
この記事では、パーソナルトレーナーの仕事に興味があるという方に向けて、元パーソナルトレーナーが退職した理由を紹介しています。
結論からいうと、パーソナルトレーナーの退職理由で1番多いのは、お客様へのトレーニング指導以外の仕事に耐えられなくなったから、です。
具体的には、パーソナルジムが運営するブログの更新作業やWEBサイトの改善内容を考えるなど、ネット集客に関わる仕事ですね。
特に小規模のパーソナルジムに多いのですが、人員が少ないため、ネット集客に関わる業務をパーソナルトレーナーがやらないといけなくなります。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の会社員の方にインタビューしてきたので、パーソナルトレーナーとして働く人のリアルな情報をお伝えできると思います。
今回は、僕が実際に話を聴いた、元パーソナルトレーナーの遠藤隆史さん(22歳男性・仮名)の体験談をもとに、「パーソナルトレーナーが底辺すぎて辞めた理由」から「パーソナルトレーナーから転職する方法」までを解説していきます。
3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
パーソナルトレーナーはやめとけ!底辺すぎて辞めた22歳男性の体験談

パーソナルトレーナーの基本的な仕事内容は、マンツーマンでのトレーニング指導になります。
お客様からトレーニングの目的をヒアリングして、目的を果たすためのメニューを考えて、アドバイスしながら実践させていく、というものです。
従業員数の多いパーソナルジムの場合は、集客専門の担当者がいるので、パーソナルトレーナーはトレーニング指導に専念できます。
しかし、遠藤隆史さんのように、小規模のパーソナルジムに勤めていると、トレーニング指導以外の仕事もまわってきます。

将来パーソナルトレーナーとして、独立を考えている方にとっては、ネット集客面まで携われることはラッキーです。
パーソナルジムの独立後は、ネット集客が必須条件ですからね。
しかし、独立など考えていないパーソナルトレーナにとっては、ネット集客や事務作業などのトレーニング以外の仕事は、ストレスでしかありません。
遠藤隆史さんは独立志向がなかったため、これがストレスとなり、パーソナルジムを辞める決意をしました。
パーソナルトレーナーを辞めたいと思う瞬間とは?

遠藤隆史さんは会社からトレーニング指導のほかに、ブログ更新とWEBサイトの改善を任されていました。
ブログ更新については、自分が思うことをただ書けばよかったので、そこまでストレスを感じていませんでした。
しかし、WEBサイトの改善は、めちゃくちゃストレスでした。
遠藤隆史さんはパーソナルトレーナーの専門学校を卒業していますが、WEBマーケティングの勉強などやったことがありませんでした。
それにも関わらず、パーソナルジムの社長は、遠藤隆史さんにWEBサイトの改善を丸投げしていたのです。
「WEB業者と打ち合わせして、WEBサイトの改善をやっておいて~」という感じで指示され、何も教えてもらえないまま業務をやらされていました。
業種に関係なく、従業員数の少ない小規模会社は、オーナーが社員に業務を丸投げする会社が多い印象です。
このような雑な指示を受けると、パーソナルトレーナーは辞めていきます。
パーソナルトレーナーから転職できるの?【転職後に活かせるスキルと経験】

パーソナルトレーナーの方は、どのような職種に転職できるのでしょうか?
パーソナルトレーナーの業務で身に付く、最大のスキルは「コミュニケーション能力」です。
マンツーマンでお客様を指導して培った「コミュニケーション能力」や、体験のお客様に入会を案内する「クロージング力」が、転職市場では武器になります。
またパーソナルトレーナーということもあり、普段の筋トレによって根性が鍛えられている、という好印象を持たれます。
パーソナルトレーナーの方は声が大きく、ハキハキと挨拶できる方が多いので、転職面接も通過しやすいですね。

パーソナルトレーナーが底辺だった理由【まとめ】
最後に、この記事のまとめです。
- パーソナルトレーナーはトレーニング以外の仕事を振られることがある
- 小規模のパーソナルジムはネット集客業務を丸投げされやすい
- 将来独立を考えているパーソナルトレーナーは小規模会社に就職するとメリットが多い
- パーソナルトレーナーは営業職に転職しやすい
パーソナルトレーナーの将来に不安を感じる方は、できるだけ早めに他の仕事を視野に入れましょう。
パーソナルトレーナーの仕事は専門性が高くて人気なのですが、仕事の経験が他の職種に応用しにくい、というデメリットもあります。
年齢が高くなるほど、転職市場での選考通過が厳しくなってしまうので、生涯パーソナルトレーナーでやっていく覚悟がないなら、できるだけ若いうちに行動しておきましょう。
新しい人生を始めるために、あなたは今日、何から始めますか?
