このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、転職を親にうるさく反対されたら、事後報告で転職すればいいです。
なぜなら、転職を親がブロックする本当の目的は『あなたのためではなく、親自身のためだから』です。
人間には『変化を恐れる性質』があり、ほどんどの人は『自分の身近な人が、自分の知っている姿から変化すること』を嫌います。
そのため、親の立場から考えると、あなたが転職してしまうと『自分の知っている我が子→自分の知らない我が子』に変化するわけですから、全力で転職を止めるのです。
ですから、親があなたの転職をブロックする1番の理由は、『あなたに変わってほしくないから』というだけ…。
このように、転職の親ブロックは『親自身の欲望を満たすためのもの』なので、あなたが本気で転職したいと思っているなら、『親ブロックは無視して事後報告で転職すればいい』という結論になります。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、転職の親ブロックに悩む人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、転職で親ブロックされた経験のある僕が、『転職の親ブロックは事後報告にすればいい理由』から『親の言いなりになって転職を諦めるとどうなるのか?』までを解説していきます。
この記事を読めば、転職を親にブロックされて悩んでいる方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
親のせいで転職できない時の対処法と転職にうるさい親の心理を解説
転職活動をしている人の中には、親ブロックに左右されて、自分の進路を決めてしまう人がいます。
これは、めちゃくちゃ危険です。
親ブロックを無視できない人は、転職で失敗する可能性が高いです。
親は転職のプロではないので、自分が知っている限られた知識の中で、子どもの進路を決めてしまいます。
たとえば、IT系の知識がない親はIT業界への転職をブロックしますし、営業に対して良い印象を持っていない親は営業への転職をブロックします。
しかし、IT業界はこれから市場が伸びる分野ですし、営業職は市場価値の高い職種です。
この記事を書いている僕は、20代でIT業界の営業職に転職して年収が倍になり、30代で起業することを決意できるほどの人生観を手に入れることができました。
ちなみに僕は転職するとき、親にめちゃくちゃ反対されましたが、無視して自分の意思を貫き通しました。
あの時、親の言うとおりに行動していたらと思うと、ゾッとします。
転職を成功させたいなら、親ブロックを無視できるくらいに、意思を固めておかないといけません。
転職に親がうるさい本当の理由とは?
なぜ親は親ブロックをするのでしょうか?
子どもに失敗してほしくないから?
子どもの将来を真剣に考えているから?
子どもにピッタリの転職先を知っているから?
すべて違います。
親が親ブロックをする理由は、親自身の欲望を満たすためです。
これはどういうことか?
人間には「変化を恐れる性質」があります。
たとえば、人間関係の変化、引っ越し、出会いと別れ、転職など。
人間はこのような変化が起こることに対して、大きなストレスを感じるようにできています。
人間の脳は「いつも同じであること」を希望するので、ほとんどの人が無意識のうちに変化を避ける行動をします。
この人間心理は「現状維持バイアス」と呼ばれています。
現状維持バイアスでは以下のように判断されます。
【現状維持バイアスの考え方】
・現状維持=安全
・変化=危険
これは人間のDNAに深く刻まれているようで、サバンナ時代に習得した本能だといわれています。
つまり、親が親ブロックをする理由は、あなたが新しい職場で変化することを恐れているからなのです。
今の時代、変化を恐れて転職せずにいると、人材の市場価値がどんどん下がって、仕事を失うリスクもあります。
親が「何の目的で親ブロックをしているのか?」を冷静に分析してくださいね。
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親のせいで転職できない未来に納得できますか?
