

このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、ほかの会社に行っても、飛び込み営業のリフォーム営業はきついです。
そもそもリフォーム営業は離職率の高い職種なので、働く業界を変えないときつい状況は改善されません。
『不動産業界に興味があったから』『なんとなく稼げると思ったから』という理由で、リフォーム営業に就職する人はたくさんいます。
でも実際にリフォーム営業の仕事をしてみると、飛び込み営業が大変だったり、職場の人間関係が悪かったり…。リフォーム営業にはきつい部分も多いのです。

記事を書いている僕は26歳まで年収190万円の倉庫作業員(フリーター)でした。その後、IT業界に転職して年収500万円になり人生が変わりました。現在は20代向けに転職や副業に役立つ情報を発信しています。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計975名の方にインタビューしてきたので、リフォーム営業をやっている人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、僕が実際に話を聞いた、元リフォーム営業の田所俊介さん(23歳男性・仮名)の体験談をもとに、『リフォーム営業がきつい理由』から『リフォーム営業からの転職におすすめの職種』までを解説しています。
この記事を読めば、リフォーム営業のきつい実態がわかるので、リフォーム営業をやめるべきかどうかを判断できます。
3分で読める内容ですので、それではいきましょう〜。
※『今すぐ自分がリフォーム営業に向いてるのかを知りたい!』という方は、以下の記事で紹介する『無料適職診断テスト』を受けるほうが早いかもです。
目次
リフォーム営業がきつい理由を3分で解説します【体験談あり】

まずは今回紹介する、元リフォーム営業の『田所俊介さん(23歳男性・仮名)』の簡単な経歴を紹介しておきます。
田所俊介さんは高校を卒業後、お金が稼ぎやすそうというイメージから、従業員30名規模のリフォーム営業会社に就職しました。
親族に不動産関係の仕事をしている人もいたので、なんとなく自分も不動産業界に就職したいな~と思っていたそうです。
田所俊介さんがやっていたリフォーム営業の仕事内容は、一般戸建てに飛び込み営業をして外壁塗装のサービスを案内する、というものでした。
外壁塗装の工事単価は200万円前後で、1日約100件ほどの戸建て住宅に対して、飛び込み営業を行っていました。
その後、飛び込み営業や職場の人間関係のストレスが限界になり、これ以上続けるのは無理だと思って、リフォーム営業を退職することになりました。
現在の田所俊介さんはIT企業の営業職に転職しており、会社で年収450万円稼ぎつつ、WEB系の副業を始める準備をしています。
ここからは田所俊介さんの実体験をもとに、『リフォーム営業がきつい理由』を詳しく解説していきます。
リフォーム営業は過酷です!飛び込み営業がきつい…
田所俊介さんはリフォーム営業をやってみた結果、飛び込み営業がきつい…と感じたそうです。
毎日飛び込み営業をしており、1日約100件の一般戸建てのインターホンを押してまわっていました。
田所俊介さんが案内していた商品は、200万円前後の外壁塗装サービスです。
訪問から契約までの流れと率は、次のとおり。
訪問してインターホンを押す(100件)
↓
インターホンに出てくれる(60件)
↓
玄関から出てくる(10件)
↓
別日で主人同席のアポイントが取れる(3件)
↓
契約(1件)
毎日がこれのくり返しで、精神的に結構きつかったそうです。
ヤバい人が住む戸建てのインターホンを押してしまうと、ホースで水をかけられたり、玄関で怒鳴られたりすることもありました。
最近はマスクを着用して訪問するのが当たり前になっているので、以前よりも訪問営業の難易度は高くなっている印象です。

