不動産営業 きつい
不動産営業をやめようか迷っている人『不動産営業に就職したけど、ノルマやプレッシャーが想像以上にきつい…。実際に不動産営業を辞めた人の話を聞いてみたい!』

このような方に向けて、記事を書いています。

結論からいうと、不動産営業を辞める人の多くが、『売上ノルマがきつい』『上司のプレッシャーがやばい』『精神的ストレスに耐えれない』を理由に退職しています。

実際に不動産業界では『厳しいノルマ』や『長時間労働』が当たり前の会社が多く、入社1年以内に辞める新卒社員がめちゃくちゃ多いです。

ちなみに、不動産会社の中には、新卒社員に過剰なプレッシャーを与えて、社員の身内に物件を買わせる会社もあるようです…。

ドフラ
こんにちは。26歳まで倉庫作業員だった、ドフラです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。

僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計978名の方にインタビューしてきたので、不動産営業を辞める人のリアルな情報をお伝えできると思います。

この記事では、僕が実際に話を聴いた、元不動産営業の寺田裕樹さん(22歳男性・仮名)の体験談をもとに、『不動産営業がきつい理由』から『不動産営業から転職に失敗しない方法』までを解説しています。

この記事を読めば、不動産営業の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。

3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。

『今すぐ自分に合う仕事が知りたい!』という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。

不動産営業がきつい理由【新卒1年目で転職した僕の体験談です】

不動産営業 きつい

世間的には、なんとなく『不動産営業はきつい』というイメージがありますよね。

それにも関わらず、毎年多くの新卒社員が、不動産営業に就職します。

これはなぜか?

その理由は、就職フェアなどのイベント会場にいるスカウト担当が、かなり優秀だからです。

今回紹介する、元不動産営業の寺田裕樹さん(22歳男性・仮名)の場合も、新卒で不動産営業に就職した理由は『就職フェアでの印象が良かったから』です。

寺田裕樹さんが不動産営業に就職するまでの流れは、次の通り。

就職フェアで社員に声をかけられる

なんとなく話を聞いてみる

やりがいがあって楽しそうに感じる

インターンに来ないか?と誘われる

とりあえずインターンに行ってみる

社内で手厚くサポートしてもらえる

社員との面談を何度もやってもらえる

インターン後に内定をもらう

この会社なら良いかもと思って内定承諾する

そのまま不動産営業に就職する

上記のとおり、優秀なスカウト担当の社員から始まって、インターンで囲い込んでいくという感じですね。

就職活動から早く解放されたい就活生にとっては、インターンからそのまま入社できるのは楽なので、あまり深く考えずに内定承諾する人が多いようです。

そして実際に入社してみると、想像以上に営業ノルマが厳しかったり、直属の上司のプレッシャーがきつかったりして、これ以上続けるのは無理だ…となってしまうのです。

不動産業界はきついけど離職率が低い!なんで!?

不動産営業 きつい

不動産営業はきついといわれますが、実は『不動産業界の離職率は低い』です。

厚生労働省が発表した『雇用動向調査結果の概要』によると、不動産業界の離職率は『15.1%』となっているので、世間的なイメージよりも実際の離職率は低めです。

これって意外ですよね?

実際に以前の不動産業界は、『ブラック企業が多い』というイメージによって、採用難が続いていました。

しかし、現在はホワイト化を進めている不動産会社も多く、それが離職率の改善に繋がっているようです。

僕がインタビューした、不動産管理会社に勤める岩田信明さん(21歳男性・仮名)は、『営業ノルマも残業もほとんどなくて、めちゃくちゃ楽ですよ!』と言っていました。

では、どんな会社の不動産営業だと、離職率が高くなるのか?