親ブロックに従う人は、転職で失敗するリスクが高いです。
その理由は、何のために転職するか?が明確になっていないからです。
「転職して〇〇のスキルを身に付ける」
「転職して年収〇〇万円稼げるようになる」
このような明確な目的がないと、まわりの意見に影響されて、転職先を決めることになります。
まわりの人たちは、あなた以上にあなたの人生を考えていません。
そのため、まわりの意見に流されて転職すると、何のために転職したのかわからなくなり、すぐに会社を辞めたくなります。
こうやって職歴に無駄な退職回数が増えると、転職市場ではどんどん不利になっていきます。
親を含めて、まわりの意見に流されないようにするためには、自分の意思を持ちましょう。
まずは、「なぜ転職をするのか?」を明確に決めてください。
転職先を探すのはそのあとです。
転職を親の言いなりにするか、事後報告で進めるかは、あなたの自由です
親ブロックを無視できないと転職で失敗する理由として、親の時代と今の時代では転職市場が全く違う、というのがあります。
親が就職活動していた時代は、20年~30年前の話です。
世の中の動き、伸びる業界、働き方、人生観など。全てが今の時代とは異なります。
昔は定年60歳まで働き続ければ、退職金や年金がもらえるという時代でした。
しかし、今は人生100年時代といわれ、退職金や年金は当てにならず、生涯働き続けなければいけない、といわれています。
副業解禁、大規模リストラ、終身雇用の崩壊など。多くの企業が昔とは違う動きをしています。
ですから、親の時代に通用していた働き方の価値観では、今の時代を乗り切ることはできないのです。
親が何を根拠に親ブロックをしているか?を見極めて、受け入れるアドバイスの取捨選択をしなければいけません。
転職を親に事後報告できる人だけが自分で人生を選べる
ここまで、「親ブロックを無視することが大事だ」という話をしてきました。
しかし、そもそも転職先を決めるときに、親の意見を求めること自体がナンセンスだと思います。
なぜなら、親はあなたの人生の責任をとってくれないからです。
親ブロックに負けてしまう人は、失敗したときの言い訳がほしいのです。
「お父さんがここに就職しろって言ったから」「お母さんが転職するなって言ったから」という感じで、自分で責任を負いたくないのです。
でも本気で転職を成功させたいなら、「自分の人生は自分で責任をとる」という覚悟が必要です。
自分は人生をどう生きていくのか?
人生で成し遂げたいことは何か?
人生の目的を決めて、そこから逆算して、転職の目的を決めれるのがベストです。
親ブロックに負けてしまう理由は、自分のアタマで転職を考えていないからです。
- なぜ転職するのか?
- 転職先で何を得るのか?
転職の目的をしっかり決めてから、転職先を決めてくださいね。
僕は20代向けに転職のアドバイスもしてきましたが、せっかく内定が出たのに親ブロックに負けて辞退していく人を何人もみてきました。
この人たちは、フリーターやニートから優良企業に就職できるチャンスを捨てて、結局底辺の生活に戻っていくのです。
転職を考えている人は、親ブロックを無視できるぐらいに自分の意思を固めてから、転職先を決めてくださいね。
親ブロックに負けると、人生で損をするのは自分ですからね。
まとめ:転職を親の言いなりにするのが嫌なら事後報告にすればいい
最後に、この記事のまとめです。
- 転職で親ブロックを無視できない人は失敗する
- 親ブロックは親自身の欲望を満たすための行動である
- 親ブロックに従うと転職で失敗するリスクが大きい
- 親の時代と今の時代では転職市場が全く違う
- 親ブロックに従う人は失敗したときの言い訳を求めている
- 親の言うとおりに転職しても責任をとるのは自分
- 転職の目的を決めてから転職先を探すべき
転職を考えている20代の方の中には、『転職を親に反対されて行動できない…』と悩んでいる人も多いです。
しかし転職するのは、あなたの親ではなく、あなた自身です。
今の生活に不満があって、少しでも人生を良くしたいと思っているなら、転職して環境を変えるしかありません。
あなたがまだ20代なら、将来性を評価してもらって、入社後に教育する前提で、未経験から採用されるチャンスもあります。
しかし30代前後の人材だと、即戦力が求められるので、未経験からの転職はかなり難しい…。
ですから『転職して人生を変えたい…』と思っている方は、20代の1歳でも若いうちに行動しておくのが安全ですよ。
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