「飲食店から転職したい…」
「飲食業からIT業界に転職したい…」
「飲食業から転職してキャリアアップしたい…」
このような方に向けて記事を書いています。
新卒で飲食店に就職し、飲食の仕事を頑張っている20代はたくさんいます。
でも飲食店の正社員を続けているうちに、『勤務時間の長さが合わない…』『体力的にきつくなってきた…』などの理由から、飲食からの転職を考える人も多いです。
この記事では『飲食業界からIT業界に転職した僕の体験談』を紹介しますので、飲食店から転職したい方はぜひ参考にしてくださいね。
記事を書いている僕は26歳まで年収330万円の居酒屋店長でした。その後、IT業界に転職して年収520万円になり人生が変わりました。現在はWeb広告会社で営業職をやっています。
この記事では、元居酒屋店長の僕の体験談をもとに『飲食業から転職して良かった理由』から『飲食業から転職で失敗しない方法』までを解説します。
この記事を読めば、飲食業から転職した後のリアルや、飲食から転職するための具体的なステップがわかりますよ。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
目次
飲食店店長から転職。20代で年収520万は想像できなかったけど…
僕が最初に飲食店で働き始めたのは、大学を中退した直後のことでした。
周りの友達は就職していたものの、僕は進むべき道が見えず、何となく始めたアルバイトが飲食店の仕事でした。
それから、正社員として採用され、気がつけば4年間もの月日が流れていました。
初めの頃はやりがいを感じていました。
店長に任命されたときには、正直、自分にそんな大役が務まるのか不安でしたが、「やるしかない」と腹をくくりました。
ホールの接客からキッチン業務、スタッフ育成にバイト面接、そして売上管理まで、あらゆる業務をこなす日々が続き、毎日が忙しく、時間はあっという間に過ぎていきました。
しかし、入社2年目を迎える頃から、僕の心の中に少しずつ違和感が生まれ始めました。
夜遅くまで働く生活が続き、週末は朝まで仕事をすることも多々ありました。
その生活が続くうちに、僕の体は確実に悲鳴を上げ始めていました。
「これを30代以降も続けていけるのか…」と、ふとした瞬間に自問するようになりました。
特に26歳になった頃、その違和感は限界を超えました。
毎日のように深夜まで働き、週に6日勤務は当たり前、時には10連勤という生活が続いていました。
体は疲れ果て、心もすり減っていく中で、「このままじゃダメだ」と強く感じるようになりました。
「この仕事を続けていく未来が見えない…」
そう思ったのは、ある深夜、店の片づけが終わった後のことでした。
店内には静けさが広がり、僕は疲れ切った体を引きずりながら、椅子に腰を下ろしました。
そのとき、心の中でつぶやきました。
「何か変えなきゃ、このままだと本当にやばい…」
給料はそこそこありましたが、休日出勤や残業が当たり前の環境で、それ以上の成長や未来が見えない状況でした。
そんな僕にとって、転職という選択肢が徐々に現実味を帯びてきたのです。
とはいえ、次の一歩を踏み出すのは、簡単なことではありませんでした。
「何をすればいいんだろう…」と悩んだ末に、僕はIT業界に目を向けることにしました。
未経験でも挑戦できる仕事が多いと聞いていましたし、何よりも将来性があると感じたからです。
それに、IT業界であれば、スキルを身につければ年収アップも期待できる。
「よし、やってみよう」と心に決め、転職活動を始めました。
転職活動中は不安や戸惑いが何度も襲ってきましたが、僕は一歩一歩前に進みました。
そして、ついにIT業界の営業職に就くことができました。
新しい環境では、これまでの飲食店での経験が活かせる場面もあり、毎日が充実しています。
「やっぱり、あの時決断して良かった」と、今では心から思います。
もし今、同じように飲食業界で悩んでいる人がいるなら、一度立ち止まって自分の将来を考えてみるのがおすすめです。
僕のように、IT業界に挑戦してみるのも一つの選択肢だと思います。
僕がそうだったように、人生は自分の選択で大きく変わりますから。
飲食店店長からIT企業に転職してみてよかったこと
僕が飲食店からIT業界に転職してみて、一番良かったと感じたことは、働く環境の変化です。
以前は深夜までの勤務が当たり前で、体力的にも精神的にも限界を感じる日々でした。
そんな中、IT業界に転職したことで、まず驚いたのは働く時間の規則正しさでした。
毎日同じ時間に出社し、決まった時間に退社する。
これだけでも、僕の生活リズムは大きく改善されました。
