アパレルから転職 体験談

「アパレルから転職したい…」
「ショップ店員の将来が見えない…」
「アパレルの給料だと結婚できない…」

このような方に向けて記事を書いています。

アパレルの仕事は楽しくてやりがいもあるのですが、心のどこかで「ずっとは続けられないかも…」と思っている方が多いです。

その証拠に、20代半ばから30代のアパレル店員の多くが異業種に転職しています。

アパレルから転職 体験談

記事を書いている僕は26歳まで年収280万円のアパレル店長でした。その後、商社に転職して年収600万円になり人生が変わりました。当時の僕のようにアパレルからの転職で悩んでいる方に情報提供できればと思い、この記事を書いています。

この記事では、26歳でアパレルから異業種に転職した僕の体験談をもとに「アパレル店員から転職するメリット」から「アパレル店員におすすめの転職先、転職方法」までを解説しています。

この記事を読めば、アパレルから転職するべきかどうかの判断ができるようになります。

それでは、さっそく見ていきましょう〜。

すぐに『アパレル店員におすすめの転職先や転職方法』が知りたい方は、第4章『アパレルからの転職におすすめの転職先は?【年収アップしたい人向け】』に進んでくださいね!

アパレルから転職した僕の体験談【年収320万アップできた理由】

アパレルから転職 体験談

「ファッションが好き」「人と話すのが好き」という理由で、アパレルのショップ店員に就職する人は多いです。

でもショップ店員を数年続けていると、「なかなか給料が増えない…」「将来のキャリアが不安になってきた…」と感じるケースもあり、これがアパレルから転職したい理由になります。

