
この記事では、コンビニで3年間アルバイトを続け、「人の役に立ちたい」という思いで介護正社員に転職したものの過酷な勤務体制で4ヶ月で退職し、22歳で同級生たちが大学を卒業するタイミングを目の当たりにして本気で就活に動き出した23歳男性のリアルをお届けします。
「まわりが就職していくのを見て焦っている」「一度正社員になったけど続かなかった経験がある」——そういった状況にいる方に読んでほしい体験談です。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
| 名前 | O・Tさん(23歳男性) |
|---|---|
| 学歴 | 高校卒業(通信制) |
| 主な職歴 | 新聞配達(4ヶ月)→ コンビニアルバイト(3年)→ 介護職・正社員(4ヶ月)→ ファストフードアルバイト(現在) |
| 就活のきっかけ | 22歳で同級生が大学卒業するタイミングに刺激を受け、「自分もちゃんと正社員にならなければ」と決意 |
| 就活の軸 | 「土日祝休み」「都心部」「正社員」 |
| 使用した就職サービス | 転職エージェント(面談済み・求人選定中) |
| 目指す職種 | 接客・販売・営業系(人と関わる仕事が得意)または技術系(ITエンジニア研修あり) |
今回インタビューしたのは、高校卒業後にコンビニアルバイトを3年間続け、「人の役に立ちたい」という気持ちで介護の正社員に転職したものの過酷な勤務体制で4ヶ月で退職し、現在ファストフードのアルバイトをしながら就職活動を続けている太田竜彦さん(23歳男性・仮名)です。
22歳で同級生たちが大学を卒業するのを目の当たりにして、「自分もちゃんと動かなければ」という気持ちに火がついた就活のリアルをお伝えします。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。
目次
コンビニ3年間——店長に評価された、人と向き合う仕事
太田さんが最初に腰を据えた仕事は、高校卒業後に始めたコンビニのアルバイトです。
「13時から19時の時間帯で、高齢者・主婦・子どもと話しながら接客するのが楽しかった。」
お客様との会話を楽しめる人間が、コンビニという場所で力を発揮できていたことが伝わってきます。
3年間続ける中で、真面目な勤務ぶりは店長にも評価されていたそうです。
「責任感を持って仕事ができる」という言葉が、店長からの評価と重なっています。
やると決めたことを最後までやり遂げる姿勢が、3年間という継続の中で磨かれていきました。
コンビニという場所は、様々なお客様と接し、クレーム対応から繁忙期対応まで幅広い状況に対応しなければならない職場です。
その3年間は、単なるアルバイト経験以上の対人スキルを育てていたと思います。
「人の世話をするのが好き」——介護への転職と、現実の壁
コンビニで3年間働きながら、太田さんの中で「もっと人の役に立てる仕事がしたい」という気持ちが育っていきます。
その思いが向かった先が、介護職でした。
そして4月、介護の正社員として転職します。
「仕事内容そのものにはやりがいがあった。」
太田さんが介護を選んだ動機は本物でした。
ただ、職場の現実は想像と大きく違っていました。
日勤・夜勤・朝勤と変則的なシフトが続き、24時間体制で回る勤務スケジュールに、体と生活リズムがついていかなくなります。
「勤務体制が整っていなかった。それが問題でした。」
仕事の内容への不満ではなく、働き方の構造的な問題——これは、個人の努力ではどうにもできない部分ですよね。
4ヶ月で退職を決めた太田さんが、「仕事はやりがいがあった」と今でも話すのは、人の役に立つことへの気持ちが本物だった証拠でもあります。
同級生の大学卒業が、背中を押した
介護を退職した後、同年9月から転職活動を始め、11月からファストフード店でアルバイトを始めた太田さん。
正社員就職に本腰を入れたのは、あるタイミングがきっかけでした。
「22歳になったとき、同級生が大学を卒業するタイミングだったので。」
高校卒業後にアルバイトを続けてきた太田さんと、4年間大学に通った同級生が、同じタイミングで社会人生活をスタートさせる——その光景が、太田さんに「自分もちゃんと動かなければ」という感覚をもたらしました。
ぶっちゃけ、この感覚を持った人は多いですよね。
まわりが就職していくことへの焦りは、就活の大きな動機になります。
ネガティブな理由から動き始めても、動き始めたことに価値があります。
大切なのは、そこからどう前に進むかです。
アニメ・漫画好きが教えてくれる、太田さんの集中力
