理学療法士の夢を諦めた大卒フリーター23歳が10〜15社の選考を経て就職活動を続けた体験談のアイキャッチ画像

この記事では、理学療法士を目指して福祉系大学に進学したものの夢を断念し、新卒で入った携帯販売の仕事を1ヶ月で退職した大卒フリーター23歳男性が、10〜15社の選考を受けながら「自分に合う仕事とは何か」を探し続けたリアルをお届けします。

「大卒なのに正社員になれていない」「やりたいことが見つからないまま就活している」「内定をもらっても踏み出せない」——そんな状況にいるフリーターに届けたい、等身大の就職活動記録です。

ドフラ
こんにちは。元フリーターのドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

この記事の主人公
名前A・Hさん(23歳男性)
学歴大学卒業(福祉系)
主な職歴携帯販売(1ヶ月・興味が持てず退職)/イベントスタッフアルバイト(2年半)・接客アルバイト(2年)
就活のきっかけ「早く就活を終わらせたい」と入社した携帯販売を1ヶ月で退職。改めて自分に合う仕事を探し始める
就活の軸「やりがいがある」「土日休み」「海外の人と関わる仕事への関心」「しんどくない働き方」
選考状況10〜15社に応募(スポーツ・技術系・介護・キャリアアドバイザーなど)・内定2社取得済み
使用した就職サービス転職エージェント複数社(面談済み・求人提案済み)/自力応募も並行

今回インタビューしたのは、理学療法士を目指して福祉系大学に進学しながら夢を断念し、新卒で飛び込んだ携帯販売の仕事を1ヶ月で辞めた相葉春馬さん(23歳男性・仮名)です。

その後、複数の転職エージェントと自力応募を駆使して10〜15社の選考に挑み、内定を2社取得。それでも「本当にここでいいのか」という問いを抱えながら、就職活動を続けています。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

「今すぐにフリーターから就職したい!」という方は、以下の記事を読む方が早いかもです。

理学療法士を目指していた、大学時代の話

相葉さんが福祉系の大学を選んだのは、もともと理学療法士になりたかったからです。

ただ、第一志望の学校には進めなかった。そこで選んだのが、学費の面で現実的だった今の大学でした。

「理学療法士を目指せる学校に行きたかったけど、学費の問題で断念した」

入学したときから、夢と現実の間でズレが生じていた。そのズレは、大学生活を通じてじわじわと大きくなっていきます。

大学では社会福祉主事の資格を取得。普通自動車免許も持っています。

勉強だけでなく、体を動かすことにも貪欲でした。中学3年間は野球・ソフトボール、高校では陸上の長距離、大学ではランニングサークルに所属してフルマラソンに挑戦。「走ることが好き」という感覚は、小学校のころから変わらなかったといいます。

駅伝で仲間と一緒に走った経験も、相葉さんの原体験として残っています。「チームで同じ目標に向かっていく感じが好き」——その言葉は、仕事選びにも通じるものがあります。

「早く終わらせたい」が生んだ、1ヶ月退職

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大学卒業後、相葉さんは新卒向けのエージェントを使って就職活動をスタートさせました。

最初に内定をもらったのが、携帯販売の代理店でした。

「最初に受かったから入社した。早く就活を終わらせたかった」

この正直な言葉に、相葉さんの当時の状態が凝縮されています。

やりたい仕事が明確にあったわけではない。

でも、いつまでも決まらないのも嫌だった。

「とりあえず受かったところに行こう」という判断は、就活中のフリーターなら共感できる感覚かもしれません。

入社後は1週間の研修があり、その後店頭に立ちました。

しかし、働き始めてすぐに違和感が出てきます。

「携帯に全然興味が持てなかった。プランを覚える気にもなれなかった」

先輩はいたものの、気軽に質問できる雰囲気ではなく、孤立した状態で業務をこなす毎日が続きました。

「何のために働いているのかわからなくなった」

入社からわずか1ヶ月で、相葉さんは退職を決めます。

短期退職は「弱さ」ではなく、「自分に正直だった」ということでもあります。

興味のない仕事を惰性で続けるより、早めに立て直した方が、長い目で見れば正しい選択です。

走り続けてきた男が、就活でも足を止めなかった

退職後、相葉さんは就職活動を再スタートさせました。

使ったのは複数の転職エージェントと、自力での求人応募です。

スポーツ関連・技術系・介護・キャリアアドバイザー・発達障害支援のスポーツ系——方向性はバラバラに見えますが、共通しているのは「人に関わる仕事」「体を動かす仕事」「誰かの役に立てる仕事」への関心です。

高校時代に陸上の長距離で駅伝を走り、大学でフルマラソンに挑んだ相葉さんには、「しんどくても走り続ける力」が染みついています。

就活でも、その粘り強さは発揮されました。

応募した企業は10〜15社。書類選考・面接・落選——そのサイクルを繰り返しながら、少しずつ「自分はどんな仕事なら続けられるか」という輪郭が見えてきた段階です。

イベントスタッフを2年半、接客を2年——アルバイトでも場数を踏んできた相葉さんにとって、人前に立つことも、初対面の人と話すことも、特別なことではありません。

10〜15社を受けてわかってきたこと

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これだけ多くの選考を経験してくると、自分なりの「気づき」が出てきます。