さらに、職場の雰囲気も大きな違いでした。
飲食店では、忙しい時間帯にみんながピリピリしていたけど、今の職場では、チームメンバー同士が助け合い、コミュニケーションが円滑です。
誰かが困っていると、すぐに手を差し伸べる文化があり、その温かさに感動しました。
「この環境でなら、自分も成長できる」と感じ、やる気が湧いてきました。
転職してよかったもう一つの理由は、自分の時間を持てるようになったことです。
以前は仕事が終わって帰ると、ただ寝るだけの生活でしたが、今は仕事終わりに趣味の時間を楽しんだり、自己啓発に取り組んだりする余裕があります。
体力も回復し、心にも余裕が生まれました。
「この転職が、僕の人生を大きく変えてくれたんだ」と、日々実感しています。
飲食店店長から転職したら意外と過去の経験も活かせた
IT業界での仕事のやりがいを感じる瞬間は、お客様のホームページの効果が向上し、喜ばれるときです。
僕の主な業務は、お客様のWebサイトを分析し、その効果を最大化するための提案をすることです。
例えば、サイトのアクセス数が伸び悩んでいる場合、その原因を突き止め、改善策を考える。
そして、その提案が実行され、結果が出たときの達成感は格別です。
とはいえ、最初は不安でした。
飲食業しか経験がなかった僕に、IT業界で通用するのか?と何度も自問しました。
でも、入社後の研修で基本的な知識を学び、実務を通して少しずつ自信をつけていきました。
お客様から「ありがとう、君の提案で売上が上がったよ」と言われたとき、その言葉が僕にとっての大きな励みになりました。
また、飲食店で培ったコミュニケーションスキルが、今の仕事でも大いに役立っています。
お客様との信頼関係を築くことが、提案の成功に繋がると実感しています。
このように、IT業界で働くことで、僕は新しいスキルを身につけながらも、過去の経験を活かせるという二重のやりがいを感じています。
飲食店店長から転職後はスキルアップや年収アップを実感できた
IT業界に転職してから、僕はスキルアップと年収アップを実感しています。
最初はまったくの未経験からのスタートで、不安も大きかったですが、会社の充実した研修制度と先輩たちのサポートのおかげで、少しずつ自信を持てるようになりました。
研修では、インターネットやWebメディアの基本から実際の提案方法まで、丁寧に教えてもらえたので、「これならやれるかもしれない」と前向きに取り組むことができました。
入社2年目になる頃には、ひとりでお客様を担当できるようになり、提案の精度も上がってきました。
それに伴い、成果が認められ、年収も徐々にアップ。
2年目には年収520万円を稼げるようになり、「自分でもここまでできるんだ」と感じた瞬間は、言葉では表せないほどの達成感がありました。
スキルアップについても、日々の業務を通して新しい知識を身につけることができています。
特に、お客様の課題を解決するために戦略を考えるスキルは、IT業界ならではの醍醐味です。
このように、IT業界では努力が成果に直結し、その成果が年収にも反映されるため、「もっと頑張ろう」と自然に思えるのです。
飲食店店長からの転職先にIT業界をおすすめできる理由
飲食業からの転職先として、僕はIT業界を強くおすすめします。
その理由は、まず働く環境が大きく異なることです。
飲食業では、長時間の労働や体力的な負担が大きく、将来に不安を感じることも少なくありません。
しかし、IT業界では、働く時間が規則正しく、体力的な負担も少ないです。
これにより、仕事に集中できる環境が整い、生活の質も向上します。
また、IT業界ではスキルアップの機会が豊富にあり、その結果が年収にも直結する点も魅力的です。
僕自身、未経験からスタートしましたが、日々新しい知識を学びながら成長できる喜びを感じています。
さらに、飲食業で培ったコミュニケーションスキルも、IT業界で十分に活かすことができると実感しています。
IT業界は今後も成長が見込まれる分野であり、その中で自分のスキルを高め、安定したキャリアを築ける可能性があります。
「飲食業から転職したいけど、何を選べばいいか分からない…」と感じている方にとって、IT業界はとても魅力的な選択肢だと思いますよ。
僕もこの業界に転職して、本当に良かったと感じていますからね。
次章からは、僕がどうやって転職活動を進めていったのかを中心に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
飲食店店長から転職するためにやったこと【僕の体験談】
飲食業からIT業界に転職するためには、具体的に何をすればいいのか?
