ずっとフリーター やばい
インタビューを受けてくれた人

本記事では『28歳でフリーターをしている正社員経験のある大卒男性の体験談』を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ドフラ
こんにちは。インタビュアーのドフラです。

僕は26歳まで年収190万円のフリーターでした。その後、IT業界に就職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに就職や転職に役立つ情報を発信しています。

今回紹介する28歳のヒロさんは、フリーターとして働きながら正社員を目指す男性です。

大学卒業後、カラオケ機器の営業や携帯ショップの店員として正社員経験を積んだものの、人間関係や職場環境の影響で退職。現在はボウリング場でアルバイトを続けています。

ヒロさんの強みは、自ら動いて提案する営業スタイルと、やりがいがあれば全力で努力を惜しまない姿勢。学生時代は週5フルタイムで働くほどの行動力と体力を持ち、今も趣味のサイクリングで体力を維持しています。

現在は接客や営業職での正社員就職を目指し、安定した収入とキャリアアップ、インセンティブを含めた成果型の環境で、自身の力を発揮したいと考えています。

この記事では、ヒロさんにインタビューした内容をもとに『28歳フリーター男性のリアルな生活』『28歳フリーターが早く就職しないとやばいと感じている理由』などを紹介していきます。

3分で読める内容なので、それではいきましょう〜。

「今すぐにフリーターから正社員に就職したい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

大学時代の奮闘:週5のフルタイムバイトと研究室での孤立

ずっとフリーター やばい

ー大学時代は週5のフルタイムバイトをこなしながら勉強していたそうですが、それは相当ハードじゃなかったですか?

正直、かなりきつかったですね。朝は大学の授業に出て、夕方から夜にかけてアルバイト、そのまま深夜まで働くこともありました。

帰宅してからレポートを書いたり実験レポートをまとめたりで、寝る時間を確保するのが大変でした。

でも「若いうちはこれくらい平気だろう」という変な根性で踏ん張ってました。

ー後半に研究室で孤立した、と言っていますが、どういう状況だったのでしょう?

研究テーマが自分にはなかなかピンとこない内容で、周りの友だちとも話が合わなくなっていったんです。

実験のデータを共有するときにみんなで集まったりするんですけど、会話に入れなかったり、意見が言いづらかったりして…。

いつの間にか輪から外れてしまい、就職活動の情報も共有しづらくなりました。

ーその経験は、その後の就活や社会人生活にどう影響しましたか?

自分の居場所を作ることの難しさを痛感しましたね。

孤立すると情報も手に入りづらいし、気持ちも落ち込みやすい。

社会に出たあとも、「チームで働くうえでのコミュニケーションの大切さ」は意識するようになりました。

就活失敗の原因の一つも、研究室での孤立が影響していたかもしれません。

初めての正社員経験。カラオケ機器の営業職で感じたやりがい

ー大学卒業後、最初にカラオケ機器の営業職に就いたそうですが、どういう経緯でその仕事を選んだのですか?

就活ではなかなか苦戦していたんですけど、偶然求人広告で見つけて「営業なら人と接するし、自分の体力や根性が活かせるかも」と思って応募したんです。

面接では、部活で培った根性やバイトの経験をアピールしたら採用されました。

ー具体的にどんな業務を担当していたのでしょう?

お客様のニーズを聞いて、「このカラオケ機器を導入すると、こんな楽しい空間が作れますよ」って提案する形ですね。

新しいゲームを取り入れたり、飲食とコラボさせるプランを一緒に考えたり、アイデア勝負な面もあって面白かったんですよ。

お客様が「それ、いいね!」って言ってくれたときは大きなやりがいを感じました。

ーやりがいを感じながらも、その後辞めてしまった理由は何だったのですか?

営業自体は楽しかったんですけど、だんだん売り上げのノルマがきつくなってきて、思うように数字が伸びなくなったんです。

社内の評価も下がり始めて、焦って空回りするような状況でした。

やりがいはあったけど続けるのが難しくて、結局退職を決断しました。

携帯ショップ勤務。人間関係と退屈な職場がもたらした挫折

ずっとフリーター やばい

ー次に携帯ショップで働いたそうですが、その職場はどんな雰囲気でしたか?

人間関係が割とドライというか、コミュニケーションが少なかったですね。

淡々と作業して、成果が出た人だけ評価される感じ。月に何件機種変更を獲得できるかがポイントなんですけど、僕はだいたい3件くらいで止まってしまって。

周りは15~20件取る人もいたので、正直「置いてきぼり」感が強かったです。

ー退屈さを感じていたとのことですが、それは具体的にどういう部分が退屈だったんでしょう?