太田さんの趣味はアニメと漫画です。「漫画にお金を使っている」と話してくれました。
一見、就活と関係なさそうに見えますが、アニメや漫画をじっくり楽しめる人は、物語の流れを追いかける集中力と、キャラクターへの共感力を持っていることが多いです。
「責任感を持ってやり遂げる」という長所と、「一人で抱え込んでしまう」という短所は、実は同じ根っこから来ています。
責任感が強いから、抱え込む。物ごとをひとりで完結させようとする傾向がある。
これは、「相談が苦手」というより、「自分でなんとかしようとする意志が強い」という言い換えができます。
サポートを求めることが苦手なら、上司や先輩に相談しやすい職場環境を選ぶことが大切です。
太田さんが次の仕事に求めること
これまでの経験と希望を整理すると、太田さんが転職先に求める条件はシンプルです。
① 土日祝休みで正社員
介護では変則シフトが体に堪えた経験から、生活リズムが安定する土日祝休みは外せない条件です。「平日に動けて、休日に休める」という当たり前の生活を、ちゃんと手に入れたいという思いがあります。
② 公共交通機関で通勤できる職場
AT限定免許はありますが車はなく、公共交通機関でのアクセスが前提となります。県内の中心部はアクセスがよく、選択肢は十分にあります。
③ 人と関わることができる仕事
コンビニでの3年間、介護での4ヶ月——いずれの仕事も、「人と向き合うこと」に喜びを感じていた太田さんにとって、人間関係が乏しい仕事は向きません。接客・販売・サポート系の仕事との相性がよいです。
就職活動のリアルな状況——10社の求人を比較検討中
太田さんは現在、転職エージェントのお気に入りリストに入れた10社の求人を比較検討している段階です。
求人の方向性は大きく4つに分かれます。
ITエンジニア職(未経験・研修あり)。
給与をもらいながらプログラミングの基礎を学べる研修型の求人です。土日祝休み・正社員という条件は太田さんの希望に合っています。「アニメ・漫画好き」という趣味の背景には、デジタルコンテンツへの親しみがあり、IT系への入口として相性がよい可能性があります。
接客・販売・携帯ショップ系(正社員)。
コンビニでの3年間の接客経験が直接活かせる職種です。携帯ショップや専門店スタッフとして、お客様と向き合いながら働ける環境が整っています。「人と話すのが楽しい」という太田さんの特性が、接客の仕事では評価されやすいです。
営業系(正社員)。
リクルートや物流系の営業職、反響型の営業職などが候補に挙がっています。コンビニでの対人経験と責任感の強さは、目標を持って動く営業職でも活きる素地があります。ただし「一人で抱え込む」という短所は、チームで動く職場や、上司に相談しやすい職場環境で軽減できます。
ドラッグストア・サービス業(正社員)。
「人の役に立ちたい」という動機が活きる接客職で、土日勤務のある職種もありますが、条件次第では候補になります。医療・健康分野への関心がある太田さんにとって、介護の経験が間接的に活きる業種です。

この体験談から見えてくること
太田さんのストーリーには、フリーターとして周囲を気にしながらも動き出せずにいた方に届けたい視点があります。
「人の役に立ちたい」という動機は、職種を超えて活きる
介護を選んだ理由、コンビニで楽しかった理由——どちらも「人の役に立てること」が根っこにありました。この動機を軸にして職種を選べば、仕事への向き合い方が変わります。接客・販売・医療・福祉・サポート系など、「誰かの役に立てる仕事」は多くの業種にあります。
「一度正社員を辞めた経験」は、面接で正直に話せる
介護を4ヶ月で辞めた経緯は、仕事への不満ではなく勤務体制の問題でした。「仕事にはやりがいがあったが、24時間体制の変則シフトが自分の体に合わなかった」という説明は、論理的で理解されやすい退職理由です。
同級生への焦りは、動き出すエネルギーになる
「まわりが就職していくのを見て焦った」という気持ちは、決して恥ずかしいことではありません。その焦りが行動につながるなら、立派な動機です。大切なのは、焦りを「次の正しい一歩」に変えることです。

おわりに
コンビニで3年、介護で4ヶ月、ファストフードで今——太田さんのここまでは、一本道ではありませんでした。
でも、どの職場でも「人と向き合うことが好きだ」という気持ちはブレていませんでした。
同級生の卒業が背中を押した23歳が、土日休みで都心部で正社員として働ける場所を探しています。
「人の役に立てる仕事で、安定して長く働きたい」——その願いが、次の一歩で叶うことを願っています。