結論をいうと、転職エージェント経由で転職するのが1番おすすめです。
飲食店で働いた経験しかない人が、自分ひとりで転職活動を進めてしまうと、書類選考が通過しない、面接で落とされまくる、などの失敗のリスクがあります。
実際に元居酒屋店長の僕も最初は自分ひとりで転職活動しましたが、3ヶ月ほど転職先が決まらず、かなり焦った経験があります。
飲食業からIT業界に転職するためには、次の準備が必要です。
- 飲食業の経験を活かせる仕事を調べる
- 飲食業から転職した事例の多い求人を探す
- 飲食業の経験の中からアピールポイントを絞る
- 飲食業の経験を魅力的に伝える履歴書や職務経歴書を作る
とはいえ、これらを全部ひとりでやるのは、かなり大変ですよね…。
実際に26歳まで居酒屋店長だった僕の場合も、自分ひとりで転職活動してみて落選し続けた結果、「このままだと転職できない…」と痛感しました。
その後、転職した経験のある友達に相談してみたら、『第二新卒エージェントneo』という無料の転職支援サービスがあることを教えてもらいました。
第二新卒エージェントneo :20代の転職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の手厚いフォローあり。
第二新卒エージェントneoは、飲食業から転職できる未経験OKの求人が豊富に揃っていますし、10時間以上の手厚いサポートもあります。
飲食業の経験をフルにアピールできる履歴書や職務経歴書、自己PRを作ってもらえる点も、第二新卒エージェントneoが選ばれる理由のようです。
僕の場合は「IT業界で仕事がしたい」と思っていたので、キャリアアドバイザーの方に飲食業から転職した事例のあるIT企業の求人を紹介してもらえたのが特に良かったですね。
さらに「採用担当がどんな人か?」や「面接で何を質問されるか?」まで詳しく教えてもらえたので、さすがプロだなと感動しました。
このおかげで、最終的に僕はIT企業の営業職に転職することができ、その2年後には年収520万円稼げるようになりました。
転職エージェントはすべて無料なので、あなたのリスクはゼロです。
飲食業からIT業界への転職を考えている方は、これを利用しない手はありませんよね。
第二新卒エージェントneo :20代の転職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の手厚いフォローあり。
飲食店店長から転職した今でも飲食業界への感謝とリスペクトは変わりません
僕がIT業界に転職してからも、飲食業界での経験への感謝とリスペクトは決して薄れることはありません。
飲食業界で働いていた頃の経験は、今でも僕の原点であり、大切な財産です。
大学を中退し、行き場を失っていた僕を正社員として迎え入れてくれたのが飲食業界でした。
当時は何も分からない僕に、仕事の基礎から教えてくれ、そして20代という若さで店長に任命してくれたことに、深い感謝の気持ちを抱いています。
飲食店で培ったコミュニケーションスキルやリーダーシップは、今のIT業界での仕事でも大いに役立っています。
お客様との対話を通じて信頼関係を築くことは、どの業界でも重要なスキルですし、飲食業界での経験があったからこそ、僕はそれを自然に実践できています。
また、飲食店でのリーダーとしての経験は、チームをまとめる力や、困難に立ち向かう忍耐力を養ってくれました。
IT業界に転職してからは、毎日が新しい発見の連続です。
お客様の課題に対して戦略を立て、それが成功したときの達成感は格別です。
とはいえ、その成功の土台には、飲食業界での学びが確実に生きています。
飲食業界で得た経験は、僕にとってかけがえのないものですし、今でもその業界で働く人たちへのリスペクトを忘れたことはありません。
これからも飲食業界で学んだことを大切にしながら、IT業界でさらなる成長を目指していきたいと思っています。
飲食業界での経験があったからこそ、今の僕がある。
その感謝の気持ちを胸に、次のステージでも全力で挑んでいきます。
人生のどんな経験も無駄にはならない。
そう信じて、一歩を踏み出した僕のように、あなたも新しい挑戦を恐れずに進んでみてください。
きっと、人生が大きく変わるはずです。
飲食店店長から転職に失敗する理由は転職をゴールにしているから
