「無能な自分を変えたい…」
「できることを増やしたい…」
「もっとお金を稼ぎたい…」
このような悩みを抱える方は多いと思います。
結論からいうと、有能になりたいなら、まずは無能な自分を受け入れなければいけません。
その理由は、無能だといわれる人たちは、自分のことを有能だと勘違いしているからです。
記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
今回は僕の体験談をもとに、「無能な自分を受け入れた人だけが有能になれる理由」について解説していきたいと思います。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
※『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
無能な自分を受け入れた人だけが有能になれる理由
無能な人は自分を有能だと思っていて、有能な人は自分を無能だと思っています。
無能な人は、自分のことをできる人間だと思っているので、自ら勉強しないですし、努力もしません。
自分を磨くために時間をつかわないので、無能な人はいつまで経っても無能のままです。
「スキルが身に付かない→市場価値が上がらない→年収が増えない」という負のスパイラルになります。
反対に、有能な人は、自分のことをできない人間だと思っているので、自ら勉強しますし、努力もします。
自分を磨くために、どんどん時間をつかいますので、有能な人はさらに有能になっていきます。
「スキルが磨かれる→市場価値が上がる→年収も増える」という好循環スパイラルになります。
つまり有能な人間になりたいなら、まずは自分が無能だということを認めなければいけない、ということです。
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社会人の9割は無能な人材からスタートする
社会人の9割は、無能な人材からスタートします。
新卒社員のほとんどが、入社後すぐには、会社の戦力になりません。
そのため、自分には何の能力もないことを受け入れて、謙虚に仕事を覚えていく姿勢が必要です。
意識高い系の社会人未経験者の中には、無駄に知識だけ入れてしまい、頭でっかちになっている人も多いです。
このような人たちは、自分が無能なことを理解しておらず、先輩や上司たちのことをバカにするような態度をとってしまいます。
「自分はあの書籍を読んだ!」「学生時代に経営者に話を聴きに行ったことがある」「学生時代に友達とビジネスをやっていた」などの自慢話を引っ提げて、先輩や上司のマウントを取ろうとするのです。
しかし自慢話をする人たちに限って、深掘って聴いていくと、大したことをやっていないことが多いです。
- 書籍を読んだ人に、書籍の内容を深く聴いても、内容を全く理解していない。
- 経営者と会った話を詳しく聴いても、ただの座談会で数分話しただけ。
- ビジネスをやった経験を聴いても、1円も売上をつくっていない。
こんな感じです。
自分を有能な人間にみせたい気持ちはわかりますが、入社後すぐは謙虚な姿勢で、先輩や上司に教えを乞うことが大事です。
有能だと思われたいなら、自慢話でマウントを取るのではなく、入社後の実績で評価してもらいましょう。
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無能な自分を受け入れられないプライドが人生の邪魔になる
無能な人たちは、めちゃくちゃプライドが高いです。
このプライドが人生の邪魔になります。
有能な人は、自分のプライドを簡単に捨てることができます。
無能な人にも、有能な人にも、大なり小なりプライドがあります。
いずれにしても、入社間もない新人社員の薄っぺらいプライドなど、守る価値がありません。
プライドを捨てれる人は有能になれますが、プライドを捨てれない人は無能のままです。
どのタイミングで、自分の無能さを受け入れらえるかが、有能になれるかどうかのターニングポイントです。
自分のプライドは人生の邪魔になるだけです。
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無能な自分と向き合うと急速に成長スピードが上がる
無能な自分と向き合うと、急速に成長スピードが上がります。
無能な自分を受け入れられれば、自分がなりたい将来像に対して、何が足りないかが明確になります。
目標と現状の差がわかれば、それを埋める手段が決まります。
たとえば、年収500万円稼げるようになりたいという目標があり、現状が年収300万円しか稼げていないなら、差分の200万円を稼ぐことが目標達成のための手段となります。
今よりも年収を200万円増やすためには、社内でどのような成果を出せばいいか、どの役職まで昇進すればいいか、さらには他の業界に転職できるとどうか、などを考えることができます。
有能な人たちは、このように自分を分析して、目標を達成していきます。
しかし無能な人たちは、何の根拠もなく、「自分には年収500万円の価値があるから、年収が上がらないのはおかしい!」と主張するだけです。
僕も無能な自分を受け入れるまでは、「自分を正当に評価してくれる会社に就職したい!」という気持ちで就職活動をしていましたが、「考えが甘すぎる!」と企業の採用担当から怒られるほどダメダメでした。
その後、無能な自分を受け入れて、「最初から評価を求めるのではなく、入社後に結果を出して評価してもらおう!」というように考え方を変えた結果、正社員に就職することができました。
そして入社後2年で、年収500万円稼げるようになり、自分にできることも増えたので、個人的にはまぁまぁだと思っています。
無駄なプライドは、早めに捨てちゃった方がいいですね。
まとめ
この記事の内容をまとめておきます。
- 無能な自分を受け入れた人だけが有能になれる
- 社会人の9割は無能な人材からスタートする
- 無能な自分を受け入れられないプライドが人生の邪魔になる
- 無能な自分と向き合うと急速に成長スピードが上がる
自分を無能だと認めるのは、プライドが傷つけられますよね。
「自分を良くみせたい」「有能な人だと思われたい」という自己顕示欲は、少なからず誰しも持っているものです。
でも自分が思っているほど、他人は自分のことに関心がありません。
「褒められたい」「一目置かれたい」とあなたが思うように、あなたの周りの人たちも同じことを思っています。
つまり多くの人が、自分のことにしか興味がないのです。
ですから周りからすれば、あなたがプライドを持っていようが、プライドを捨てていようが、どっちでもいいのです。
これがわかると、簡単にプライドを捨てられます。
プライドがなくなれば、無能な自分を受け入れて、有能な人間に近づくことができます。