面接のポイントについて相葉さん自身が知りたがっていた背景には、「受けても受けても、どこで評価されているのかわからない」という感覚がありました。

スポーツ関連・施工管理・介護・キャリアアドバイザーと、職種を横断しながら選考を受け続けた結果、浮かび上がってきたのは「自分が続けられる仕事の条件」です。

土日休みで、プライベートを充実させたい。

仕事そのものにやりがいが持てること。でも、仕事だけで消耗したくない。

休日に走ったり、好きなことに時間を使えたりする生活を守りたい。

いつか海外の人と関わる仕事がしたい。

「海外の人たちと一緒に仕事がしてみたい」という言葉が、面談の中で出てきました。

具体的な形はまだ見えていませんが、「国内だけで完結したくない」という感覚は、相葉さんの中でひとつの軸になっています。

体を動かすこと、人に関わることが原点にある。

理学療法士を目指していた背景、陸上・野球・ランニングと体を動かし続けてきた歴史、イベントスタッフや接客での経験——これらがすべて「人に関わりながら、体を使う仕事」へのこだわりとして繋がっています。

内定2社を持ちながら、まだ迷っている理由

10〜15社の選考を経て、相葉さんは2社から内定を取得しています。

1社は施工管理職、もう1社は携帯販売系の仕事です。

ただ、この2社に対して相葉さんは即決できていません。

施工管理は、体を動かす仕事という意味では相葉さんの特性に合っています。

ただ、現場仕事の過酷さや転勤の可能性については、慎重に見極めている部分があります。

携帯販売については、前職で「興味が持てなかった」という経験がすでにあります。

条件や職場環境が前職と異なる可能性はあるものの、「また同じことになるのでは」という不安があるのは自然なことです。

「内定があるのに踏み出せない」という状況は、弱さではありません。

自分の経験から学んで、「合わない仕事に入り直すリスク」を正確に判断しているからこそ、慎重になっているのです。

並行して複数の面接が進んでいる中で、より自分に合う選択肢を探し続けている段階です。

転職エージェントから提案された求人の中身

転職エージェントからは複数の求人が提案されており、相葉さんはまだ応募前の段階で内容を検討しています。

施工・建設系の技術職(複数社)。

建設・設備・インフラ系の技術職は、複数のエージェントから共通して提案されています。体を動かしながら専門スキルが身につく点、正社員・土日休みという条件が整っている点が、相葉さんの軸と重なっています。現場経験ゼロからでも入れる研修体制がある求人が中心です。

給湯器・住設機器の販売・設置スタッフ。

店舗への問い合わせをもとに客先を訪問する反響営業スタイルです。接客経験が活かせる点と、資格取得で手当が増える仕組みが特徴です。飛び込みがなく、初めての営業でも入りやすい構造になっています。

モバイルショップのスタッフ。

前職と近い職種ですが、会社の規模・研修体制・キャリアパスが異なります。接客経験を軸にしながら、将来的に他事業への異動も視野に入れたキャリアが描ける点が特徴です。ただし相葉さん自身の「携帯販売への苦手意識」との兼ね合いは、面談で確認が必要です。

ヘルスケア・フィットネス関連の仕事。

「体を動かすことが好き」「人の健康に関わりたい」という相葉さんの原点に近い職種です。理学療法士を目指していたバックグラウンドや、陸上・マラソンで培った体力・健康意識が直接活きる可能性があります。未経験歓迎の求人も存在し、エージェントから可能性のある選択肢として提案されています。

機械・設備メーカーの技術系職種。

ものづくりの現場で設備や機械に関わる仕事です。専門的なスキルが積み上がり、長く働ける環境が整っている企業が多い傾向があります。文系・福祉系出身でも応募できる未経験歓迎の求人が含まれています。

自力で応募した求人の中では、自動車教習所のインストラクター職や、リフォーム会社のショールームスタッフ、整体師補助の仕事なども面接が進んでいる状況です。

ドフラ
ちなみに、転職エージェントの選び方にはコツがあるので、よろしければ、こちらの記事もどうぞ。

面接で使える、相葉さんの隠れた強み

理学療法士の夢を諦めた大卒フリーター23歳が10〜15社の選考を経て就職活動を続けた体験談のアイキャッチ画像

「アピールできるものがない」と感じているフリーターは多いですが、相葉さんの話を深掘りすると、面接で十分に語れる素材がいくつも出てきます。

小学校から続く「走り続ける力」

小学3年からのソフトボール、中学3年間の野球、高校の陸上長距離・駅伝、大学のフルマラソン——体を動かし続けてきた歴史は、「継続力がある人間だ」という証明です。

フルマラソンを完走した経験は、「しんどくても最後までやり切れる」という具体的なエピソードとして面接で語れます。

チームの中で動くことへの適性

「チームで目標に向かっていく感じが好き」という言葉は、職場での働き方にそのまま当てはまります。駅伝のように、自分の役割を果たしながらチーム全体に貢献する経験は、チームワークを重視する職場で評価されやすい素地です。

