
「食品工場の正社員って楽なの?」
「食品工場に就職しても大丈夫かな?」
「食品工場で働くと将来どうなるの?」
このような疑問に答えます。
結論からいうと、僕は食品工場で10年働きましたが、仕事はめちゃくちゃ楽でした。
職場でストレスもほとんどなかったので、あっという間に10年経っていました。
でも、問題だったのは給料面です。
僕は入社10年目で年収300万円なかったですし、会社の業績が悪化したときは減給も経験しました。
とはいえ、人によって価値観は違うので、あとは自分が納得できるかどうかですね。

記事を書いている僕は28歳まで年収296万円の食品工場勤務でした。その後、IT業界に転職して年収400万円台になり人生が変わりました。現在はWeb制作会社で営業職をやってます。
この記事では、元食品工場社員の僕が『食品工場の正社員がめちゃくちゃ楽だった理由』から『食品工場を入社10年目に辞めることになった話』までを解説します。
この記事を読めば、食品工場の正社員のメリットとデメリットを理解した上で、食品工場で働くべきかを判断できますよ。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
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目次
食品工場の正社員はめちゃくちゃ楽でした【10年勤めた男の体験談】

「食品工場の正社員は楽そう」というイメージを持っている方は多いと思います。
では、食品工場の正社員の仕事は、具体的にどんなことをするのか?
食品工場でやる仕事は、次のとおりです。
- 材料の品質チェック
- 材料のカット
- 調理(焼く・揚げる・煮る)
- 盛り付け
- 検品
- 包装
- 最終チェック
- 出荷
このように食品工場の主な業務は「食品加工」です。
食品の風味や保存性を高めるのが主な仕事で、食品の味を良くしたり、安全性を高めたりします。
僕は18歳で食品工場に就職しましたが、最初は材料のカットや盛り付けなど、簡単な作業を担当することが多いです。
食品工場の仕事のほとんどはライン作業で、一つのラインに各担当が配置されて、ラインに流れてくる材料や食品に対して、ひたすら作業し続ける、という感じでした。
実際に僕は食品工場で10年間働きましたが、「仕事で頭を使わなくていい」「同じ作業のくり返しだからストレスがない」「仕事中にプレッシャーを感じることはほぼない」というメリットを感じていました。
また、食品工場の正社員は、仕事を通して人間に欠かせない「食」に関われる点が、やりがいになります。
「仕事が楽で、やりがいもあって、食品工場の正社員ってめちゃめちゃいいじゃん!」と思った、そこのあなた。ちょっと待ってください。
食品工場の正社員には、「稼げない」という大きなデメリットもあったんです…。
食品工場の正社員はめちゃくちゃ楽だけど給料が安かった【28歳男の実話】

食品工場の正社員は楽でしたが、「稼げない」というデメリットがありました。
僕の場合は、高卒で入社してから28歳までの10年間、食品工場の正社員として働きましたが、入社10年目で年収は296万円でした。
日本の平均年収が「約460万円」なので、それと比較すると、食品工場の正社員は年収が低かったですね。
ちなみに、DODAが公開する28歳男性の平均年収は「約430万円」となっているので、年齢的に年収を見ても、130万円くらい低いことになります。
もちろん、年収だけが全てではないと思います。
でも、年収に100万円以上の差があると、生活レベルも大きく変わってくるので、あとはそれに納得できるかどうかですね。
食品工場の正社員は楽にリーダーのポジションまで出世できた話

食品工場では「一般社員→担当業務の副リーダー→担当業務のリーダー」というように、ポジションが上がっていきます。
ただ、問題なのは、「リーダー以上のポジションに上がれないこと」と「リーダーになっても年収が低いこと」でした。
食品工場の仕事は単純作業なので、仕事で成果を出した人が出世するのではなく、勤続年数が長い人が出世します。
そのため、僕のように勤続年数が10年くらいになると、副リーダーかリーダーのポジションに就ける、という印象です。
僕は入社10年目で副リーダーをやっていましたが、ぶっちゃけ副リーダーを任されていた理由は、10年の間に20代の社員がほぼ辞めていったからです…。
特に20代後半になると、結婚したり、子どもができたりする人も増えてくるので、食品工場の年収ではやっていけないようでした。
ちなみに、僕が働いていた食品工場のリーダーに聞いたときは、「リーダーになっても年収310万円くらいだよ…」と言っていました。
食品工場の正社員は楽だからスキルや経験は他の仕事に応用できない【失敗談】

食品工場の正社員の辛いところは、異業種に転職しようと思ったときに、応用できるスキルや経験がないことです。
食品工場の仕事は、「ライン作業で食品を加工する」という単純作業です。
1日中、野菜を切ったり、揚げ物を揚げたり、肉や魚を焼いたり、盛り付けをしたりするだけです。
あなたは、この経験を、ほかの仕事に応用できると思いますか?
なかなか難しいですよね…。
応用できるのは、ほかの食品工場くらいです。
ですから食品工場の正社員だった人は、いざ異業種に転職しようと思ったときに、かなり苦労します。
まさに僕も転職活動を始めた頃は、「履歴書や面接でアピールできることがほとんどない…」と落ち込みましたからね。
僕がアピールできることと言えば、年齢の若さ、勤続年数の長さ、無遅刻無欠勤、、、くらいでした。
ちなみに、この中で企業から1番評価されるのは「年齢の若さ」です。
これを知ったときに、「だから食品工場の同僚たちは20代の若いうちに転職していったのか〜」と理解しました。