不動産営業で離職率が高いのは、テレアポやキャッチなどによる新規開拓がメインの不動産営業です。

新規開拓がメインの不動産営業の場合、職場はかなり体育系です…。

不動産営業の厳しい世界でもやっていけるような『強靭なメンタルを持つ人たち』しか生き残れないので、会社全体の雰囲気も必然的に体育会系になる、というわけですね。

そのため、直属の上司は『俺たちも新人の頃は厳しくされたから、新人が成長するためにも厳しく指導してあげないと!』と本気で思っています。

ですから『上司が新卒社員のために良かれと思ってやっていること』が、新卒社員にとっては過度のプレッシャーとなり、退職に追い込んでいるのです…。

不動産営業のテレアポはきつい!【1日100件電話してました…】

不動産営業 きつい

新規開拓がメインの不動産営業の場合、テレアポ業務が必ずあります。

新規物件を購入してもらえそうな見込み客を発掘するために、会社からリストが渡されて、そこにひたすら電話をかけまくるのです。

1日100件以上は電話をかけるので、1ヶ月で2,000件以上は電話をかけていることになります。

成果の目安としては、約2,000件くらい電話して、1件の成約につながれば、新人の成績としてはかなり優秀という感じです。

寺田裕樹さんは不動産営業のテレアポ業務について、『テレアポの95%以上は断られるので1週間くらいで断られることには慣れました。でもたまに電話に対して怒る人もいたのでそれはストレスでしたね。1日中電話していると、なんでこんなことしているんだろう?と思うときもあってきつかったです…』と言っていました。

不動産営業のテレアポは、自分から売り込みをしなければいけなかったり、電話で相手を説得しなければいけなかったり…とかなり大変です。

電話営業に耐えれるメンタルがないと、不動産営業を続けるのは厳しいですね。

不動産営業の上司はきつい!【地獄すぎてメンタル崩壊した体験談】

不動産営業 きつい

不動産営業は上司がやばい人間だと、職場が地獄になります…。

不動産営業のテレアポ営業は迷惑がられますし、路上での声がけもほぼ無視されます。

それにも関わらず、上司からは毎日プレッシャーをかけられるので、何としてでも結果を出さないとマズイです。

ちなみに寺田裕樹さんの場合は、『絶対に手ぶらで帰ってくるなよ!』『嫌ならいつ辞めても良いぞ!』などと言われており、毎日が精神的なストレスとの戦いでした…。

外出中は2時間おきに上司から電話がかかってきて、1日中監視されているような感覚だったようです。

結果を出せずに会社に戻ると、大声で怒鳴り散らされて、大量の罵声を浴びせられ、机を蹴って威圧される…。

これは、さすがにきついですよね…。

ここだけの話、上司が新人だった頃は、暴力を振るわれていたこともあったそうですが、今は絶対に禁止となっており、その分暴言がものすごいことになっているようです。

寺田裕樹さんは元柔道部だったので根性はある方でしたが、さすがにこの生活は長く続けれない…と思い、不動産営業を辞める決心をしました。

寺田裕樹さんは不動産営業を辞めたことについて、以下のようにコメントしています。

『あのまま不動産営業を続けていたら精神的にやられていたと思うので、ストレスで潰される前に辞めれて本当によかったです。不動産以外の仕事に転職してみると、いかに自分が狭い世界にいたかを痛感します。不動産営業が辛くて悩んでいる人は早めに転職した方がいいと思いますよ。』

上司が怖くて退職を言い出せず、退職代行で不動産営業を辞めました…

不動産営業 辞めたい

ここまでの内容からもわかるとおり、不動産営業の仕事はかなりきついです。

不動産営業がきついと思う理由の多くは、上司からのプレッシャーや精神的ストレスに耐えれないから、です。

しかしそのいっぽうで、上司たちも嫌がらせがしたくてプレッシャーをかけているのではなく、本気で新人の成長を思ってやっている場合もあります。

不動産営業を辞めたい新人にとっては、これが結構やっかいです。

上司たちが、ただの意地悪でプレッシャーをかけてくるのなら、心置きなく退職届を出せますが、自分の教育のためにやってくれていると思うと、なかなか退職の話を言い出せませんよね…。

寺田裕樹さんの場合もまさにこれで、上司から『俺がお前を一人前になれるように鍛えてやるからな!普通は3ヶ月で上司はローテーションで変わるけどお前は特別に1年契約だ!』と言われていました。

ここまで上司から目をかけていてもらっていた分、寺田裕樹さんは退職を言い出せない辛さで限界でした。

寺田裕樹さんは退職を言い出せない悩みの解決策をネットで検索しているうちに、世の中に『退職代行サービス』というものがあることを知りました。

その結果、寺田裕樹さんは『お金を払ってでも退職したい!』と思い、退職代行サービスに3万円を払って、無事に不動産営業を辞めることができたそうです。

価値観は人それぞれなので、どの仕事を選んでもいいと思います。

ただし、不動産営業で働き続けることに少しでも不安を感じるなら、ほかの仕事も視野に入れたほうがいいかもしれませんね。

ドフラ
自分に向いてる仕事が知りたい方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるのがおすすめですよ。