このような方に向けて、記事を書いています。
結論からいうと、OA機器の営業が辛いなら今すぐに辞めてもOKです。
ただし、できればOA機器の営業の全体像を理解して、社内のトップ営業マンが成果を出せている理由を把握しておけるとベストです。
なぜなら、せっかく新卒で入社した会社なので、次の転職先で活かせる知識や経験を吸収しておきたいですからね。
とはいえ精神的に限界な人は、速攻で辞めちゃってください。
精神的に潰れてしまうと、そこから元に戻すのに多大な時間が必要ですから。
この記事では『OA機器の営業から転職した22歳男性の体験談』を紹介しますので、OA機器の営業を辞めようか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
僕はこのブログのコンテンツを充実させるために、累計985名の方にインタビューしてきたので、OA機器の営業から転職する人のリアルな情報をお伝えできると思います。
この記事では、OA機器の営業をしていた粕谷大輝さん(22歳男性・仮名)の体験談を元に『OA機器の営業が辛い理由』から『OA機器の営業から転職で失敗しない方法』までを解説します。
この記事を読めば、OA機器営業の未来に不安を抱えている方でも、人生を変えるための一歩が踏み出せるようになります。
3分で読める内容なので、さっそく見ていきましょう~。
※「今すぐ自分に合う仕事が知りたい!」という方は、以下の記事を読むほうが早いかもです。
目次
OA機器の営業から転職。元コピー機営業(22歳男)の体験談
まずは今回紹介する、元OA機器の営業マン『粕谷大輝さん(22歳男性・仮名)』の簡単な経歴をお伝えします。
粕谷大輝さんは大学を卒業後、新卒でOA機器の営業に就職しました。
この職業を選んだ理由は『なんとなく稼げそうだから』です。
しかし実際に働いてみると、営業ノルマが厳しかったり、自信を持って商品を提案できなかったり…。
OA機器の営業は、想像以上にきつかったそうです。
テレアポ営業と訪問営業を毎日くり返すものの、契約件数はずっとゼロのまま。
粕谷大輝さんは入社してからずっと、やりがいのない仕事に対する絶望感や将来に対する不安に悩んでいました。
この先何年も今の生活が続くのか…と思うと、どうしても受け入れられませんでした。
そして、粕谷大輝さんは入社1年目で、OA機器の営業を辞めたのです。
OA機器の営業はきつい!高齢者に6年契約は罪悪感がやばい
粕谷大輝さんがやっていた仕事内容は、コピー機やFAXなどのOA機器を中小零細企業に販売する、というものでした。
なんか言葉だけ聞くと、まともなビジネスに思えますよね?
でも問題がありました。
それは『高齢者に6年契約を結ばせていたこと』です。
粕谷大輝さんは、個人店や中小零細企業を経営する60代70代の方に、6年のリース契約を申し込ませることが、どうしても納得できませんでした。
なぜなら、お客様は既にコピー機やFAXを持っている状態でしたし、この先6年も経営していくようには見えなかったからです。
要するに『不要なものを無理やり高額で売ること』への罪悪感ですね…。
粕谷大輝さんは『一歩間違えれば詐欺みたいな仕事だな…』と思っていたようです。
【体験談】200万円のリースを組ませる営業はとにかく辛い!
粕谷大輝さんが販売していたOA機器の金額は『約200万円』でした。
もちろん事業を運営する上では、ある程度の投資が必要です。
しかし、高齢者が細々とやっているビジネスに、200万円もするOA機器が必要でしょうか?
粕谷大輝さんは『この人には絶対に必要ないだろうな…』という気持ちに嘘がつけず、商談に行ってもクロージングできずに帰ることがほとんどでした。
そのため、毎日のように上司から契約が取れないことを詰められて、その度に心がすり減っていきました…。
その結果、『ここで頑張っていても未来はない!』という思いが強くなっていったのです。
OA機器営業は上司ですらノルマ達成は無理ゲーだった
粕谷大輝さんの会社では、各営業マンに販売ノルマが課せられていました。
ノルマの内訳は、次のとおり。
- 商品単価:約200万円/件
- リース期間:6年
- 販売目標:3件/月
- 月間売上目標:600万円
なかなか厳しいですよね…。
200万円もする高額商品なんて、そんなに簡単に申し込まないですよね?
しかもOA機器を入れ替えるとなると、会社にとっては大きなイベント。
長年使い慣れてきたOA機器を新しくするのは、覚えることも多くて面倒くさいと思われます。
だから毎月3件をコンスタントに受注するのって、ぶっちゃけ無理ゲーなんですよ…。
実際に粕谷大輝さんが勤めていた会社では、誰もノルマを達成できていなかったそうです。
先輩や上司ですら未達なわけですから、新卒社員が目標達成をイメージできるわけないですね。
OA機器の営業が辛いなら今すぐに転職しよう!
今回は元OA機器の営業マン『粕谷大輝さん(22歳男性・仮名)』のインタビュー内容を紹介しました。
正直、OA機器の営業はきついですね…。
もちろん中には優秀な成績を出している方もいると思いますが、普通のメンタルでは心が折れてしまいます。
- 不要なものを高額で売り付ける
- 高齢者に6年リースを組ませる
- 人を騙している気持ちになる
上記のとおり。
OA機器の営業は、この辛さとの戦いかと。
では、この辛さを乗り越えると何が手に入るのか?
- 不要なものを高額で売り付ける営業力
- 高齢者に6年リースを組ませる説得力
- 人を騙す気持ちを無視できる精神力
これらを手に入れても、人生が充実するとは思えませんね…。
どうせ頑張るなら、仕事にやりがいの持てる環境で、頑張りたいと思いませんか?
もし今の段階で『OA機器の営業が辛くて辞めたい…』と思うなら、今すぐに転職しておくのが安全かと。
先の見えない状況でもがき続けるよりも、将来に希望を持った状態で努力する方が、何倍も価値がありますからね。
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