26歳フリーター 女
インタビューを受けてくれた人

本記事では『26歳でフリーターになった女性の体験談』を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドフラ
こんにちは。インタビュアーのドフラです。

僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や転職に役立つ情報を発信しています。

今回紹介する26歳の絢香さんは、高校卒業後からさまざまな仕事を経験し、接客業やモノづくりに強い興味を持っています。

業務改善や成果を出すことに喜びを感じる一方、プレッシャーに弱い面もありますが、サポートがあれば困難も乗り越えられる性格です。

現在は安定を求め、正社員として人と関わる仕事かモノづくりの道でキャリアを築きたいと考えています。

この記事では、絢香さんにインタビューした内容をもとに『26歳フリーター女性のリアルな生活』『26歳フリーター女性が正社員になるために準備していること』などを紹介していきます。

3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。

高校卒業後になぜフリーターになった?最初のアルバイトと選択理由

26歳フリーター 女

ー高校を卒業してから最初にフリーターとして働く道を選んだのは、どういう考えがあったんですか?

高校生のころからファミリーレストランでバイトしていて、そのままアルバイトを続けるのが自然な流れに思えたんです。

卒業してすぐ正社員になるイメージが湧かなくて、「とりあえずバイトでお金を稼ぎながら先を考えようかな」という感じでした。

ー当時、周囲はどんな反応をしていたのでしょう?

「正社員じゃなくていいの?」とか心配する人はいましたけど、特に強く反対されることはなかったです。

親も「自分で稼げるなら一人前だよ」と言ってくれて、プレッシャーを感じることは少なかったですね。

ーそのころから「自分はこんな仕事が合っている」と思う部分はありましたか?

正直、深く考えていなかったです。フリーターでも生活できるし、好きな接客の仕事を楽しめればいいかなって。

長く続くとは思わなかったですけど、自然とバイト生活が定着した形ですね。

初めての正社員経験:婦人服販売での4年8ヶ月と転職のきっかけ

ー正社員として最初に働いたのは婦人服の販売員と聞きましたが、どういう経緯で決めたんでしょう?

フリーターのままだと将来が不安だなと思い始めたときに、ちょうど販売職の正社員募集があったんです。

洋服が好きだったし、接客も慣れていたので、「これならやれるかも」と応募してみたら受かりました。

ー4年8ヶ月も続けられたのは、やっぱり向いていたからでしょうか?

そうだと思います。洋服を提案してお客様が喜んでくれるのが楽しかったんですよね。

売上実績が評価されて名前が挙がったときは達成感もありましたし、毎日違うお客様と話すのは飽きずに続けられました。

ーその仕事を辞めることになったきっかけは何でしたか?

「もっとキャリアを広げたい」という思いが大きかったです。

洋服の販売だけじゃなくて、別の業界でも経験を積んでみたいと考えて、キャリアチェンジを決断しました。

モノづくりへの興味:製造業に挑戦するも人間関係で挫折

26歳フリーター 女

ー次に選んだ仕事は製造業だったそうですが、なぜモノづくりに興味を持ったんでしょう?

接客以外の仕事もやってみたいなと思っていて、車のセンサーのチェックという内容が「モノづくりを支える仕事」に感じられて面白そうだったんです。

機械にはあまり詳しくなかったけど、ものを作る現場に携わってみたかったんですよね。

ー実際に働いてみて、どんな点が魅力的で、どんな点が合わなかったんでしょう?

魅力的だったのは、製品の傷をチェックして問題がなければ出荷できるという、はっきりした成果が見えやすいところです。集中してやればどんどん仕事が進む感覚があって。

それが合わなかったわけじゃないけど、人間関係に苦労しました。上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかなくて、メンタルをやられてしまったんです。

ーその結果、退職につながってしまったんですね。

はい。精神的にキツくなって働き続けるのが難しくなりました。

仕事内容自体には問題を感じていなかったんですけど、職場の雰囲気や人との接し方が合わなかったのかなと思います。

医療分野への一歩?歯科助手を1ヶ月で辞めた理由

ーそのあと歯科助手を正社員で始めたそうですが、医療分野には前から興味があったのでしょうか?

興味はありました。人と関わる仕事が好きだし、「医療なら安定するかも」という期待もあって、歯科助手なら未経験でもOKという求人を見つけて応募したんです。

ーなぜ1ヶ月で辞めることになったんですか?

実際に入ってみたら、職場の雰囲気がどうも合わなくて…。

昼休憩の時間の空気がギスギスしている感じで、先に辞める人もいて、「これから先、自分がずっとここで働くのは難しいかも」と思い始めたんです。

あと作業も予想以上に多くて、一気に不安が増えてしまって。

ー決断が早いようにも感じますが、迷いはなかったですか?

迷いましたけど、合わない環境で無理に続けてもまた体調を崩すんじゃないかと怖かったんです。

自分にキャパオーバーがきたら結局続かないので、思い切って早めに決断しました。

フリーターとしての現在:研修からショップスタッフへ

26歳フリーター 女

ー今は派遣社員として働いているとのことですが、どんな仕事をしているんでしょう?

最初はテレオペレーターの研修を受けていたんですけど、結局研修だけで終わってしまい、今は婦人服と雑貨のショップスタッフをしています。

接客販売ですね。派遣の契約なのでいつまで続けられるか分からないけど、ひとまずお給料を得る手段として働いています。

ー接客自体は得意だと感じていますか?

得意というか、慣れはありますね。婦人服の販売をやっていたころの経験も活かせます。

ただ正社員じゃないので、将来性や安定には疑問が残る。そこがやっぱり不安な部分です。

ーこのフリーター生活は、今後どれくらい続けるつもりなんでしょう?