ショップ店員のキャリアプランは「ショップ店員→副店長→店長→エリアマネージャー→本部社員」という形で、川下から川上に上がっていくイメージです。

ですから「いつかは商品企画やバイヤーの仕事がしたい!」と夢みて、ショップ店員からキャリアをスタートさせる人も多いです。

しかし、アパレル業界の問題点は、そんなに本部の席が空いていないこと…。

たとえば、ショップ店員で結果を出して副店長や店長に昇格し、店舗や個人の売上目標を達成し続けた実績をもとに本部への異動願いを出しても、なかなか希望は通りません。

実際に元アパレル店員の僕も、何度も本部への異動願いを断られました。

「お前には店長の才能がある」
「お前は川下で会社を支えてほしい」
「お前のコミュニケーション力は接客に向いている」

このように説得されて本部への異動願いを却下され続けた結果、僕は入社から5年間ずっとショップ店員のままでした…。

将来はバイヤーになりたいと思っていましたが、「このままショップ店員を続けていても無駄だ」と思い、異業種への転職を決意しました。

アパレル店員をやめて良かった!アパレルから転職するなら20代がおすすめ

アパレルから転職 体験談

僕は26歳のときにアパレル店員を辞めましたが、あのときに辞めて本当に良かったと思っています。

アパレル店員として働く30代の友人の話だと、「30代になってもずっと店長のままで本部に移れる目処はない。年収は350万円ぐらい…」とのことでした。

僕はアパレル店員から異業種に転職して数年経ちますが、いまの年収はアパレル店員時代の2倍以上になっています。

アパレルから異業種に転職してみて、「どの業界で働くかがめちゃくちゃ大事だ」と痛感しましたね。

ぶっちゃけあのままアパレル店員を続けていたら経済的にきついままでしたし、今よりもだいぶ視野の狭い人間になっていたと思います。

30代のアパレル店員だと家庭があって動けなかったり、そもそも企業の書類選考が通らなかったり…。異業種への転職はかなり難しいです。

ですから、今の段階でショップ店員の将来に不安がある方は、20代の若いうちに行動しておくのがおすすめですよ。

元アパレル店員が異業種に転職するメリットをぶっちゃけます【体験談】

アパレルから転職 体験談

アパレルから異業種に転職するメリットは、本当にたくさんあります。

その中でも、特に大きいメリットはこちらです。

  • 年収が大幅にアップする
  • 土日休みが手に入る
  • スキルや知識が身につく
  • 基本的なビジネスマナーが身につく
  • 人材の市場価値が高まる

アパレル業界や小売業界は低収入になりやすい業界なので、本人が頑張る頑張らないに関係なくそもそも稼ぎにくい業界です。

言い方は悪いですが、アパレル業界を選んだ時点で高収入は期待できないと思ったほうがいいかと。

各業界の生産性がまとめられている「BAST速報版」によると、婦人服小売業の1人あたりの人件費は『240万8千円』。

つまりアパレル店員の年収の相場は、300万円未満ということです。

1人あたりの人件費が高い業界に転職できれば、必然的に年収も高くなります。

そのほかにも『土日休み・スキルアップ・ビジネスマナーの習得』などが実現でき、結果的に人材としての市場価値も高まります。

アパレルから異業種に転職した直後は、僕も新しい仕事を覚えるのが大変でしたが、数年経てばそれが当たり前になり、知らないうちに自分にできることも増えていました。

僕はアパレル店員と総合商社の営業職の2つを経験していますが、『手に入るスキルや知識には10倍以上の差がある』と思っています。

たしかにアパレル店員時代もそれなりに成長はできましたが、役職が店長まで上がってしまうと、その先のキャリアがふさがれて成長がストップする印象でした…。

そのいっぽうで僕が転職した営業職は『どこまででも上がっていける感覚』があるため、その分成長も実感できる機会が多いです。

アパレルからの転職におすすめの転職先は?【年収アップしたい人向け】

アパレルから転職 体験談

アパレルから転職を考えている方の中には、どのような仕事に転職できるのかを知りたい方も多いと思います。

アパレル店員から異業種に転職する場合、基本的には未経験からチャレンジできる求人に応募することになります。

その中でも「できるだけアパレル店員時代に身に付けたスキルが応用できる仕事」を選ぶのがおすすめです。

アパレルからの転職におすすめの仕事は、次のとおり。

  • 商社の法人営業
  • メーカーの法人営業
  • IT業界の法人営業
  • 広告業界の法人営業
  • 建築業界の法人営業

つまり「法人営業に転職するのがいい」ということ。

法人営業は法人相手に仕事をするので、土日休みの会社がほとんどです。

また法人営業の給料は高めに設定されているので、収入面の悩みも解決できます。

アパレル店員と法人営業で待遇が違う理由は、「誰を相手に商売をしているか?」が異なるからです。

法人営業はお金をたくさん持っている「法人」を相手に商売をしているから会社の利益が大きくなり、結果的に社員の給料も高くなります。

そのいっぽうで、限られたお金しか持っていない「一般消費者」を相手に商売をするアパレル店員の場合は、会社の利益が小さくなり、社員の給料も低くなる…。

ですから、給料の面で考えると「法人営業はかなりおすすめ」なのです。

さらに、営業という仕事はコミュニケーション能力を最も重視されるので、アパレル店員時代に何千人と接客してきた経験が活かせます。

僕が働いている会社は大手上場グループということもあり、高学歴な新卒社員が毎年入ってきます。

しかし、新卒社員のほとんどがコミュニケーション力が乏しいので、アパレル店員でコミュニケーション力を磨いてきた僕は、社内からの評価もわりと高めです。

ユウジ
ちなみに僕は三流大学出身でパソコンはブラインドタッチもできないレベルでしたけどね…笑

ショップ店員の経験しかない僕でも、高学歴の人たちと対等以上の立場で仕事ができているわけですから、あなたがアパレルで働いた経験も、絶対に無駄ではありません。

アパレルから転職を考えている方は、ぜひ法人営業を検討してみてくださいね。

僕がアパレルから大手商社に転職した方法を伝えます【体験談】

ショップ店員から転職

僕はアパレル店員だったので、アパレル以外の業界についてほとんど知りませんでした。

当時はどうやって転職活動を進めればいいのかわからず、求人サイトに登録したりハローワークに行ったりして何となく求人を眺めていました。

そんなある日にたまたま「転職エージェント」というサービスがあるのを知り、カウンセリングもやってくれるとのことだったので、とりあえず登録してみることにしたんです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーの方との面談では、『これまでの経歴・自分の性格・将来どうしたいのか?』をヒアリングしてもらえました。