作業がルーチン化していて、あまり創意工夫できないのが辛かったですね。

お客さんとの会話も「スマホのプランや機種の説明」が中心で、同じ説明を繰り返す日々というか。

営業のように自分のアイデアで動ける機会が少なくて、モチベーションを保つのが難しかったです。

ー体調を壊した原因は、人間関係だけではなかったんでしょうか?

そうですね。やっぱり職場全体がピリピリしていたのと、成果を求められるわりにやりがいを感じにくい空気があって、精神的に消耗してしまいました。

結局、耐えきれなくなって休職して、そのまま辞める形になりました。

自分にはもっとアクティブに動ける環境が合っているんだろうなと再認識しましたね。

就活再開と連続不採用。フリーター生活を始めたきっかけ

ー携帯ショップを辞めたあと、再び就活を始めたそうですが、なかなか結果が出なかったんですよね?

そうなんです。合計20~30社に応募して、面接を5社くらい受けました。でもすべて不採用で…。

自分としては「営業経験もあるし、体力もあるし」と思っていたんですけど、年齢や経歴が中途半端に映ったのかもしれませんね。

どんどん自信が削られていきました。

ーなぜそこでフリーターとしてアルバイトを選んだのですか?

貯金も底をつき始めていて、もう何でもいいから収入を得なきゃいけない状況でした。

そんなときにボウリング場のアルバイト募集があって、時給はそこそこだけど、面接もすぐ決まるだろうと思って飛びついたんです。

結果的にそこに落ち着いちゃった感じですね。

ーその「フリーターでアルバイトを続ける」選択について、当時どんな気持ちだったんでしょう?

正直、悔しさもありましたよ。正社員として復帰したかったけど、採用されず、お金も必要でアルバイトを選ばざるを得なかった。

でも背に腹は代えられない状況で、「いったんこれで生活費を稼いで、またタイミングを見て就活しよう」と自分に言い聞かせていた感じです。

アルバイト遍歴:ボウリング場の接客業務と収入の不満

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ーボウリング場でのアルバイトはどんな仕事内容が中心なんでしょう?

主にフロントで受付をしたり、シューズやボールの貸し出し、レーンの清掃やトラブル対応ですね。

お客さんのレーンに不具合が起きたときは、すぐに確認しに行って直したりすることもあります。

接客自体は好きなんで、居心地は悪くないです。

ーそれでも収入面に不満を感じているようですが、具体的にはどれくらい稼げているのですか?

月の総支給が20万円前後で、実家暮らしだからまだ食べていけるけど、貯金や将来の資金を考えると足りないと感じます。

自分としては「将来は月100万円稼ぎたい」という夢があって、今の給料じゃ全然遠い話だなと痛感しています。

ー“アルバイトで生活費を稼ぐ”という状況は、今後も続けていくつもりはあるんでしょうか?

正直、そろそろ限界かなと思ってます。

生活はなんとかなるけど、未来が全然見えないんですよね。

ずっとフリーターを続けるのはリスクが大きいと分かっているので、これを突破口にするために就活を真剣に再開する必要があると感じています。

28歳で焦り始める:職歴の空白とフリーター生活の限界

ー28歳になってから特に焦りを感じ始めたそうですが、そのきっかけは何だったんですか?

同級生たちがキャリアアップしたり結婚したりしている姿を見ると、どうしても比較してしまうんですよね。

「俺だけまだアルバイト…」って思うと、将来が不安になってきます。

親も年を取ってきているし、早く自立しなきゃというプレッシャーも大きいです。

ーフリーターを続けていることで、一番のデメリットは何だと思いますか?

一番はやっぱり職歴の空白でしょうね。1~2年ならまだしも、これだけ長引くと面接で必ず「どうして今まで?」と聞かれます。

何とか説明しても「この年齢でアルバイトが中心か…」という雰囲気を感じてしまうのがつらいですね。

ー具体的に「限界」と思う部分はどんなところでしょう?

収入面の不安だけでなく、将来に対するビジョンが描きにくいんです。

正社員じゃないと、転職活動でも不利になりがちで、スキルアップの場も限られる。

アルバイトを続けながら何か勉強する余裕もあまりないので、これ以上続けるのは危険だと感じています。

※フリーターとして働く人びとの体験談は、以下の記事にまとめられています。

転職エージェントの利用と挫折:プライドを傷つけられた経験

ずっとフリーター やばい

ー転職エージェントにも登録したそうですが、最初はどのような対応を受けましたか?

