多いのだとか。
ドラッグストアの正社員はきついと思った体験談【元登録販売者の22歳男】
ここでは、元ドラッグストア社員の下田悠馬さん(22歳男性・仮名)が、ドラッグストアから転職を決意した体験談を紹介しますね。
下田悠馬さんは大学を卒業後、新卒で某大手のドラッグストアに入社しました。
ドラッグストアに入社した理由は、新卒説明会で話を聴いた人事担当が明るい雰囲気だったこともあり、なんとなく楽しそうだと思ったからです。
しかし、いざ入社してみると、登録販売者の資格の勉強が難しかったり、お客さんに薬の質問をされてパニックになったり、店舗が人手不足で休みが取れなかったり…。
ドラッグストアの現場は、入社前に抱いていた楽しそうなイメージとはかけ離れており、下田悠馬さんはどんどん疲弊していきました。
ちなみに、下田悠馬さんが入社後に1番衝撃を受けたのは、OJT研修で自分を指導してくれていた先輩から『俺は今月で辞めるからね!』と言われたことだそうです…。
また、「休みが少ないのに給料が安い!」という社員の不満も多く、入社3年以内の離職率が高くなっていました。
下田悠馬さんが勤めていたドラッグストアは、業界の中でも給料が特に安かったようで、次のような年収になっていました。
- 一般社員:年収280万円
- 店長:年収360万円
- スーパーバイザー:年収520万円
店長になっても年収360万円というのが割に合わないと感じる社員や、役職が上がるにつれて責任とプレッシャーが大きくなるストレスに耐えれない社員が多かったようです。
ドラッグストアの店長が仕事を辞めたいと思う理由はノルマがきついから?
元ドラッグストア社員の下田悠馬さんの話によると、特に店長は労働時間が長くなったり、休みが取れなくなったりするので、ワークライフバランスを保つのが難しそうだった…とのこと。
ドラッグストアの各店舗にはノルマがあったため、化粧品のキャンペーンをはじめ、毎月異なるキャンペーンを打ち出して、店長を中心に社員たちは常にノルマに追われていました。
そして、ノルマがクリアできないから休めない、ノルマを達成するためにサービス残業をする、ノルマに到達するために自腹で商品を購入する…というケースもあったそうです。
その中でも特に本社から強めのプレッシャーをかけられるのが店長たちで、下田悠馬さんが働いていた店舗ではこんな感じでした。
- 「あれもこれも売れ!」と言われる
- ノルマ未達だと転勤や異動の圧力がかかる
- 毎日メールで各店舗の販売実績が送られる
- 売上を作れるまで帰れない雰囲気がある
そして、下田悠馬さんは先輩社員や店長たちの姿を見ているうちに、「この会社では長く働けないな…」と思い、新卒1年目でドラッグストアから転職することを決めました。
…ということで、今回は以上です。
この記事が、あなたの転職活動のヒントになれば嬉しいです。