第三者(しかも転職のプロ)に話を聴いてもらうと、自分の頭の中で「将来のキャリア設計」がかなり明確になります。

このカウンセリングのおかげで、転職活動の軸が『コミュニケーションが活かせる・成長できる・土日休み』に決定しました。

僕はいろいろな求人を見たいと思っていたので、20万件以上の非公開求人がある『 リクルートエージェント 』と全求人が20代対象の『マイナビジョブ20's 』に登録して、多くの求人を紹介してもらいました。

上記の転職エージェントでは、職務経歴書の作成や企業の面接対策もサポートしてもらえたので、めちゃくちゃ助かりました。

僕はアパレル以外の仕事をほとんど知らなかったので、転職活動中に気軽に相談できるキャリアアドバイザーの方の存在は、本当に心強かったですね。

僕が面接を受けた企業は合計10社で、1ヶ月ほど転職活動のサポートをしてもらいました。

個人的には面接前にキャリアアドバイザーの方に面接対策をやってもらったり、企業が採用活動をしている経緯を教えてもらったりしたのが、めちゃくちゃ良かったです。

このおかげで、最終的に僕は総合商社の営業職に転職することができ、その3年後には年収600万円稼げるようになりました。

ちなみに僕の転職先は大手企業のグループ会社で、いままで中途採用をやったことがなかったため、学歴ではなくアパレル店長経験を評価してもらえたのはラッキーでした。

僕はもともと年収280万円のアパレル店員だったので、僕と同じような境遇の方や僕よりマシな経歴の方なら、必ず人生変えれますよ。

ユウジ
ちなみに、僕が利用した転職エージェントはこちらです。

✔おすすめの転職エージェント2社【すべて無料で利用できる】

リクルートエージェント :全年代が対象。業界最大級の求人数。20万件以上の非公開求人あり。

マイナビジョブ20's :20代の転職に強い。全求人が20代向け。無料適性診断テストあり。

まとめ:アパレル店員から転職したら年収600万円になった

この記事のまとめです。

  • アパレルの給料が低い原因は生産性の低さにある
  • アパレルから転職したら年収600万円になった
  • アパレル店員をやめて本当に良かった
  • アパレルから異業種に転職するメリットは多い
  • アパレルからの転職におすすめの仕事は法人営業
  • アパレルから転職するなら転職エージェントがおすすめ

アパレル店員としての将来に不安を感じているなら、まずは外の世界を見てみるのがいいと思います。

アパレル店員の職場にはアパレル店員しかいないので、ほかの業界や職種の情報が全く入ってきません。

ファッションのトレンド情報は入ってくるかもしれませんが、それだけでは低年収から脱却する方法はわかりません。

自分から行動していかないと、将来のキャリアに対する悩みは解消されない…。

「自分にはどれくらいの市場価値があるのか?」
「このままショップ店員を続けていても大丈夫か?」

これらの疑問を解決するために、一度プロの意見を聴いてみるのはおすすめです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは常に転職市場の動向をチェックしているので、面談してカウンセリングを受けるだけでも有益な情報がもらえます。

しかも転職エージェントはすべて無料で利用できるので、あなたにリスクはありません。

あとは、あなた次第です。

今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?

✔記事で紹介した転職エージェントリスト

リクルートエージェント :全年代が対象。業界最大級の求人数。20万件以上の非公開求人あり。

マイナビジョブ20's :20代の転職に強い。全求人が20代向け。無料適性診断テストあり。