ぶっちゃけ、やっかいもの扱いみたいな感じでしたね。

「28歳でフリーター期間が長いと、紹介できる求人が限られます」とか、「正社員経験が少ないと厳しいですよ」みたいなことをかなりストレートに言われました。

プライドが高いわけじゃないけど、「そこまで言わなくても…」と凹みました。

ーそういった厳しい言葉を受けて、どう感じたんでしょう?

最初は本当に落ち込みました。「やっぱり俺はダメなのかな?」って。

でも後から冷静に考えると、それが現実なんだろうなって気づきました。

年齢と職歴、アルバイト中心の経歴をどうポジティブに見せるかが重要なんだなって。

ーその後、エージェントとのやり取りはどうしているのですか?

別のエージェントにも登録してみたり、自力で求人を探したり、まだ試行錯誤中です。

あまりにも相性が悪いアドバイザーには執着せず、他を探すようにしています。

自分のプライドを守るより、就職のために動くほうが大事ですから、少しずつ前向きに動いています。

接客や営業の適性:残業も厭わないほどのやりがい志向

ー接客や営業に興味があるとのことですが、具体的にはどんな仕事スタイルが理想ですか?

お客さんの要望を聞きながら、こちらから提案していくスタイルが好きですね。

カラオケ機器の営業時代に培った「アイデアを出して相手を喜ばせる」という感覚はやっぱりやりがいが大きいので、そういう仕事を続けたいと思っています。

ー残業時間が多くても、やりがいがあれば頑張れるとおっしゃっていますが、それはどんなモチベーションからくるのでしょう?

仕事の成果がちゃんと自分に返ってくるなら、多少の残業や苦労は惜しまない性分なんです。

むしろ忙しいほうが燃えるタイプで、アルバイトの頃から「がむしゃらに働いて稼ぐ」ことには抵抗がありません。

インセンティブがある環境なら、なおさらやる気が出ますね。

ーでは、「稼ぐこと」自体が一番のモチベーションなのですか?

お金は大きなモチベーションの一つですが、それだけじゃないですね。

自分で動いて結果を出して、それが数字や評価に反映されると嬉しいんです。

「お客さんが満足してくれた」って実感が得られれば、さらに頑張ろうと思えるんですよね。

お金とやりがい、両方を追いかけたいんです。

“ずっとフリーターはやばい”と気づく今:正社員復帰と高収入への展望

ずっとフリーター やばい

ー最後に、“ずっとフリーターはやばい”と感じた決定的なきっかけは何でしょう?

28歳になって、周りがキャリアを積んだり、家庭を持ったりしてるのを見たときに、強い危機感を覚えたんです。

さらに、自分が応募する求人も年齢的に選択肢が狭くなる一方で、「このままフリーターじゃ将来どうなるんだろう」って焦りが一気に爆発した感じですね。

ーこれから正社員として働きたい理由は、単に収入だけではなさそうですね?

そうですね。お金も大事ですけど、やっぱり「自分はこの仕事で成長している」「社会に貢献している」という実感が欲しいんです。

フリーターだと短期的には自由だけど、長期的な視点で自分のキャリアを積むことが難しい。そこが嫌になってきたんです。

ー高収入を目指したいとのことですが、具体的にどんな目標を持っていますか?

今は年収700~800万円を目指したいという欲張った目標を掲げています。

実家で暮らしているので、早く独り立ちして親を安心させたいですし、そのうえで趣味のサイクリングにも十分なお金を使えるくらい稼ぎたい。

「自分の力でしっかり稼ぎ、さらにやりがいを感じる」そんな正社員の道を選べるように、今まさに頑張りたいと思っています。

※フリーターから正社員になった人の体験談は、以下の記事でまとめて紹介しています。

参考:28歳フリーターにおすすめの転職エージェント

UZUZ

ずっとフリーター やばい

UZUZ 』は、フリーターや第二新卒などキャリアに不安を感じる方に特化した転職エージェントで、これまで68,000人以上の就職支援実績があります。

特に、28歳の無職からIT業界のエンジニアに就職し、年収0円から350万円に成長した成功事例もあり、28歳でフリーターの方の可能性を最大限に引き出してくれます。

UZUZの魅力は、内定獲得ノウハウの豊富さに加え、厳しい基準でブラック企業を徹底排除していることです。

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