僕がIT業界に転職してから気づいたことがあります。
それは、転職そのものをゴールにしてしまうと、その後のキャリアがうまくいかないということです。
飲食業界を離れる決断は大きな一歩ですが、それだけで全てが解決するわけではありません。
むしろ、転職をゴールと捉えることで、新たな職場での苦労が始まるのです。
僕も最初は、「とにかく今の忙しさから逃れたい」「もう少し楽な仕事がしたい」と思っていました。
でも、そんな考え方のまま転職していたら、きっと今の僕はいないでしょう。
転職してからも、新しい環境での努力が求められることを理解していなければ、転職は失敗に終わる可能性が高いです。
「新しいことを覚えたくない…」「楽な仕事がしたい…」そう思う人は、転職を考え直した方がいいです。
IT業界で働くということは、常に新しい知識を吸収し、変化に対応することが求められます。
僕も最初は未経験からのスタートだったので、毎日が挑戦の連続でした。
名刺交換一つとっても、最初はぎこちなかったし、Webの専門用語には頭がこんがらがることもありました。
でも、その困難を乗り越えるたびに、自分の成長を実感できるんです。
お客様から「ありがとう」と言われたとき、その言葉がどれだけ嬉しかったか。
そして、「この道を選んで良かった」と心から思える瞬間が何度も訪れました。
それは、飲食業界では味わえなかった達成感です。
逆に、「楽になりたい」「ただ転職したいだけ」という考え方では、どんな職場でも満足することは難しいでしょう。
転職は新たなスタートであり、そこからどう努力を重ねるかが重要です。
あなたは、どんな未来を手に入れたいですか?
やりがいのある仕事、尊敬できる仲間、満足できる給料、そして成長を感じられる毎日…。
そんな未来を望むなら、転職はその一歩に過ぎません。
その後の努力が、その未来を手に入れる鍵となります。
飲食業界からの転職を考えている方には、ぜひこのことを心に留めておいてほしいと思います。
まとめ:飲食店店長から転職したらスキルと年収がアップしました
最後に、この記事のまとめです。
- 飲食業からIT業界に転職した理由は将来性のあるスキルを身につけたかったから
- 飲食業からIT業界の営業職に転職してスキルアップと年収アップが実現した
- 居酒屋店長の時に身につけたコミュニケーションスキルやハードワークを乗り越えた経験は自分の資産になっている
- でも飲食業の仕事で得られたものは大きいから、飲食業界で働いた4年間は全く後悔していない
- 飲食業から転職するなら20代の若いうちの方が安全
- 飲食業から転職したい人は、とりあえず転職エージェントに無料相談してみるのがおすすめ
飲食の仕事は、『20代で店長になれる・お客様に喜ばれる』といったやりがいのある素晴らしい仕事です。
しかしそのいっぽうで、体力面や労働時間など、将来のことを考えて、20代のうちに飲食から転職する人も多いです。
とはいえ、自分ひとりで飲食の経験を活かせる仕事を調べたり、飲食から転職した事例の多い求人を探したり、飲食の経験を魅力的に伝える履歴書や職務経歴書を作ったりするのは、なかなか大変ですよね?
そんなときは、転職エージェントの担当アドバイザーに相談すればOKです。
転職の初心者が自力で行動するよりも、転職のプロからアドバイスをもらって行動する方が、何倍も効率がいいです。
ただし、飲食業からIT業界に転職するなら、今すぐに行動しないとチャンスを失う可能性もあるので、そこは注意してくださいね。
未経験から転職するなら、理想は『25歳前後』です。
30代に近づくほど、書類選考が通りにくくなりますからね。
会社の先輩や上司の姿が、5年後10年後の未来のあなたです。
これに納得できないなら、今から行動して、少しずつ変えていくしかありません。
この記事を書いている僕も、居酒屋店長からIT企業の営業職に転職できたわけですから、ほとんどの方が転職できるはずです。
あとは、あなた次第です。
今から行動して、あなたの理想の未来を手に入れませんか?
第二新卒エージェントneo :20代の転職に強い。未経験OKの求人が豊富。10時間以上の手厚いフォローあり。
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