リフォーム営業の離職率は高い?合う人と合わない人に分かれる

世の中的には、『リフォーム営業の離職率は高い』といわれています。
そもそも営業手法が飛び込み営業の会社の場合は、離職率が高くなる傾向はありますね。
リフォーム営業の離職率が高くなる理由は、次のとおり。
・仕事量が多すぎる
・休日が少ない
・給料が安い
・人間関係が悪い
・将来が不安になる
リフォーム営業の場合、1件の工事が完成するまでに、1ヶ月~3ヶ月ほどかかります。
これを20件ほど同時並行で管理しなければいけないので、とにかく時間が足らないのです…。
それに加えて、飛び込み営業をしてノルマを追わなければいけないので、必然的に休日がなくなります。
リフォーム営業の中には、『2週間に1日しか休めない…』という人もいるようです。
また、稼げるイメージのあるリフォーム営業ですが、予想以上に給料が安いです。
田所俊介さんがリフォーム営業をやっていた頃の給料は、年収330万円ほどしかもらっていませんでした。
これはおそらく、田所俊介さんが勤めていたリフォーム営業会社が、従業員30名規模の中小零細企業で、資金力がなかったからだと思います。
毎日の飛び込み営業、休みがとれない、給料が安い…などが積み重なって、リフォーム営業を辞めていく人が続出するのです。
ちなみに、厚生労働省が発表した『雇用動向調査結果の概要』によると、不動産業界の離職率は『15.1%』となっています。
ただし、田所俊介さんが勤めていたリフォーム営業会社の離職率は『50%以上』だったようです。
つまり、2人に1人が辞めていく会社ということですね…。
リフォーム営業を辞めたいと思った理由:先輩がクズだった
田所俊介さんがリフォーム営業を辞めようと思った最大の理由は、職場の先輩たちがクズだったから、です。
『先輩がクズとか言い過ぎじゃないの?』って思いますよね。
でも田所俊介さんの体験談を聴くと、納得できると思います。
田所俊介さんには『将来自分も不動暖系の会社を起業したい!』という夢があり、そのために給料をコツコツ貯金していました。
ある日社長と話す機会があって、自分の夢のことや貯金していることを伝えたら、社長は『頑張れ!』と応援してくれたそうです。
ここまでは良い話ですが、ここからがヤバいです…。
社長は社員の働くモチベーションを高めるために、田所俊介さんが夢に向かって頑張っていることをほかの社員に伝えました。
しかし、社員のモチベーションは全く上がりませんでした。
それどころか、先輩社員たちは田所俊介さんが貯金をしていることを知って、そのお金に群がり始めたのです。
社内で顔を合わせる先輩社員たちから、『ちょっと5万円貸してくれない?』『貯金してるらしいじゃん!今日の昼飯おごってよ!』としつこく言われるようになり、もうこんな職場には居られないと思いました。
一度だけ先輩に3万円貸しましたが、やはりそのお金が返ってくることはなく、どうやら先輩のパチンコ代に消えていったようです。
これらの最悪な人間関係によって、田所俊介さんはこのリフォーム営業会社を辞めました。

リフォーム営業から転職するならIT企業の営業職がおすすめ!なんで?

田所俊介さんのように、『リフォーム営業の仕事がきつい…』と悩んでいる方も多いと思います。
ではリフォーム営業から転職したい方は、どのような職種を選ぶのが良いのでしょうか?
結論をいうと、リフォーム営業からの転職におすすめなのは『IT企業の営業職』です。
IT企業の営業職なら、リフォーム営業で培ったコミュニケーションスキルや、新規開拓営業で身に付けたメンタルが活かせるので、選考で有利になりますし、転職後も成果を出しやすいです。
さらにIT業界は市場的に伸びているので、IT業界で仕事の経験が積めれば人材の市場価値も高まります。
またITやWEBは副業との相性も良いので、将来的に副業や起業も視野に入るようになります。
転職市場での人材価値を高められる、会社員以外の働き方も選べるようになる、という2点のメリットがあるので、IT企業の営業職に転職する道を選ぶのはかなりおすすめです。
とはいえ、『どうやってIT企業の営業職に転職すればいいの?』と思う人もいますよね。
リフォーム営業からIT企業の営業職に転職したい人は、とりあえず転職エージェントに登録しておけばOKです。
転職エージェントには『未経験でも挑戦できるIT企業の求人』が豊富に揃っているので、ぶっちゃけ転職エージェントを利用するのが1番早いですね。
『リフォーム営業を辞めたい!』という方は、ぜひこの機会に行動してみませんか?