正直、長くは続けたくないですね。派遣は不安定で、昇給やキャリアアップの見通しもあまりない。

なので次の正社員の転職先を早く見つけたいなと思っています。

※フリーターとして働く人びとの体験談は、以下の記事にまとめられています。

26歳フリーター女性の焦り:転職回数と短期離職の影響

ー転職回数が多いことを気にしていると聞きましたが、どんな影響があると思いますか?

もちろん「またすぐ辞めるんじゃないか」と思われる可能性が高いですよね。書類選考や面接で、どうしてこんなに転職が多いのか突っ込まれるのは想像できます。

でも自分としては、「自分に合う職場を探すうちに数が増えてしまった」というのが本音なんです。

ー1ヶ月の短期離職があると、採用側としては不安視する場合もありますよね。

それはすごく分かります。歯科助手を1ヶ月で辞めたのは、どうしても環境が合わなかったからなんですけど、そう言っても「それを耐えられないなら他でも同じじゃないか?」と思われるかもしれません。

でも無理に続けてメンタルを壊すよりは、早めに退職するほうがいいという考えもあって、そこを理解してもらえるかが悩みです。

ー26歳という年齢でフリーター女性という肩書に、どんな焦りを感じていますか?

周りが結婚したり正社員でキャリアを積んだりしている中で、自分だけ不安定なバイトや派遣を転々としているのはやっぱり焦ります。

「今からでも遅くない」と思いたいけど、そろそろ腰を据えて働かないと、30歳を迎える頃にはもっと厳しくなるんじゃないかと感じています。

今後の希望:人と関わるかモノづくりか、迷えるキャリア選択

26歳フリーター 女

ー次の職場を考えるとき、「人と関わる仕事」と「モノづくり」のどちらかで迷っているそうですね。

そうなんです。接客や販売をやってきたので、人とコミュニケーションを取るのは嫌いじゃない。ただ、一度製造業でモノづくりに触れたときも「自分に合うかも」と思ったんです。

結局、人との関わりか集中して作業するのか、どっちも捨てがたい。

ーもし正社員になったとして、どんな環境や待遇を求めていますか?

通勤時間は30分〜1時間圏内で、土日が休みなら嬉しいですね。残業が少なめだと自分のペースで働けるし、PCを少し使えるくらいのスキルも活かせるところを探しています。

給与や社風も大事だけど、まずは人間関係が合うかどうかが最優先かもしれません。

ー5年後のキャリア設計はどんなイメージを描いていますか?

5年後も同じ職場で働き続けて、そこそこの実績を出してからマネジメントにチャレンジできたらいいなと思います。

過去の転職の多さを考えると、そのくらい腰を据えて頑張りたいという気持ちが強いんです。

※自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する「無料適職診断テスト」を受けるのがおすすめですよ。

これまでの職歴を活かすには?正社員への準備と課題

ー正社員になるために、今いちばん準備していることは何でしょう?

まだ具体的な資格を取るとかはしてないけど、面接で話せるようにこれまでの経験を整理しています。

たとえば、婦人服の販売で売上を伸ばした話とか、製造業の仕事でモノづくりに触れた話とか。

転職回数が多い分、いろんなエピソードがあるので、それを前向きにアピールできるようにしてます。

ー課題としては、どんなところが一番大きいと感じていますか?

やはり短期で辞めた経験や、転職回数が多いことをどう説明するかが課題ですね。あとはパソコンスキルが「入力程度」なのでもっと伸ばしたい。

接客や作業スキルだけじゃ限界があるかなと。何か1つでも自分の強みを作りたいと思っています。

ー自分の性格として、臨機応変さが苦手という話がありますが、それは克服しようと考えていますか?

正直、完全に変えるのは難しいと思います。でも相談相手を見つけたり、マニュアルや業務をパターン化して取り組める職場を選んだりすることで対応したいですね。

苦手分野を認めて、それをフォローしてくれる環境に行ければ、上手くやっていけるんじゃないかと考えています。

※フリーターから正社員への就職に失敗したくない方は、以下の記事で紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。

26歳フリーター女性のリアル:これからへの一歩と未来に向けて

26歳フリーター 女

ー改めて、26歳でフリーターの自分をどのように捉えていますか?

かなり焦りがありますね。周りはキャリアを築いていたり、結婚していたりする年齢。私だけがまだフリーターで、職場を転々としてきた。

でも過去の経験を否定せず、「次こそは腰を据えて働いて成長しよう」と思ってます。

ーあなたにとって「フリーター女性ならではのリアル」は何でしょう?

やっぱり安定した収入や職歴がないことで結婚や将来のライフプランを考えにくい部分ですね。

相手がどう思うかも不安だし、将来子どもが欲しいなら今のままじゃ無理だろうなとか。

でも、焦るだけじゃなくて行動に移さないと何も変わらないと痛感してます。

ー10年後、20年後にこの記事を読むとき、どんな自分になっていたいですか?

「いろいろ迷ったけど、ちゃんと正社員としてキャリアを築けたよ」と笑って振り返りたいですね。

過去の転職やフリーター生活があったからこそ、今があるんだと思えるような人生にしたいです。

もし同じように悩んでる人が読んでくれたら、「今からでも遅くないから一歩踏み出そう」と思ってもらえると嬉しいですね。

※フリーターから正社員になった人の体験談は、以下の記事でまとめて紹介しています。

参考:26歳フリーター女性におすすめの就職エージェントを紹介

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26歳フリーター 女

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