イベントスタッフ2年半・接客2年の現場経験

不特定多数のお客様と関わり、その場の状況に応じて動いてきた経験は、どの業種でも「対人スキルがある人材」として評価されます。特にイベントスタッフの経験は、「予期しない状況に対応できる」という柔軟性のアピール材料になります

相葉さんが仕事に求めていること

10〜15社の選考を経て、相葉さんが次の職場に求める条件がはっきりしてきました。

① やりがいが持てる仕事であること

「何のためにやっているかわからない」という状態が、前職退職の根本原因でした。仕事内容そのものに意味を感じられるかどうかが、相葉さんの継続力に直結します。

② 土日休みで、プライベートを守れる環境

走ること・自分の時間・プライベートの充実——仕事以外の時間を大切にできる働き方を求めています。休日が不規則になる職場は、精神的な消耗につながりやすいです。

③ しんどくない働き方ができること

「仕事自体がしんどいのがきつい」という言葉は正直な本音です。体力的・精神的に消耗しすぎない職場環境であることが、長く続けられる条件のひとつです。

④ いつか海外と繋がる仕事への展望

「海外の人たちと仕事がしてみたい」という気持ちは、今すぐではなくても、将来のキャリアの方向性として持ち続けています。グローバルな要素がある職場や業界を選ぶことで、その可能性を残しておける選択ができます。

ドフラ
フリーターから正社員になった人の体験談が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

この体験談から見えてくること

相葉さんのストーリーには、大卒フリーターが就職活動を立て直すうえで参考になるヒントがあります。

「とりあえず受かったから入社する」は、長続きしないサインかもしれない

就活を早く終わらせたい気持ちはわかります。でも、「興味が持てない仕事に入社する」という選択は、数ヶ月後に同じ出発点に戻るリスクをはらんでいます。

相葉さんの経験が教えてくれるのは、「自分がなぜその仕事をしたいか」を言語化してから動くことの重要性です。

10〜15社受けた経験は、無駄ではない

落選した数だけ、「自分はどう見られているか」「どんな職種が自分に合うか」という情報が蓄積されています。相葉さんがいま「面接のポイントを知りたい」と感じているのは、その経験があるからこそです。数打てば当たるではなく、受けるたびに精度が上がっていく——それが正しい就活の進め方です。

内定があっても「合わない」と感じるなら、立ち止まる勇気を持っていい

2社の内定を持ちながら即決しない相葉さんの判断は、慎重さの表れです。前職での「興味が持てなかった」という経験を活かして、同じ失敗を繰り返さないための判断をしている。その姿勢は、長い目で見れば正しい選択です。

おわりに

理学療法士の夢を手放し、1ヶ月で会社を辞め、10〜15社の選考を受け続けた。

傍から見れば遠回りに映るかもしれませんが、相葉さんはずっと走り続けていました。

マラソンと同じで、就活にもペース配分があります。序盤に全力で飛ばして失速するより、自分のリズムで走り続けた方が、最終的にゴールにたどり着きます。

「何のためにこの仕事をするのか」——その問いに向き合い続けている相葉さんは、きっと答えを見つけます。

内定2社を手にしながら、それでも「本当に合う仕事」を探し続けているその姿勢が、次の一歩を正しい方向に向けてくれるはずです。

ドフラ
23歳フリーターの就職体験談を読みたい方は、以下の記事をどうぞ。

よくある質問

Q. 大卒フリーターが1ヶ月で会社を辞めても、正社員に転職できますか?

A. できます。1ヶ月という短さは不利に働く場面もありますが、「なぜ辞めたか」「次に何を求めているか」が明確に語れれば、面接官の印象は大きく変わります。特に20代前半であれば、ポテンシャル採用の枠で評価される企業は多く存在します。

Q. 就活で10〜15社落ちても続けた方がいいですか?

A. 落ちた数よりも、「どの職種でどのステップで落ちているか」を分析することが重要です。書類落ちが多い場合は職務経歴書の見せ方、面接落ちが多い場合はアピール内容の見直しが有効です。転職エージェントに相談しながら改善を繰り返すことで、通過率は上がっていきます。

Q. やりたい仕事が見つからないまま就活していいですか?

A. 問題ありません。「やりたくない仕事・続けられない環境」を明確にするだけでも、求人を選ぶ精度は大きく上がります。相葉さんのように「土日休み」「やりがいがある」「しんどくない働き方」という軸を持つだけで、選べる求人の絞り込みができます。やりたいことは、働きながら見つかることも多いです。

ドフラ
僕は26歳の時に下記の転職エージェントを利用して、フリーターから年収500万円のIT企業に転職できましたよ。